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しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

ルリハコベ ( 瑠璃繁縷 )

2019-07-29 |  5月 の花たち

                        ↑ 9019/07/04 撮影

[ サクラソウ科ルリハコベ属の一年草 ]

全世界の熱帯から暖帯に広く分布しています。
日本では、
本州(伊豆諸島・紀伊半島)~九州、沖縄にかけて、
海岸近くの砂や砂利の上など、道端や畑などにふつうに見られます。
草丈は、10~20cm。
茎は4稜があり、分枝して地を這い、上部が起き上がります。
葉は、柄が無く、卵形で長さ1~2.5㎝、幅0.5~1.5㎝、
先は尖り、基部は心臓形、縁は全縁、対生します。
花期は、3~5月。
上部の葉腋から細長い花柄を出し、径1~1.3㎝の瑠璃色の花を1個ずつ開きます。
花冠は5深裂し、裂片は卵円形で先は鈍形、中心部は濃紅色です。
雄しべは5本、花糸も濃紅色で細かな毛が生えていて、葯は黄色です。
がくは5裂し、裂片は披針形で先が尖ります。
花は上向きで咲くが、花後は下に曲がります。
果実は、蓋果(がいか)で径約4㎜の球形、熟す黒い種子を散らします。
赤い花を開くものをアカバナルリハコベといい、日本では小笠原に知られるほか、
本土にも時に帰化しています。
名は、姿がハコベに似ていて、花が瑠璃色なので付いたそうです。

種を戴いたので、
蒔く時期が遅いのではないかと思いながら、
5月5日に蒔いてみました。
7月の初めに、
弱々しい茎の葉腋に瑠璃色の蕾のようなものを付けていました。
開いた鮮やかな美しい花はまだ見ていません。

2019/07/04 撮影

 

2019/07/06 撮影

 

2019/07/15 撮影


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