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春の高校野球が始まった

2013年03月22日 19時16分19秒 | Weblog

 春の高校野球大会が始まった。先日のWBCやフィギュアスケートの世界選手権大会で、日本人は優勝できなかった。期待が大きかったために、結果にガッカリしたのだ。スポーツだから、どんなに練習を積んだとしても、いい時もあれば悪い時もあるはずだ。余りにも優勝を意識しすぎていると思う。スポーツをする人は、「出るからには勝たなければ面白くない」と言うけれど、出る人みんなが優勝するはずはなく、負ける人は必ずいるのだから、全力でプレー出来たかでいいように思うのは私だけなのだろうか。

 フィギュアを見ていても、そんなに大差ないように思ってしまう。確かに韓国のキム・ヨナさんの演技は完璧だった。見事だと思うけれど、採点の基準が私にはよく分からない。浅田真央さんが以前なら楽々飛べた3回転半が出来なくなり、それを克服するために一生懸命に練習を重ねているが、女の子だった身体が女の人になってきたのだから、当然じゃないのかと思う。それならば、女の人にふさわしい演技があるだろうし、プログラムも女の人が輝くようにすればいい。

 それにしても、わずかの差を競い合わなければならないスポーツは大変だなーと思う。陸上にしろ水泳にしろ100分の1秒を争うし、見た目ではほとんど差がないように見える競技でもどちらかに軍配を上げなくてはならない。だからこそ個人競技は面白いのだろうけれど、ここまで努力したのだから両方とも優勝にしたらと思ってしまう。団体競技は団結した時の力が、思った以上に発揮できた方が勝つから、まだ見ていられるが、個人競技は全ての責任が個人にかかってくるから、見ていても気の毒になってしまう。

 カミさんはどちらか言えば、個人競技のスポーツが好きだ。ゴルフもフィギュアも熱心に見ている。勝ち負けは努力の結果だから、たまに運不運があったとしても、努力こそが決定力と信じている。娘や孫がスポーツ好きなのもカミさんの血であり、努力を尊ぶ真面目さも受け継いでいる。昨日の誕生日会ゴルフでは、カミさんは左手首の腱鞘炎にも関わらず一人勝ちだったそうだ。友だちが言うには「無駄な力が入らずに打てたのがよかった。ずっーと腱鞘炎が続いた方がよい成績を残せるよ」と冷やかしたほどだ。

 スポーツを見ていて、泣けるようなプレーに出会うこともあるけれど、確率ではNHKの「のど自慢」を見ている時の方が多いだろう。もちろん、映画や芝居は泣かせるように作っているのだから必ず涙が流れてしまう。しかしスポーツは晴れ晴れとした気持ちにさせてくれる。だから優勝にこだわらない方が気持ちよく見ていられる。

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