友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

寛容こそが救いなのか

2022年01月31日 17時15分01秒 | Weblog

 被害者意識も極限まで追い詰められれば爆発するし、力のある者が自分の力に溺れて横柄な態度を取り続ければ、従順だった相手も反旗を翻す。1対1でも、人はなかなか理解し合うことは難しいのに、集団対集団とか、国対国ともなると、互いを認め合うことは容易では無い。

 ロシアがウクライナに侵攻するというウワサがある。エッ?第2次世界大戦で、ソ連はナチスドイツとウクライナを戦場に死闘を繰り広げたのに、ロシアとウクライナが戦うって?どうしてなのだろう。ロシアはウクライナがNATOに加盟するのを阻止したいためらしい。

 ロシアがウクライナに侵攻すれば、NATOも黙っている訳が無い。そんな第3次世界大戦になるようなバカなことは起きないと思うけれど、極限に追い込まれると何をするか分からないのが人間である。最近、そんなバカなと思う事件が多い。

 大阪のクリニック放火殺人事件に続いて、埼玉県で訪問診療をしていた医師が猟銃で撃たれた。大阪の医師も、埼玉の医師も、患者や世話になっている人たちからとても評判がいい。それでも不満がある人はいる。どこかで誤解が生まれたのか、あるいは決して相手を受け入れない、そういう分からない人がいる。

 SNSはみんなが知り合えるから、貴重なツールといえる。けれど、内容が間違っていたり、煽り立てるものであったりすると、たちまち被害者を生むことになる。誰もが発信者になれるのに、誰もが被害者にもなる怖さがある。こうなると寛容こそが救いなのかも知れない。

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