みのハイキングクラブ

友と山に登り、自然に親しみ、心身を健やかに、親睦を深めます。

船山(クラブ山行700回記念)

2018-11-19 | クラブ山行

クラブ報告

2018年11月18日(日)   天候 晴れ時々曇り   参加者 48名

    

CL 岩田さん

 紅葉の名残を少々感じながら登山口へ。静かなあららぎ湖が迎えてくれた。
登山道で目につくのは、丸木橋。劣化した橋で隙間あり、ぐらぐらして滑りやすい。GLが何度も振り返って安全確認の声かけがあった。ゆっくり歩き、周りをよく見ながら歩いた。落葉木の隙間から位山の山容が見える。丸木橋を10カ所以上過ぎ、檜の森を抜け、苔むした自然林の登山道を広葉樹や針葉樹の落ち葉を踏みながら歩いた。
 山頂部は高山方面への電波通信施設が乱立していた。山頂の東側の巨石には舟山神社の社殿があった。この神社は麓の無数河の人々にとって雨乞の神様。江戸時代以前は田に引く水路も泥水が多く水温が低く稔りが悪いうえ、雨が降らないと飢饉になった。つまり、切実な願いの基に築かれた神社である。
 その先にはアルプスを望む展望台があった。御嶽山、乗鞍岳、西穂高、奥穂高、北穂高、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、三俣蓮華、黒部五郎岳、水晶岳、十石山・・・とみんなの声が聞こえてきた。
 夢中になっているみんなにCLが呼びかけ、セレモニーが始まった。若くて元気のいい2人の司会者が進行役。最初は創立者のSさんの挨拶。「今から23年前の1995年、1回目の結成記念山行以来のメンバーが今日は5人、生き残って参加しています。ここまで前進できたのは世話人の方々のおかげで今日があります。・・・」次は、顧問代表のSさんの音頭で乾杯。「800回、1000回と続きますように。みのハイクの未来に乾杯」くす玉をA子さん。美味しい手作りレモンケーキ・バナナケーキをありがとう。写真の時の手作りの横断幕も素晴らしい。Tさんありがとう。風船で700回という文字を工夫してくださったS子さん。ありがとう。「酒が飲めるぞ」を元気よく歌って閉め。
 
最後に新入会の方の感想。福井県大野市のYさん「大長山、赤兎での印象がよくて入りました。」関市のNさん「3回目です。素晴らしい皆さん、よろしくお願いします。」郡上のSさん「同じ郡上のKさんの厳正な審査のもと入りました。昭和20年生まれです。」・・「若い!」のかけ声あり。最後は、世話人代表のHさん「わがクラブも700回。歴史的なことです。仲良く和気藹々で1000回を目指して・・」そして、楽しい会が終了。
 
山頂に戻り花木園を散策。ゴヨウマツ、イチイ等の原生林である。「ぎふ百山」の一つに選定され、飛騨三霊山の一つで、飛騨高地で独立峰のように位置し飛騨富士の異称を持つ。もう少し展望台で山々をゆっくり眺めていたかったが、予定時刻になったので山に別れを告げ下山した。下山後は、久々野の切手果樹園に48人も寄り、リンゴを買って帰った。
                (
記録担当 後藤Kさんの報告より)

コースタイム   

関6:30===孝子ヶ池公園(トイレ休)===久々野防災ダム湖(あららぎ湖)P9:00~9:10・・・船山山頂11:00~11:25・・・展望台11:30(昼食)~12:45・・・船山山頂12:50・・・船木花木園遊歩道を散策・・・久々野防災ダム湖15:10~15:20===(温泉、車単位で自由)===関18:00


                 (写真提供 安田さん)


 

 

                        (地図提供 山田Mさん)

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