熊野古道

先日、奥方が世界遺産・熊野古道を巡る4日間の旅から帰って来る。
今回は、コースや宿や交通手段を自分達で計画・実行しての、楽しくも賑やかな旅だったようだ。

　　　　　　　　　　
杉・桧のまっすぐ天に伸びた木立が両側に立ち並ぶ石畳の山道を歩く。南紀は雨量の多い土地柄だけに、石を敷き詰めた道が続くという。
何しろ（出発前まで）健脚が自慢の熟女達、可能な限り歩く意気込みでスタート。


ちかつゆの里。周辺の景色はのんびりとしていて、農家の庭先からは、にわとりの鳴き声が聞こえ、NHK番組で滝田 栄が訪れた茶店で飲んだ梅ジュースで元気を回復している。


那智山青岸渡寺と那智大滝。
この辺の観光の目玉だが、大半の観光客はバス乗りつけで、歩いて来る人は少ないようだ。


箸折峠の牛馬童子。悲運の花山法皇の熊野参詣の姿を模したと伝えられている。
高さ50センチ程の小さな石像だが、中辺路で一番人気の愛らしい像とか。


熊野本宮大社。中辺路を歩いて最後にたどりついた神社。
8時間歩き続けていたが、ようやくホッと一息入れ、笑顔がよみがえる。


Tommy「おっ、そこを行くのは、みやこの姫方のご一行ではござらぬか！」
姫　「ちょっと難儀しておったのじゃ。そち、荷物を持って一緒してくれぬか？」