↑ 2021/07/05 撮影
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[ ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草 ]
北海道~九州にかけて、
山地の渓流沿いや湿った林内に自生し、群生します。
草丈は、40~80cm。
全体に無毛で柔らかです。
茎は直立して分枝し、なめらかで多汁質で、節はふくらみます。
葉は、柄を持ち、長楕円形で長さ4~8㎝、先端は鈍形、
質は薄く柔らか、縁には粗い鋸歯があり、互生します。
花期は、6~9月。
葉腋から細い花序柄を出し、淡黄色で長さ3~4㎝の花を3~4個下垂します。
基部に萼があり、その左右に大きな花弁があり、
距は膨れて後方に突出し彎曲しています。
花弁の内面に赤褐色の斑紋があります。
雄しべは5本で葯は連なっていて、雌しべは1本です。
果実は、蒴果で細長く両端が尖っていて、
熟すると果皮が勢いよく巻きかえり種子を飛ばします。
この種は初めに閉鎖花を出します。
園芸店ではあまり見かけない黄釣舟が、
野草展の頒布会で1ポット100円でした。
一年草で、すごく殖えるそうです。
増えすぎても困りますので、鉢植えにしました。
ぽつぽつと涼し気に咲き継いでいます。
2021/05/17 撮影
2021/06/11 撮影…閉鎖花
2021/06/13 撮影
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2021/06/15 撮影
2021/06/23 撮影
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2021/06/24 撮影
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2021/06/25 撮影…花後の花柄
〃…開いた花(落ちた花)
2021/06/28 撮影
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2021/06/29 撮影
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2021/06/30 撮影
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2021/07/01 撮影
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2021/07/02 撮影
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2021/07/03 撮影
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2021/07/04 撮影
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2021/07/05 撮影
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2021/07/07 撮影
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2021/07/08 撮影…花後
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2021/07/09 撮影
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2021/07/10 撮影
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2021/07/20 撮影
キツリフネが開花していく様子が楽しいですね。
丹念に撮られていて、素晴らしいです。
実をはじいて遊ぶこともありますが、ずいぶん遠くまで飛んでいそうですから
どんどん増えるのでしょうね。
おはようございます。
丁寧にご覧いただきましてありがとうございます。
黄釣舟も身近な花でいらっしゃるのですね。
ほんとうに独特な形の黄色い花が優しい緑色の葉とよく調和していると思います。
初めて手掛ける花には、いつも何かしらの発見があって、興味をそそられます。
いつもありがとうございます。