3月15日。
今日は息子の通ってる石川県立九谷焼技術研修所の卒業制作展に行ってきました。
石川県立九谷焼技術研修所は将来の九谷焼を担う人材を育成する施設というもので、陶芸に関する知識や技術を身に付けるための学校です。
こちらは2年の本科、1年の研究科、そして既に陶芸に携わっている人のための実習科があります。
息子はこの春に研究科を卒業して4月からは九谷焼の窯元に就職することになりました。
自宅から30分くらいと遠いのですが、雨の中やってきましたよ、研修所へ。
車でもけっこう時間がかかります。ここに毎日通ってたんだなあ。
久しぶりに研修所にやってきました。
確か2階が教室だったと思います。そして奥にはロクロなどが置いてある実習室があり、この時期はすごく寒かった記憶があります(笑)
玄関から入ってすぐに卒業生たちの作品が並んでいました。
なぜか玄関にキノコが生えてる。
若い人が制作していることが多いので作品も従来の九谷焼のイメージとは違い新鮮な絵柄が多いですね。
造形や絵付けなどの技術的なところはこれからだと思いますが、今後に期待するってことで。
そしてこちらか息子の作品。
はい。キノコです(笑)
三年間ここで勉強した集大成のキノコです。
よーく見ると、キノコの模様はこれまで制作した作品の図柄や技法が使われてて、何種類かあります。
この図柄で器を作っていたのですが、まさか最後にキノコになるとは。。。
200個以上作ったらしく、展示会場のあちこちにキノコが生えていましたよ。
なんと、庭にもたくさん生えてました。
この日はちょうど雨だったので、キノコも喜んでいたことでしょう。
個人的にはもっと毒キノコっぽいのがあればよかったな~(笑)
15日の中日新聞(石川県)にも載ったらしいですよ。
ぜひご覧になってください(^^)