ロシア、カムチャッカ半島は、多数の火山が存在し、その火山群はロシアの世界遺産の一つとなっている。その中の一つ、Mutnovsky火山は標高2322m、今もなおグツグツと煮えたぎっている活火山で、美しく象徴的な火山として有名だ。でもそれだけではない。
Mutnovsky火山の近くには氷河があり、その氷河に火山からの温水が流れ込み形成されたという全長1キロメートルに及ぶ氷の洞窟がある。ここ数年で氷河の氷が薄くなり、太陽の光が氷から洞窟内を照らし出し、ことさら神秘的な光景を作り上げ、この世のものとは思えぬ光景に訪れるものを魅了している。
地上から放たれた太陽の光が乱反射し、まるで別の惑星にきたような感覚を覚える。
火山が活動を続けている限り、一刻と変化する氷の洞窟。
via:thisiscolossal.
カムチャッカ半島は、1990年代まで外国人のみならず、ロシアの民間人の立ち入りが禁止されていたために、自然のままの姿がそのままに残っている場所が多いという。現在、Mutnovsky火山は、観光ツアーに組み込まれていて一般の旅行者でもその絶景を見ることができるそうだ。
Mutnovsky 火山にスカイダイビング
☆これって氷穴やろ?富士山にも無かったっけ??