NHK大河ドラマ『麒麟が来る』を観ていたら、次週の7日が最終回とあった。えっ、いったいこのドラマは何だったのかと思った。光秀が本能寺へ向かって出撃するところで終わったから、最終回は本能寺で信長を討つ場面がクライマックスになるだろう。
信長が天皇の継承にまで指図するのを「異常」と感じる光秀は、武士は天皇に「侍う者」と信じている。信長の敵対する者に容赦ない態度も納得いかない。戦争の無い国を目指したふたりだったが、大きな溝が出来ていた。しかも光秀は信長に、臣下たちのいる前でバカにされた。
このまま「本能寺の変」となると、怨念で主君を裏切る者になってしまう。知恵と勇気で出世してきた光秀なのに、信長を討った後のことは考えていなかったとは思えない。光秀の研究も進んできているのに、ドラマは光秀がどのような人物だったのか、描き切れていない。
いつもの女性から電話があって、「凄いことを発見した」と言うので、彼女の家に行って来た。人間は宇宙人から生まれたので、天とか神とか祖先を敬っている。日本人は鎖国をして海外からの人の出入りがなく、純粋培養された。米を主食とした民族と麦を主食とした民族では知能が違う。などなど、話がどんどん広がる。
彼女の言う説は、私も知っていたことだったので、同意して聞いたが、「まだまだ話したいことがある」と言うけど、1時間も聞いたので席を立つことにした。「私の話が分かる人は先生しかいない」と言うので、「じゃーまた聞かせてください」と言って帰って来た。自分の欠点が分かっている人は他人を受け入れられるが、知能の高い人は無理なようだ。信長型なのだろうか?