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なんでそうなった?割とマジで見た目がヤバイ、だけどすごく面白い10のキノコ・菌類

2016年10月26日 | 世界びっくりニュース
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 菌類はある意味アウトローであり動物や植物という分類からはみ出してしまっている感がある。遺伝子的には植物よりも動物にずっと近いのだが、長い間植物と考えられてきた。細胞の構造や生態もまたユニークで、完全に独自の界に属している。

 彼らは進化によって奇妙な姿へと変貌を遂げた。ここで紹介するのは、その中でも奇妙な10種の菌類だ。キノコのおいしい季節だが、これらの菌類を食べようという勇気はあまり湧いてこないかもしれない。

10. 死人の指(学名:Xylaria polymorpha)

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 年の大半を地中で過ごす菌類は多い。それを見ることができるのは、胞子を作る部分を地上に突き出したときだけだ。菌類が子孫を撒き散らすための手段がキノコである。だが、どの菌類でもキノコを作るわけではない。

 節くれだった黒い構造をにょっきりと突き出すマメザヤタケには英名で”死人の指”という別名がある。言い得て妙だろう。まるで地中から這い上がろうともがきながら命を落とした死者の指のようだからだ。黒い表面は胞子を作る部分で、地中にある腐った植物の上に生えている。


9. 悪魔の歯(学名:Hydnellum peckii)

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 学名のヒドネルム・ペッキー(Hydnellum peckii)よりは、“血を流す歯”、”苺クリーム”、”赤い分泌液の歯”、”悪魔の歯”と呼ばれることがほとんどだ。どれもそのショッキングな外見を表したものだ。その傘の上部から鮮やかな赤い液体がにじんでいる。

 マツの根に取り付き、土壌からの栄養取得を助ける。これはよくある戦略で、菌類と共生関係にある植物は多い。菌類は根よりもうまく土壌に入り込むことができるからだ。菌類は植物から糖を得る代わりに、宿主にミネラルを与える。

 血のような物質ができる理由は定かではない。液体の解析からは、それがアトロメンチンという抗凝固作用のある化学物質を含んでいることが明らかとなっている。つまり悪魔の歯はあなたを出血させることが得意かもしれないということだ。


8. スッポンタケ(学名:Phallus impudicus)

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 学名のPhallus impudicusはラテン語で”恥知らずな男根”を意味する。地中の”卵”から突き出た構造を一目見れば、なぜそのような名がつけられたのかおわかりだろう。しかも1時間で25センチにも成長する。まったく恥知らずだ。
 
 英名をコモンスティンクホーン(common stinkhorn :普通の臭いツノ)というが、それもまた完璧なネーミングだ。臭いのだ。子実体の先端は悪臭を放つネバネバした物質に覆われている。これが周囲のハエをおびき寄せ、胞子を体に付着させる。

 チャールズ・ダーウィンの孫娘エティ・ダーウィンはその姿に衝撃を受け、嫌悪のあまり朝早く起きて、見つけたものを手当たり次第切り倒したという。


7. ヒトヨタケ(学名:Coprinopsis atramentaria)

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 その最初は退屈な見た目のキノコだ。だがすぐに平らで、薄茶色の傘は黒くなり始める。次第に溶けているかのように、地面に滴り落ちる。インクが滴り落ちる様子から英名をインクキャップ(インクの傘)という。

 “酔っ払いの毒”という別名があるヒトヨタケには、もう一つ不気味な側面がある。かすかに香りがして、あまり食欲をそそらない外見にもかからわず美味とされるが、これをアルコールと一緒に口にすると大変なことになる。アルコールに混ざると危険なコプリンという化学物質を含有しているからだ。飲んでから数日経って食べても中毒症状を呈する。


6.オクトパス・スティンクホーン(学名:Clathrus archeri)

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 “悪魔の指”とも呼ばれる。スッポンタケ科の仲間と同じく、地中や表面にはキノコのようなものがあり、そこから孵化するように成長する。日本ではタコスッポンタケと呼ばれることもあるが、正式な和名ではないという説もある。

Clathrus archeri (Devil's Finger's / Octopus Stinkhorn fungi) erupting from their eggs time lapse


 ハエを引き寄せる悪臭を放ち、それを媒介して胞子を拡散させる。孵化すると4~8本の”指”がにょっきりと伸びてくる。

 これは食べられないが、他のスッポンタケ科の仲間は食べることができる。ゼラチン状の卵はどうみても美味しそうには見えないが、珍味として重宝する国もある。だが、悪魔の指に関しては食材として珍重されるといったことはない。


5. サビ菌の一種(学名:Gymnosporangium juniperi-virginianae)

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 複雑なライフサイクルを持つ菌類で、ちっとも可愛くない。リンゴやセイヨウネズに寄生し、これがなければ生きることはできない。

 5月頃、胞子がリンゴの葉に付着する。するとその葉の裏にグロテスクな病斑が生じる。ここから胞子が放出され、別のセイヨウネズへと広まる。

 感染したセイヨウネズにはまるで腫瘍のような丸い瘤が出来上がる。これが”瘤病(cedar apple)”の名の由来だ。瘤からは黄色い突起状のものが現れる。ここに暖かい雨が当たると、胞子が放出され、再びリンゴに感染。サイクルが続けられる。

4. ノムシタケ属(学名:Cordyceps)

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冬虫夏草とも呼ばれ、漢方などで重宝される。中国ではスープの具材としても利用される。スープの具材としてキノコは世界的に一般的なもので、それ自体は特に珍しくない。ノムシタケ属が変わっているのは、昆虫やクモの体内から生えてくることだ。

 昆虫に感染するには、胞子たった一つで十分だ。体内に侵入すると、昆虫の内臓を養分にして急速に成長する。搾り取るだけ搾り取ると、ありとあらゆる開口部から細長い子実体を伸ばし、胞子を飛ばす。

Cordyceps: attack of the killer fungi - Planet Earth Attenborough BBC wildlife


 ノムシタケ属の中には特に狡猾なものがいる。アリの体内に感染すると化学物質を分泌して、宿主を木の先端へ登らせ、顎でしがみつくよう脳に指令を出す。こうすれば、胞子を飛ばしたときに他のアリに感染しやすくすることができる。


3. 発光性キノコ

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 生物発光する菌類は多い。だが、その理由について確かなことは明らかとなっていない。有力な説によれば、臭いでハエをおびき寄せるスッポンタケと同じく、昆虫を集めるためだという。電灯の光に群がる虫のように、キノコにおびき寄せられた昆虫は胞子の拡散を手助けする。

 キノコが光るという現象は数千年も前から知られていた。腐った木に灯る不気味な緑色の光(実はこれを分解する菌類によって作られている)は、狐火と呼ばれてきた。光はルシフェラーゼという酵素が原因だ。キノコが光る仕組みが判明した今、遺伝子工学で闇夜に光る木を作ることも可能ではないかと推測されている。


2. シャグマアミガサタケ(学名:Gyromitra esculenta)

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 昆虫の脳をターゲットとするノムシタケ属のキノコがある一方で、脳そのものの姿をしたキノコもいる。シャグマアミガサタケだ。

 アミガサタケは高級食材として珍重される。そのいずれもが蜂の巣のような外見である。しかし、菌学の世界は、姿は似ているもののお勧めできないキノコであふれている。そのためアミガサタケの仲間の多くには、”ニセアミガサタケ”の名称がつけられている。不用意に食べてしまう人がいるということだ。

 シャグマアミガサタケはグロテスクな外見で、未調理の状態では毒性もある。だが、スカンジナビア半島では食用とされている。ただし、調理し、毒抜きをした状態で食べたとしても、死に至ることもある。繰り返し口にするうちに体内に毒が蓄積するからだ。


1. アカイカタケ(学名:Aseroe rubra)

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 こちらもスッポンタケの仲間だ。オーストラリア原産のものとして初めて記載された菌類である。

 学名のAseroe rubraは、スッポンタケの特徴であるハエを引き寄せるためのネバネバとて悪臭を放つ基本体を表したもの。ギリシャ語で”胸が悪くなるような汁”という意味だ。ゼラチン状でオリーブブラウンの基本体には胞子がぎっしり詰まっており、集まってきたハエの手足や体に付着して運び去られる。

Timelapse: Aseroe rubra emerging


 “卵”から芽吹いたあと、6~10本の枝分かれした触手状のものを伸ばす。これがイソギンチャクに似ていることから、英名をアネモネ(イソギンチャク)スティンクホーンという。

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