友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

人間の弱さは同時に強さであり、ロマンでもある

2022年06月26日 18時06分52秒 | Weblog

 朝、ルーフバルコニーで掃除をしていたら、いつも見かける小さなアリが、3倍ほどある大きなアリを運んでいた。よく見ると大きめのアリの死骸があちらこちらにある。ルーフバルコニーでたまに大きめのアリを見かけることはあっても、こんなにたくさんの死骸は見たことが無かった。

 アリ戦争の勝者は小さい方だったようだ。それにしても、この大きい方のアリはどこから来たのだろう。いや、そもそも小さなアリはどこから来たのか、どこに巣を作っているのか。鉢の中の土を入れ替えたが、アリの巣は無かった。入れ替えたことのない1番大きな鉢のどこかにきっと巣があるはずだ。

 アリはルーフバルコニーという狭い世界で生き残っていかなくてはならないから、同類の生存は許しがたいのだろう。人間は共存という「考え」を身につけたけれど、それでも時々殺し合ってきた。平和を望みながら、全く逆なことをしてしまうのはなぜなのだろう。男も女も、他民族ばかりか他人種とも交じり合ってきたのに。

 混血が生まれれば、他民族だとか他人種とかの差別が無くなるはずなのに、今も激しく対立するのはなぜなのだろう。イスラム教では男が複数の妻を持つことを禁止していない。砂漠で農業が出来ない土地なので、女性を保護するためらしい。キリスト教の夫婦以外とセックスしてはならないという戒律は、アダムとイブが神との約束に背いたからだろう。

 男も女も人種・民族を超えて、愛し合うことが出来るのに、妻や夫以外の異性と恋してはならないというのは矛盾している。しかし、この戒律が無ければ社会が乱れるのは必至だろう。人間の弱さは同時に強さであり、ロマンだと私は思う。午後から一気に暑くなってきたので初めてエアコンを使う。やはり快適だ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 差別がうまれることのない社... | トップ | 今年もクラス会は開かれない... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事