映画エルヴィスを見てくる。
エルヴィスはアメリカ南部の貧しい家庭に生まれ、黒人社会に溶け込み、ゴスペルや黒人音楽の影響を受ける。
彼の偉大な点は、カントリーとR&Bを融合したロカビリーの世界を拓いた点だ。
映画では、カントリー:ハンクスノウ、R&B:BBキング、ファッツドミノが登場している。
映画は悪徳マネージャーのパーカー大佐(トムハンクス)との確執を中心に展開する。
初期のエルヴィスは激しいダンスでティーネージャの女の子を虜にした。
「ザッツ・オールライト」「監獄ロック」「ハウンドドック」「ブルーシェイドシューズ」なんかが出てくるが、俺の好きな「ドントビークルーエル」がないのが不満。
彼の下品な腰振りダンスは一部の保守層から避難轟轟だった。
かってエドサリバンショウに出演の時は、下半身を映さないという条件付きで放送された。
その後、徴兵制でドイツに駐留し、除隊後はハリウッドで青春映画に俳優として活躍するが、あの爆発する彼が見れなくなり、俺は魅力を感じなくなった。
30代のエルヴィスはラスベガスのホテルでのライブで魅力を発揮。
それは「エルヴィス オンステージ」として映画になり、2回見てきた。
しかし、その頃は夫婦間に溝ができ、ストレスから薬に溺れ、晩年は醜い肥満体になり、心臓疾患で42歳で亡くなる。
10代の頃、エルヴィス・プレスリーにハマっていた。
高校2年の時、「友達のところで英語の勉強してくる」と言って、西町の松ちゃんのところに行って、エルヴィスのレコードをむさぼるように聞いていた。
Tommy「そうだ、あの狂ったリズムに夢中だったよ」
CAROL「受験勉強? エルヴィスの英語は南部ナマリだから、大学受験には不向きなのよ」