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南極大陸へのトレッキングは他の惑星へ行くようなものだ。その環境は人間に容赦がない。冒険者は骨の髄まで凍りつく気候に苦しむことになるが、科学の為、生態系調査の為、様々な使命を背負ってその地に降り立つのだ。
意外かもしれないが、南極では凍傷など大したことではない。もし南極を訪れようと考えているのならば、地球上で最も寒い大地に潜む、7つの危険について学んでおくことにしよう。どんなRPGよりも苛酷なアドベンチャーが待ち受けているのだ。
1.上空から命を狙うトウゾクカモメ
この鳥は極めて獰猛で、相手が人間であろうと上空から奇襲する。冒険者は長く伸びた爪で引き裂かれたり、突かれたりと、上空からの恐怖に怯えることになるだろう。鳥がナンボのもんじゃと思っているのなら、考え直したほうがいい。意識不明になった生物学者だっているのだ。
2. 救援物資が届かない、帰りたくても帰れない滑走路事情
南極の主要基地の側にある氷の滑走路への着陸は、実に繊細な作業だ。通常の空港と違って、着陸用のアスファルトやコンクリートなどない。パイロットが目指すのは、あまり雪が積もっていない平らな青い氷の上だ。
だが、2013年の異常な気温上昇では、飛行機が着陸するにはあまりにも表面が柔らかくなってしまった。基地のスタッフは、フルーツや化粧品などの物資を受けることができなくなってしまったのだ。逆に、2008年の滑走路建設では、厳しい寒さの為、道具すら凍り付いてしまい作業の中断が余儀なくされたという。南極に降り立ったら最後、明日は帰れるかどうかもわからないのだ。
3. 歯医者がいない
食事に関しては、最低限の確保はできる。だが、この最果ての地で、きちんとした歯科医が往診してくれる頻度は、ごく稀である。南極に滞在する医師は基本的な歯科訓練を受けているが、不測の事態には対応できない。
これは1950年代に入れ歯の一部を失ったある調理師に起きたことだ。通常使われる修理素材が手に入らなかったため、医師はゾウアザラシの牙で応急措置をしたのだ。結局この歯はずっと使われることになった。その男性はきちんと修理するだけの金がなかったのだ。
4. 氷河トラップ
南極の氷河は前提条件であり、自然はこれをインディ・ジョーンズのような恐ろしい罠へと変貌させてしまうことがある。薄く積もった雪が、その下に広がる巨大な裂け目を覆い隠してしまうのだ。不用意に乗り上げてしまった車や人間は、なすすべもなく奈落へと落ちていく。待ち受ける運命について、もし赤旗で警告してくれた人がいたのなら、実に幸いなことだ。
5. アザラシの咬撃
南極のアザラシの主な餌はペンギンだが、いざというときは人間も狙われる。450kgにもなることがある肉食のアザラシは、共食いすることでも知られている。人間が襲われて命を落とした例は少ないが(2003年に一度ある)、アザラシの咬傷は大怪我の元だ。その口の中には有害な細菌がウヨウヨしており、場合によっては傷そのものよりも破壊力を示すことがある。
6. 角膜が焼けてしまう雪盲の危険
南極には白夜があり、数日間太陽が沈まないことがある。雪からの照り返しは強烈で、極寒の空の下でもばっちり日焼けする。冒険中には、露出した肌への日焼け止めの使用が義務づけられることもあるほどだ。だが、本当に危険なのは、雪盲という雪の反射光によって引き起こされる目の炎症だ。適切なアイウェアを着用しないと、減少したオゾン層から表面に反射される強烈な紫外線が角膜を焼いてしまう。ちなみに初期の冒険者は、目にコカインを滴下して治していたという話もある。
7. 塹壕足炎
雪に覆われた大地を長い間歩けば、当然足は濡れる。こうして下肢をいつまでも濡れたままにしておくと、冷たい湿気によって塹壕足炎という、第一次世界大戦で蔓延したあまり嬉しくない症状にかかってしまう。放っておくと、壊疽を引き起こし、足を切断する羽目になるかもしれない。つまりは、トクゾクカモメの襲撃から逃げられなくなるということだ。
via:mentalfloss
来るべき黙示録に備えてサバイバル能力を身に着けたいというのなら、冒険の地として最適なのは南極ということになるが、それでも行く前によっぽどの訓練を積まない限り、生還するのは難しいかもしれない。
☆北極は安全なのか?
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南極大陸へのトレッキングは他の惑星へ行くようなものだ。その環境は人間に容赦がない。冒険者は骨の髄まで凍りつく気候に苦しむことになるが、科学の為、生態系調査の為、様々な使命を背負ってその地に降り立つのだ。
意外かもしれないが、南極では凍傷など大したことではない。もし南極を訪れようと考えているのならば、地球上で最も寒い大地に潜む、7つの危険について学んでおくことにしよう。どんなRPGよりも苛酷なアドベンチャーが待ち受けているのだ。
1.上空から命を狙うトウゾクカモメ
この鳥は極めて獰猛で、相手が人間であろうと上空から奇襲する。冒険者は長く伸びた爪で引き裂かれたり、突かれたりと、上空からの恐怖に怯えることになるだろう。鳥がナンボのもんじゃと思っているのなら、考え直したほうがいい。意識不明になった生物学者だっているのだ。
2. 救援物資が届かない、帰りたくても帰れない滑走路事情
南極の主要基地の側にある氷の滑走路への着陸は、実に繊細な作業だ。通常の空港と違って、着陸用のアスファルトやコンクリートなどない。パイロットが目指すのは、あまり雪が積もっていない平らな青い氷の上だ。
だが、2013年の異常な気温上昇では、飛行機が着陸するにはあまりにも表面が柔らかくなってしまった。基地のスタッフは、フルーツや化粧品などの物資を受けることができなくなってしまったのだ。逆に、2008年の滑走路建設では、厳しい寒さの為、道具すら凍り付いてしまい作業の中断が余儀なくされたという。南極に降り立ったら最後、明日は帰れるかどうかもわからないのだ。
3. 歯医者がいない
食事に関しては、最低限の確保はできる。だが、この最果ての地で、きちんとした歯科医が往診してくれる頻度は、ごく稀である。南極に滞在する医師は基本的な歯科訓練を受けているが、不測の事態には対応できない。
これは1950年代に入れ歯の一部を失ったある調理師に起きたことだ。通常使われる修理素材が手に入らなかったため、医師はゾウアザラシの牙で応急措置をしたのだ。結局この歯はずっと使われることになった。その男性はきちんと修理するだけの金がなかったのだ。
4. 氷河トラップ
南極の氷河は前提条件であり、自然はこれをインディ・ジョーンズのような恐ろしい罠へと変貌させてしまうことがある。薄く積もった雪が、その下に広がる巨大な裂け目を覆い隠してしまうのだ。不用意に乗り上げてしまった車や人間は、なすすべもなく奈落へと落ちていく。待ち受ける運命について、もし赤旗で警告してくれた人がいたのなら、実に幸いなことだ。
5. アザラシの咬撃
南極のアザラシの主な餌はペンギンだが、いざというときは人間も狙われる。450kgにもなることがある肉食のアザラシは、共食いすることでも知られている。人間が襲われて命を落とした例は少ないが(2003年に一度ある)、アザラシの咬傷は大怪我の元だ。その口の中には有害な細菌がウヨウヨしており、場合によっては傷そのものよりも破壊力を示すことがある。
6. 角膜が焼けてしまう雪盲の危険
南極には白夜があり、数日間太陽が沈まないことがある。雪からの照り返しは強烈で、極寒の空の下でもばっちり日焼けする。冒険中には、露出した肌への日焼け止めの使用が義務づけられることもあるほどだ。だが、本当に危険なのは、雪盲という雪の反射光によって引き起こされる目の炎症だ。適切なアイウェアを着用しないと、減少したオゾン層から表面に反射される強烈な紫外線が角膜を焼いてしまう。ちなみに初期の冒険者は、目にコカインを滴下して治していたという話もある。
7. 塹壕足炎
雪に覆われた大地を長い間歩けば、当然足は濡れる。こうして下肢をいつまでも濡れたままにしておくと、冷たい湿気によって塹壕足炎という、第一次世界大戦で蔓延したあまり嬉しくない症状にかかってしまう。放っておくと、壊疽を引き起こし、足を切断する羽目になるかもしれない。つまりは、トクゾクカモメの襲撃から逃げられなくなるということだ。
via:mentalfloss
来るべき黙示録に備えてサバイバル能力を身に着けたいというのなら、冒険の地として最適なのは南極ということになるが、それでも行く前によっぽどの訓練を積まない限り、生還するのは難しいかもしれない。
☆北極は安全なのか?
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