「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

大神島

2006年06月02日 | 沖縄の旅案内
神の島、大神島に行った。宮古島の畑の中にある分かりにくい道を行き、島尻港から15分ほどで大神島へ。人口50~60人、小中学校が一つ(小学生はいないので休校中、中学生二人)、島唯一の商店はオバアが高齢のため廃業、というちっぽけな島。

ハイビスカスがひっそりとあたりに咲き誇る小さな港につくと、目の前が学校・公民館。その脇の道(メインストリート!)を上っていくと、100mくらいの間に家が20戸ほど立ち並び、終点に井戸があり、遠見台への急な階段が続く。ただそれだけ。

階段の終点は小高い見晴台で、宮古島、池間島にかかる池間大橋、はるか向こうに伊良部島が見える。これは絶景。

見晴台の麓にある岩には、がじゅまるが絡み付いており、神の島らしくいかにも神聖な様子。写真を撮るのは憚られたが、一緒にいた地元のオバアは、「昔はこの岩に乗ってよく遊んだのにねえ・・・」

誰もいない海辺では、ガラスの破片をちりばめたかのうように、ルリスズメダイが青色に光り輝く。

小さな旅で遥かな気分が味わえた。