友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

何も無ければ、無いように生きていく

2023年12月04日 15時43分48秒 | Weblog

 今、パソコンの前に座ってビックリした。昨日書いたブログがアップされていない。書いただけで忘れてしまったようだ。せっかくなので、ここにアップさせてもらう。

 

 独り暮らしだった友人の兄は、湯船に浸かって亡くなった。溺死だが、発見されたのは何日か経てからだった。独り暮らしは誠に気の毒だ。家族と一緒なら、風呂場から何時までも出てこないのを気にして、声をかけるだろう。

 高齢の夫婦が、人生の末期を悩んでいた。夫は98歳、妻も92歳、今のところはふたりとも元気で自分のことは自分で出来る。認知症の傾向もないが、いつ何時何が起きるか分からない。かかりつけの医師に、延命治療はしないでと告げている。

 こんなにも長生きできるようになったのは、日本が豊かで医療制度が整っているからだろう。総合病院で働く医師や看護師の長時間労働が問題になっているが、個人病院の医師は高額納税者が多い。その医師会は、自民党に多額の献金を行っている。

 世界的な世論調査会社の調査では、医師への信頼度は高いが、信頼できない職業の人の第4位は世論調査員、第3位が広告担当幹部、第2位が政府官僚、そして第1位は政治家と出ていた。パーティーを開いて金を集め、自分の懐に仕舞い込むような人を信頼する方がおかしいだろう。

 けれども、「次に政権を取ってもらいたい政党」を尋ねると、3位に立憲民主党、2位に日本維新の会だった。じゃー1位は共産党なのかと思ったら、1位は自民党だった。これだけ不祥事続きの自民党に対し、嫌悪感が蔓延しているのにである。

 理由は「他に選択肢が無い」が圧倒的だ。「野党に期待できる政党が無い」と答えている人もいた。私腹を肥やすことにしか関心が無い政治家の政党なのに、いったい野党は何を考え訴えているのだろう。

 時々テレビで流される国会でのやり取りを見ても、野党の質問は揚げ足取りの印象しかない。防衛費予算が膨らんでいるのに、「国債で賄うのか」と質問している。なぜ、「防衛費を削減せよ」と主張しないのだろう。

 長生きが負担になるような社会は可笑しい。防衛費を増やし続ければ、戦争を巻き起こす。何も無ければ無いように、人は生きていく。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 男と女が愛し合う先にあるもの | トップ | 曲がり角に来ているなと思う »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-12-05 09:40:45
資本主義は社会問題を解決しない。
社会問題を個人(家族)の問題にすり替え自己責任に転嫁させる。
そして社会問題を商品化する。
例えば「コロナワクチン」や「介護保険制度」等々。
資本主義は受益者に負担させ、さらに社会格差を増大させる。
さてその行き先は、、、、、

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事