mirojoan's Blog

世界びっくりニュースへのコメントだよ!
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ミニカーに実際の景色を組み合わせて、古き良き時代のアメリカの光景を見事に再現。

2013年11月18日 | 世界びっくりニュース

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 ミニカーやジオラマ模型を利用し、遠近法を使ってうまく実際の景色と組み合わせることで、古き良き時代のアメリカのストリートを再現したという、面白神業テクニックにより生み出された写真と、その撮影風景がわかる写真が公開されていた。

 カメラマンでありモデルメーカーのアメリカ人、マイケルポール・スミス氏は25年にわたり、遠近法、錯視を利用した素晴らしい作品を撮り続けている。再現されているのは20世紀半ばのアメリカの風景。カメラのアングルを調節することで、おもちゃが実際の風景に溶け込んでいく。どこまでがおもちゃでどこまでが実際の風景化まったくわからなくなってくるから不思議で面白い。

■1.仕上がった写真

撮影風景


■2.仕上がった写真

撮影風景


■3.仕上がった写真

撮影風景


■4.仕上がった写真

撮影風景


■5.仕上がった写真

撮影風景


■6.仕上がった写真

撮影風景


■7.仕上がった写真

撮影風景


■8.仕上がった写真

撮影風景


■9.仕上がった写真

撮影風景


■10.仕上がった写真

撮影風景


■11.仕上がった写真

撮影風景


■12.仕上がった写真

撮影風景


via:twentytwowords

☆ミニカーの精度に感心するわい!

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【高画質】アイスランドの美しさを凝縮、「エレメント・アイスランド」

2013年11月15日 | 世界びっくりニュース

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 極寒の地、アイスランドの今年9月の表情を捕えた超美麗タイムラプス映像。水の流れがまるで生命体のように意思をもっているかのようで、空にかかるオーロラの素晴らしさは筆舌に尽くし難いとはまさにこのことだ。

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スクリーンショット






















☆一日中、テントはつらいぜ!

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世界広がる7つの謎

2013年11月13日 | 世界びっくりニュース

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 過去30年間のめまぐるしい技術進歩により、これまで「謎」とされてきた様々な現象が解明されつつある。新たなる研究により、その正体が解明されつつあるものもある一方、いまもって謎につつまれたものもある。ここでは、世界に広がる「謎」とされる7つの事象についてみてみることにしよう。

ソース:Strange Topics That Need More Explanation

1.バークリーの謎の壁


 サンフランシスコのイースト・ベイに沿った丘に、古代の奇妙な壁がある。この壁についての詳細記述は残されていないので、その起源はわからない。この壁は、玄武岩が隙間なく合わさったものが基礎になって作られていて、バークリーからミルピータス、果てはサンホセまでの丘の尾根に沿って南へ続き、その長さは80キロにもなる。

 年月の経過で、所々崩れてはいるが、壁は曲がりくねり、急に折れたり上ったりしている。しかし、何かを囲っている様子もなく、実用的な目的に使われたのかどうかもわからない。壁は山々をまいて、ディアブロ山へと続き、ここには直径9.1メートルの奇妙なストーンサークルが見つかっている。一番保存状態がいい箇所は、ミルピータスの東にあるモニュメント・パークのあたりで、壁の高さは1.8メートル、幅90センチ。詳細な調査をしていないのでいつごろのものなのか、正確な年代はわからない。

 ヨーロッパ人が入ってくる前は、オーローンインディアンが住んでいたが、彼らは壁を使わなかったようだ。サンルフランシスコ湾の西に向かって、ポイントレイズに別の壁がある。トマレスポイント半島を二分するように、400以上の岩が慎重に並べられている。誰がこの壁を作ったのかはわからないが、防御要塞か、インディアンの部族との境界線として使われたのではないかと言われている。1904年、カリフォルニア大バークリー校のジョン・フライヤー教授は、壁はヨーロッパ人が来る前に中国人の移民が作ったという説をとなえた。

2.アポロ11号の消えたテープ


 1969年7月21日、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが月面を歩いた映像が、世界中に放映されたが、当時の技術の限界で、映像はかなり不鮮明だった。限られた帯域でしか、映像のシグナルを伝送できず、地球に送るには多重送信しなくてはならなかった。アポロ11号の月面歩行の映像は、SSTV(スロースキャンテレビ)のフォーマットで伝送された。
 
 もともとSSTVは、既存のNTSC(全国テレビジョン方式)やヨーロッパのパル方式、フランスのセカム式とは相性が悪いので、映像を変換する必要があった。映像の信号を高品質ビデオモニターに送り、従来のテレビカメラで録画し直して全世界に放映された。

 さらにモニターやカメラの光学的技術の限界のせいで、コントラストや明るさの精度が低く、オリジナルのSSTVの映像の解像度も悪かった。2006年に、NASAがこのオリジナル版を含む磁気テープのデータを700箱分も紛失した大失態がが明るみになった。重要な証拠を失くすというこの失敗のせいで、月面歩行は捏造だったという陰謀説に油を注ぐことになったのだ。

3.マルタ島のカートラッツ(馬車のわだち)


 マルタ島の西海岸ディングリクリフ近くにある先史時代の遺構。マルタ島は地中海の中央に位置する南ヨーロッパの国で、シチリアから80キロのところにある。岩の上につけられた複雑に交差する、馬車のわだちのようなこの痕跡は最大のミステリーである。

 1647年、採石場から切り出した岩をアフリカへ輸出することになり、それらを海に向かって運んだ時にできた跡だと言われているが、どのようにできたのか、目的は何なのか、現在もはっきりしていない。考古学者は、紀元前2000年頃に、シシリアからマルタに入植者が入ってきた時にできたものではないかと言っている。

 このわだちはマルタ島周辺のゴーゾ島などでも見られる。ディングリクリフ付近のものは、わだちが錯綜して交差点で渋滞しているように見え、その方向もさまざまで定まっていない。わだちの溝の深さは平均60センチ、両輪?の幅は110から140センチ。痕跡の距離は数百メートルにも及び、最後は水中に消えている。大きな岩の周りに円を描くような跡もある。人間のそりの跡、古代の灌漑システムの遺物など、さまざまな説がある。最近の調査からは、木製の車輪をもつ馬車が柔らかい石灰石に食い込んでできた跡である可能性が指摘され、これが本当ならば、マルタ島の古代の交通網の証拠となる。

4.南極ウィルクスランドのクレーター


 南極大陸東部の広大な地域のことで、1838年アメリカの探検隊を指揮したチャールズ・ウィルクス中尉の名にちなんでつけられた。この時初めて、南極が大陸であることがわかった。

 1962年、このウィルクスランドの氷河の下に巨大なクレーターがあると報告された。2006年に重力測定をしたところ、480キロにも及ぶクレーターがあることが証明された。中心は70°S、120°E、約25000万年前にできたものらしい。レーダー解析で中心に大きなリングであることがわかり、これが衝突の名残だとすると、白亜紀-古第三記の絶滅を引き起こしたと考えられている衝撃でできたクレーターの4~5倍の大きさということになる。

 2012年にウィルクスランドの中心から採取されたサンプルには、熱帯のものの存在が確認された。調査チームは、南極の植生を再現し、5200万年前の沿岸に熱帯、または亜熱帯雨林が存在したことを発見した。

5.バルト海の異変


2011年6月19日、スウェーデンのダイビングチームが、バルト海の底で奇妙なものを発見した。直径60メートルもの円形をした異様な物体が、水深83.8メートル地点にあるのをソナーがとらえたのだ。その形は、映画『スタ
ーウォーズ』に出てくるミレニアム・ファルコン号にそっくりだった。

2012年、チームは3D海底スキャナーで、その物体を再び調査した。まるで巨大なマッシュルームのようなその物体は、海底から8メートルの太い柱が伸び、4メートルの分厚いドームに覆われているという。これは、第二次大戦の時に使われた、英国とロシアの潜水艦のレーダーをかく乱させるための装備を備えたナチの対潜戦闘機なのではないかと言われた。もしそうなら、この付近で電子機器がきかない理由の説明になり、歴史的に重要な発見になるかもしれない。

 エイリアンの宇宙船であるとか、政府の設備だと主張するUFO研究家もいる。最初の調査で、この物体には階段や通路、狭い出入り口があることが報告されていて、大きな滑走路のような筋の端に留まっているという。岩が積みあがったもの、表面に独特な模様が描かれているなど、いろいろ言われるがはっきりしない。多くの科学者は、これを岩、または沈殿物の堆積と見ている。

6.ヴィンランド地図


 1960年、現在はカナダ領のニューファンドランド島、ラブラドール半島の北の果てにある古代スカンジナビア人の居住区、ランス・オ・メドーが見つかった。これは、コロンブスより500年前に、バイキングが北アメリカに上陸していたことを示している。1000年頃、ノルウェーの偉大な探検家、レイフ・エリクソンがこの居住区を設立し、ヴィンランドと名づけた。

 1957年、このヴィンランドの地図があるというニュースが流れた。15世紀の世界地図を表していて、スカンジナビア人のアメリカ探検についての情報が詰まっている。さらに、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、グリーンラン
ドの南西のことも描かれていた。書かれている羊皮紙からすると、1423年から1445年の間のものであるようだが、地図の真贋についてはさまざまに言われてきた。

 1960年、化学分析によって、地図のインクの成分が20世紀のものであることが判明。1920年代に人工の顔料として使われた、アナターゼの存在が決定的になった。しかし、自然のアナターゼはさまざなな中世の写本に使われていたことも事実だった。さらに、地図は1950年代に未知の物質でコーティングされていたことがわかる。

 この地図の正当性を主張するためか、ヴァンサン・ド・ボーヴェ(12世紀から13世紀の百科事典)3巻の当時のコピーと同じ虫食い穴まで発見された。ヴィンランド地図に、グリーンランドの形や方位など、かなり正確に詳細が描かれていることが最大の謎だ。ノルウェーの場所が日本になっていたりと、いいかげんな部分も多く、真贋については論争が絶えないが、北アメリカを初めて表した地図としての価値は高いかもしれない。

7.ガラスの要塞


 1777年、ジョン・ウィリアムズというイギリスの地質学者が、ガラスの要塞について報告した。高熱にさらされた形跡のある天然石の壁や囲いでできているため、この名がつけられた。しかし、どのようにしてできたのかは大きな謎だ。

 現在でも大きな構造物をガラス化する有効な方法はない。要塞全体をガラス化するために必要な温度は、原爆の爆発のそれに匹敵するという。しかし、ガラスの要塞は、ヨーロッパ中でたくさん見つかっており、スコットランドには80以上もある。新石器時代からローマ時代にの長期に渡って作られ、とても広大で、大きな土手が見られる。歴史家たちは、1050℃から1235℃という高温にじっくりさらしてできたものではないかと言うが、そのような温度を保つのは至難の業だ。高温にさらしたとしても、急速に冷やさないとガラス化はしない。

 なぜ、あまり合理的とは言えない、構造物自体がもろくなってしまうようなことをしていたのか?理由ははっきりしないが、太陽フレアによる大規模なプラズマ現象によってできたものではないかという説もある。プラズマ現象が起こると、大気中の気体がイオン化され、大きな電気が生じる。そのせいで岩が溶けてガラス化されるのではないかというのだ。

☆なんやかんや言うて、世の中謎だらけやでぇ~!

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カロリー・マキシマム:アメリカで実際に販売されている10の高カロリーなファストフード

2013年11月11日 | 世界びっくりニュース

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 最近のニュースで、メキシコ政府は高カロリー食品すべてに8%、炭酸飲料には1リットル当たり1ペソ(約8円)の課税をするという法案が可決された。

 ちなみにメキシコは今年、米国を抜いて世界一の肥満国に浮上してしまったそうだ。成人の肥満率はメキシコが約33%、2位の米国は31.8%となったという。ていうかまあ、米国もメキシコもほぼ3人に1人が肥満というわけだ。

 彼らはいったいどんな高カロリー食品を食べているのだろうか?ここでは、アメリカで実際に販売されているカロリーマキシマムなファストフード(ファーストフード)10例を見てみることにしよう。

10.ブランチバーガー 902kcal


 こちらは肉好きの夢を叶えた一品。半分に切ってトーストしたドーナツの中にスクランブルエッグやベーコン、ひき肉を挟んだものだ。このメニューは米ペンシルベニア州の野球場、PNCパークで売られている。

9.ウォーク・オフ 1,096kcal


 Walk-off(野球でのサヨナラ勝ちを指す言葉)は、米メリーランド州ボルチモアにある野球場で買うことができる。中身はOld Bay Romaソーセージで、ベイクドチーズがかかっていて、パンが付いた"軽食"として売られるのが一般的だ。なのでこれにパンのカロリーが加算されることとなる。

8.ビースト 1,121kcal


 ビースト"には獣や野獣といった意味があるが、まさにこれはファストフードの野獣と言えるべき一品かもしれない。そのカロリーは1,121kcal。このホットドックの魅力はベーコンを巻きつけて焼いたソーセージだ。肉食獣のようにかぶりつきたくなるこのメニューは米ウィスコンシン州のミルウォーキーで買える。

7.パストラチョス 1,400kcal


 中に入っているのはパストラミと呼ばれるスモークしたビーフ、ロシアンソース、スイスチーズ、そしてナチョス(トルティーヤチップス)だ。中身を聞けばこのメニューの名前も覚えやすいだろう。

6.ダブルミートボールマリナ 1,720kcal


 サンドウィッチショップ、サブウェイのメニュー。山盛りのミートボールにトマトソースとチーズをたっぷりかけたもの。ちなみに塩分は1日に米国人が摂取すべき量の2.1倍はあるという。

5.モビー・ディック 2,000kcal


 巨大なサンドイッチ"モビー・ディック"。中身は大きなパンに、魚のフレークが入ったフライ、サラダ、タルタルソース、トマトにチーズ、そしてなんと、フライドポテトだ。脂肪分は200gあるそうだ。

4.マーファディラ 2,978kcal


 長さ60cmの楕円形のパンの上にスライスベーコン、カラーピーマン、チーズ、レタスを乗せ、ピコ・デ・ガヨソース(トマトと玉ねぎとハラペーニョのみじん切りで作るソース)をかけたもの。

3.テキサス・プレッツェル 3,700kcal


 この大きなプレッツェルは重さ1kg。米テキサス州で売っている。

2.フィフス・サード・バーガー 4,800kcal


 こちらは米ミシガン州で売られているハンバーガーで、トッピングが何層にも重ねられている。バンズの上には細切り牛肉、チリ・コン・カン、レタス、トマト、チーズが乗っている脂肪分は300g、コレステロールは744mg、塩分は10,000mgだ。

1.ストラスバーガー 10,000kcal


 控えめな画像なので実感がわかないかもしれないが、これは巨大なハンバーガーである。重さが約1.4kgもあり、カロリーはなんと10,000kcal、脂肪分は700g。ワシントンD.C.で食べることができる。

via:oddities123

☆いったい、どのくらい売れとんのやろ?

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外国人が調べ上げた日本のヤクザ10の事実

2013年11月08日 | 世界びっくりニュース

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 日本の中にいたら見えてこない日本の閉ざされた一面は外側から見ていこう。ってことで、今回は、外国人(おそらくはアメリカ人)が考察した日本のヤクザ10の驚くべき事実ってやつだ。

 ヤクザに関しては日本でもアンタッチャブルな領域だから、知られざる事実もあるが、外国では、ゲームや映画などを通して、少なからず興味をもっているようで、いろいろ情報を調べているようだ。事実として羅列しているこれらの事柄の信ぴょう性はどの程度のものなのかもふまえながら、外国人が調べ上げたヤクザに関しての10の事柄を見ていくことにしよう。

以下は海外サイトから意訳したものである。

 やくざとは日本の犯罪組織のことで、アジアや西洋のマフィアと同じようなもの。しかし、その運営方法や社会における立場はほかの国の組織とはかなり違う。やくざはオフィスビルを所有し、ゴシップ紙のネタをつかんでいて、社会の黒幕的存在といってもいい。外国人の多くはジェイソン・ステイサムの映画やGTAなどで、やくざとはなにかを学んできたが、彼らの10の実態をあげてみよう。

10.総会屋


 やくざによる大規模なゆすり活動のこと。まずやくざはある会社の株式を買って株主になり、その会社の粗をほじくり出して、金をよこさなけば株主総会で騒ぎを起こすと脅す。このような騒ぎが明るみになるのを恥じる日本人の風潮から、こうした脅しは功を奏す。

 このゆすりが独特なのは、極めて礼儀正しく、遠回しなやり方で行われるということだ。やくざはゴルフトーナメントやさまざまなイベントを主催して、法外な金額のチケットをゆすりの相手に売りつけたりする。日本の大企業はずっとそうしたターゲットにされてきた。

 1982年、企業が総会屋対策にしかたがなく金を払うこうした日本特有の風潮を違法とする法律が制定されたが、やくざのほうもより巧妙に手を打ってきた。現在とられている一番効果的な対策は、株主総会を一斉に行うことで、やくざたちを各社に分散させ、その力をそぐことだ。東京証券取引所に上場している企業の90%が、同じ日に株主総会を開く。

9.やくざの取り締まり


 山口組は日本最大の暴力団組織で、最近はアメリカ政府の制裁の対象になっていて、アメリカ市民は組織の組長篠田健市との取引を禁止されている。ナンバー2の高山清司もブラックリストに載っていて、アメリカ政府は彼らのアメリカにおける資産を凍結している。日本でもこの動きは広がっていて、やくざと合法ビジネスがつながるのを阻止しようとしている。

 これまでの日本のヤクザ撲滅対策は、やくざと取引しようとするビジネスに罰金を科すというもので、これはある程度効果がある。暴力団の組員人数は減っていて、一時的な組員のほうが固定組員よりも多い。篠田はこうした暴力団排除はよりどころのなくなった多くの危険な犯罪者を野放しにすることだと批判している。山口組が解散するようなことになれば、すぐに世の中の秩序など崩壊するというのだ。

8.やくざの救援活動


 2011年、東日本大震災が起こったとき、やくざはいち早く被災地に駆けつけた。1995年の阪神大震災のときもそうだった。やくざはスクーターやボートやヘリを使って、交通が寸断された神戸の町に支援物資を届けたのだ。こうした行為を、皮肉をこめて単なるピーアールだという人もいれば、やくざは法に縛られないから、必要なときにすぐに役に立つし、行政からの支援を受けられずに苦しんでいる人たちに自分たちの姿を重ねて同情的なのだと言う人もいる。警察がこうした慈善精神を見せるやくざを摘発するための協力を得るのは確かになかなか難しい。

 しかし、やくざにとって、大災害は金のなる木だ。2011年の大震災から数か月後、やくざは政府の復興工事受注入札にどんどん参入していた。甚大な被害で工事業者の数が足りないせいもあり、特にやくざは健全なビジネスと見分けのつかない窓口会社を経営しているため、警察もやくざを締め出すのは事実上不可能になっていた。逮捕されたあるやくざは、工事契約資金の上前をはねて、労働者を低賃金で使って利益をあげていた。やはりという感じだろう。

7.やくざの雑誌


 今年始め、山口組は28000人の組員向けに『山口組新報』という会報を発行した。俳句や釣りなどのソフトな記事の中に、今は組員の数も減る一方で、組織にとって生きにくい世の中であることを語った組長の言葉があった。この雑誌は組員の士気をあげるために発行されたようだ。雑誌が出された直前に、血で血を洗う縄張り抗争で一般人が巻き添えになって死んだ事件があった。

 この雑誌は組員向けのものだったが、雑誌の存在は世間にも知られることはわかっていた。こうした文化的な雑誌を作ることで、山口組は暴力とは距離をおいていることを世間にアピールして、やくざのイメージをソフトにし
ようとするのが狙いだった。

6.指詰め


 やくざの組員は、ときに指を切り落とすという残酷なやり方で償いをさせられることがある。まず最初は小指から始め、それ以外の指に及ぶ場合もある。これは指詰めとして知られている。左手の小指がない組員が多い。

 やくざの世界を離れてほかの社会で生きていこうとすると、指がないのは隠しようがないため、人造の指が必要になってくる。イギリスの人工装具の専門家アラン・ロバーツ教授は、本物そっくりの指を復元できるため、日本のやくざからミスター・フィンガーと呼ばれているという。

5.刺青


 やくざのもっとも象徴的なイメージといったら、全身にいれた複雑な刺青だろう。皮膚の下に手作業で墨を注入するという伝統的な方法で行われる。これは非常に痛いのだが、それに耐えた勇敢な人間として見なされる。人気のデザインは竜や山、女性などである。

 近年はやくざでなくてもタトゥーを入れている人は増えているが、まだ日本の社会では大きな不名誉として見なされる。大阪市長が市職員にタトゥーを禁じ、すでに入れている者には消すよう命じ、それがいやなら退職して民間企業で職を探せと言ったのは記憶に新しい。

4.やくざとの訴訟合戦


 今年始め、和食レストランのオーナーが、もっとも危険な暴力団組長、篠田健市を訴えた。篠田のところの組員にみかじめ料を要求され、拒んだら店に火をつけると脅されたとして、篠田の雇用主としての責任を訴え、1700万円の損害賠償金を請求したのだ。

 やくざを訴えたのは彼女が初めてではない。2008年、久留米の住民グループが、自分たちには平穏に暮らす権利があるとして、この地域の暴力団、道仁会を地域から追い出す訴訟を起こしたのだ。

 しかし、暴力団側もいつも訴えに甘んじているばかりではなかった。今年始め、ライバルの組への一連の手りゅう弾攻撃に関わっているという疑いをかけられていた福岡県の指定暴力団工藤会が、こうした言いがかりは不公平だとして、民主主義である日本国憲法に反すると訴えたのだ。この地域には5つの暴力団があるが、工藤会だけが唯一疑いをかけられていたためだ。

3.やくざの試験


 2009年、山口組は組員向けに12ページに及ぶ試験問題を作成した。その背景には、政府が暴力団締めつけ法案を可決したためだ。組員たちに法に精通させることで、トラブルに巻き込まれるのを防ぐ目的があった。産業廃棄物から車両窃盗まで多岐に渡る問題が網羅されていた。

 刺青を入れた強面の組員たちが一夜漬け勉強をして、試験会場に座っている光景を想像するのはなんとも奇妙だが、試験の冒頭ではたいてい日本経済について語られる。やくざというものは、ずっと日本経済のバロメーターだった。もしやくざたちが時代は厳しいと感じ、世の中が不景気だと感じ、損失を最小にしようとしたら、一般人もみんな同じ状況になるということだ。

2.入団儀式


 組に新たなメンバーを採用するのは、ある程度経験を積んだ組員の役割のひとつだ。一番下っ端の組員は子分と呼ばれ、文字通り子供の使い走りのようなことをする。やくざの組織は複雑なリーダーシップ構造になっていて、トップに登り詰めるには多くの段階を経験しなくてはならない。

 新人組員の入団には、杯事と呼ばれる酒を酌み交わす儀式が行われる。新人は父親役の親分に対面して座り、酒が用意される。親分の杯に並々と酒が注がれる一方、新人の分はほんの少しだ。同席の組員それぞれが自分の酒を飲み、杯を交換して儀式は完了する。こうして子分と親分の間に父と息子の絆が成立したことを示す。

 日本の文化では、互いの関係が成立したことを表すのに酒を酌み交わすのはさまざまな儀式の共通項だ。酒は人と神を結びつけ、豊穣を寿ぎ、人と人との関係を強固にする役目を果たす。神式の結婚式で男女が酒に口をつけるのも、今後一緒に結婚生活を築いていこうという意思の表れだ。こうした歴史ある絆がやくざの儀式にも敬虔な意義を与えていて、たいてい神社で行われたりする。

1.政治におけるやくざ


 2012年、日本の法務大臣、田中慶秋とやくざとのつながりが明るみになり、田中は辞任に追い込まれた。しかし、やくざと関係があっても、日本の政治家たちにとってそれほどダメージになるとは限らないらしい。自民党は54年間、日本を統治してきたが、ずっとやくざと関わってきた。首相を務めた岸信介は、山口組と深くかかわっていて、1971年、殺人で有罪になった組長に保釈金を提供した。やくざの葬儀や結婚式にも堂々と出席している。

 やくざの組員は選挙運動員やボディガードなどとして選挙中の運営をきりもりしている。さらに、やくざたちはお気に入りの候補者への票を保証してくれる。

 さる京都のやくざは、ある候補者のために30000票も集めたと自慢していた。日本の首相でやくざと関係していた人物は、少なくともあと4人はいる。有名なのは1987年に首相になった竹下登で、選挙前の極右の対抗勢力のいやがらせ対策のため、東京最大の指定暴力団稲川会に泣きついた。問題は解決したが、日本の支配層エリートが暴力団といかに快適な関係を築いているかが世間に暴露されることとなった。

via:10 Odd Facts About The Yakuza

☆アホは、やくざにもなれんのや!

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