朝、テレビを点けたカミさんが、「あれっ、やってない。どうしてだろう」とリモコンを何度も押していた。観たかったのは、黒柳徹子さんの母親がモデルと言われているNHK朝ドラ『チョッちゃん』である。
随分前に放送されたものだが、BSで再放送されているので、『チョッちゃん』と『あんぱん』を続けて30分観ているが、あまりにも時代が古いし、ストーリーも面白く無いので、私は身が入らない。
チョッちゃんの母親が結婚した相手はバイオリン弾きで、身勝手な見本のような男の役を世良公則氏が演じている。役柄だから仕方ないが、誠に自分本位の考えをしていて、不都合なことは全て他人のせいにしてしまう私の嫌いなタイプだ。
参議院選挙の告示が3日に迫り、いろんな人が立候補を表明している。世良公則氏が大阪から無所属で立候補するので放送は休止となった。「オーバーツーリズム」に取り組むとし、「外国人の入国を制限すべき」と主張しているのにはビックリした。
音楽に国境は無いはず。外国人も日本人も、差別されることの無い世界へ向かうべきではないのか。競泳の元五輪代表の中村真衣氏、鈴木大地氏が自民党から立候補するし、ラグビー元日本代表の後藤翔太氏は参政党から立候補する。
クイズ番組などで、なかなかしっかりしたことを言うなと思っていた、ラサール石井氏は社民党から立候補する。テレビでまともなことを言う人が居なくなるのは淋しいが、当選して国会で大いに活躍して欲しいが厳しいかな。
誰が出ても、誰が当選しても、大して変わらないとすっかり諦めてしまっているジイジだが、こんな風にして世の中は変化していくのかも知れないと、微かな望みを抱いているから、我ながら不思議だ。
『あんぱん』は、地方新聞の記者となったノブがどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみな展開になってきた。とにかく、歩いて、見て、聞くことが記者の務めだ。そうしなければ、人々の声を受け止めることは出来ない。「ガンバレ」と応援したくなる。
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