友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

ママは怖いけど、ママなのだ

2016年06月19日 17時46分35秒 | Weblog

 孫娘が3人集まると、当たり前だがそれぞれ個性的だ。21歳の孫は小学1年の孫の母親のようであり、小学1年の孫は母親の妹の娘を自分の妹のように面倒をみる。今朝、小学1年の孫が「ウチのママ、本当は鬼なの。知ってた?」と言う。一瞬戸惑った次女がつかさず、「角は何色だった?」とたずねると、「ピンク」と答える。それで、分かった。ママは怖いけれど、ママなのだ。

 次女が仙台に戻っていった。ここに居る間に発する言葉は「ダメ」「もう、いいかげんにしなさい」「どうしてこんなに横着なのかなあ」「やめて、やめなさい」「何度言わせるの」「どうしてそうなの」「わからないの」などが多かった。「いいえ、私はこの子のよいところをきちんと褒めています」とまた次女に叱られてしまうが、確かによく褒めていたことは事実だ。

 子育ては褒めてばかりではうまくいかない。子どものことを思えば、危険から救うためにも「ダメ」ときつく言わなくてはならない。何をすると良いのか悪いのか、教えることも親の大事な務めだ。食事は特に成長のために必要だから、母親はたくさん食べて欲しいと願う。睡眠も大事、お風呂も身体を清潔に保つために大事、要するにまだ自立していない子どもは親の世話が欠かせないのだ。

 2人の娘を育てていた頃、カミさんが子どもを叱ると、私は「そんなに言わなくてもそのうちに分かるよ」と言い、カミさんから「あなたがそう言うから子どもは私の言うことを聞かないのよ」とよく叱られた。母親たちは我が子が普通に育ってくれることを願うから、子どもたちを叱るのに、子どもの現実を直視しない父親にはヒステリーに見えてしまう。子育ての一番つらい面を引き受けている母親にすれば、我慢ならないことなのだ。

 ジイジになって娘たちの子育てを見ていると、母親の大変さがよく分かる。よく分かるけれど、そんなにきつく叱らなくても、そのうち分かるようになるよと思ってもいる。さて明日は、長女のダンナの両親が来ます。ブログは休みます。

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