日本では、九州から沖縄県(沖縄島と八重山群島)にかけて分布しているそうですが、奄美群島には分布しない隔離分布種と言われる植物で、「Boehmeria formosana Hayata」、イラクサ科、絶滅危惧Ⅱ類(VU)と記されていました。日当たりが良くてやや湿った環境で生育するそうです。写真のように葉腋から極小さな花がたくさんついた穂状の花序が鳥の足に見えるからこの名前でしょうか?写真は10月12日につくば植物園で撮影しました。
琉球列島の固有種で、絶滅危惧Ⅱ類(VU)似指定され、奄美大島と徳之島ではそれぞれ1箇所の自生地しか知られていないとても貴重な植物で、「Heloniopsis kawanoi」、ユリ科と記されていました。写真のように緑が美しい細長い葉が横に広がり、花茎が10cm程度まっすぐ伸びて、その先端に7mmくらいのピンク色の花が数輪咲いています。写真はつくば植物園で10月12日に撮影しました。