みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

上高地トレッキング

2013-03-05 | クラブ山行
クラブ報告

2月23日(土)   天候 晴れのち曇り時々小雪    参加者  30名


CL 渡辺A さん
予報で山間部に大雪注意報が出ていて雪が心配だ。今朝の様子は、冷え込みが強いが雪は降っていない。
市役所を予定通り5:30に出発し、美濃インターより高速に入る。八幡インターを過ぎると雪が多くなってきたが、道路には無い。バスはスムーズに走る。
ひるがのSAで休憩をとり清見インターより縦貫道を走り41号へ。高山市内を通り抜け158号へ。丹生川村まで来ると雪が降りだす。道路には踏み固まった雪でバスもゆっくり走る。このあたりの民家の屋根には1m近い雪が積もっていて雪おろしの光景を、初めて見る、平湯峠を越え平湯バスターミナルに到着。休憩の間に靴を履き替え再びバスに乗り、釜トンネル入口に向う雪で予定より30分遅れで着く。リーダーより準備の出来た人から出発して下さいと声がかかりトンネル内へ、明りがなく真暗でライトを付けて歩き出す。入口から出口までの高低差153mと長さが1310mありトンネルを抜けるだけで大変だ。驚くことに出口に近づくと陽が差し込み外は青空が広がっていて眩しい。
ここからは3班に分かれて出発。雪が多いが踏み固まっていて思ったより歩きやすいが、からまつ橋の手前を右に入って行くと雪も多く小さいアップダウンがあり、足元をとられ歩きずらくなってきた。大正池Hでトイレ休憩する。ペットボトルの水を飲もうとするもシャーベット状になり飲みづらい。携帯用の温度計は-7°となっていた。
大正池から梓川沿いを歩く予定を変更。樹林の中の道を歩きだす。雪も降り出し、風も出てきて寒く雪も一段と深くなり歩きづらくなり全員ワカンを履くよう指示があり足も取られなくなり快調に歩く。から松林を過ぎたあたり猿が木の皮を食べた木々があちらこちらに見受けられた。
この辺りでは猿にとって唯一の食べ物らしい。帝国ホテルの横を過ぎると上高地バスターミナルに到着。ここで昼食となる。寒さと風を防けるためバスターミナル横のベンチで食事をする。
12:40にバスターミナルを出発河童橋に向う、橋の上から川上を眺めると雲の切れ目から青空がのぞき、西穂、奥穂、明神岳が一望できあまりもの雄大さに驚き感動する。
全員で集合写真を撮り、河童橋を渡るSさんが橋のたもとに日本でも数少いケショウヤナギがあると聞くが葉が付いてないため判断ができなかった。
田代橋まで反対側を歩く、途中雪に埋もれたウエストン碑を発見し立ち止る。毎年6月に行われるウエストン祭は、日本アルプスを世界に紹介した宣教師ウオルターウエストンを偲ぶ祭が、上高地でもっとも歴史のある祭であるらしい。
田代橋を渡る池と湿原があるはずだが、雪に埋もれてわからない。梓川沿いに歩いていると夕日に照らされた焼岳が美しい。大正池に着くと鴨の番いが仲良く泳いでいたり、水面に枯木が立ち幻想的な風景を、目のあたりにし感動する。霧氷が見られると最高であったが少し残念であった。
大正池を後に釜トンネルへ向い再びトンネル内へ。帰りは下り坂になり皆疲れているが足早に歩き15分で通り抜ける。万歩計を見ると26,497歩と知る。思ったより歩いたのにビックリ。再びバスに乗り平湯バスターミナルで休憩し足湯に入ったり、甘酒で身体を熱め大満足。
17:00にターミナルを出発、ひるがのSAで休憩し、市役所20:10に到着。
予報に反して青空ものぞき上高地トレッキングを大いに楽しむことができた。又この時期しか見えない光景を見ることができ最高の一日でした。今度は夏の花の時期か秋の紅葉の季節に行きたいものだ。リーダーはじめ、今日お世話して下さいました方々ありがとうございました。

(記録担当 渡辺Kさんの報告より)


(スライド写真提供 須田さん)

 コースタイム
関出発5:30=美濃IC=ひるがのSA(休憩)6:35-6:50=清見IC7:20=平湯バスターミナル(休憩)8:30-8:50=釜トンネル9:10-9:30出口出発9:45・・・大正池ホテル(トイレ休憩)10:25-10:45・・・上高地バスターミナル11:50-12:40・・・河童橋12:50-13:10・・・田代橋14:00・・・大正池H15:15・・・釜トンネル16:00=平湯バスターミナル16:40-17:00=ひるがのSA=関20:10着

コメント
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