天気が良くて、絶好のハイキング日和だったので、春日井市の緑化公園へ行った。お昼時間に近かったので、緑化公園の北にある「あい農パーク春日井」でランチにする。窓から芝生の広場や農園が見える。私はチーズピザ、カミさんはサボテンかき揚げ丼、飲み物は共にコーヒーを頼んだ。
子ども連れやジジババ、あるいはひとりでやって来る客もいる。農園の方を見ると望遠レンズの写真機で何かを写している。食事の後、緑化公園へと向かったが、初めて通る道は狭くて曲がりくねっていた。対向車に気を付けながら、無事に公園に着く。駐車場にはたくさんの車が止まっていた割に、公園内はそんなに人は多く無かった。
私たちのような高齢のふたり連れや、若い家族が何組か来ていた。桜はもう終わてしまっていたが、桜の時期はかなり混んだことだろう。歩くことが大事だからと、あちらこちらと見て回った。桜の次は藤やアジサイと、いつも花が見られるように工夫してある。
「万葉苑」には百人一首に出て来る草花が植えられていて、歌を詠みながら花を愛でられる。春、夏、秋、いずれの季節に来ても、それなりに楽しめる。春日井市は公園造りに力を入れているなと思ったのは、この後、「落合公園」へも行ってみたからだ。
こちらの公園も随分広い。駐車場も緑化公園の3倍くらいはありそうだ。圧倒的に子ども連れが多いが、公園の中の池で釣りをしている人も何人かいた。芝生に寝転んで音楽でも聴いているのか、小刻みに手を動かしている人、ただジッと座り込んで考え事をしている人など様々だ。
私たちはエレベーターで最上階まで登ったが、歩いてくる3歳くらいの男の子もいた。眼下の池で、鳥が潜ってエサを探している。男の子は水中から出て来る鳥を見つけると、「出てきた」と大喜びだ。曾孫のふたりを想い、「連れて来たいね」とバアバは呟く。
よく歩いた誕生日、「今日はシャンパンね」とカミさんはニッコリする。
羽子板の羽根の玉や自然の石鹸になる「ムクロジ」があるらしく
季節になると黒い実を求める人が来るそうですよ。
落合公園も令和8年度に遊具、キッチンカーエリアなどが再整備されて
子供さんには楽しい公園になるはずです。