↑ 2010/05/04 撮影
〃
[ ラン科エビネ属の多年草 ]
日本では、
北海道~九州にかけて、
深山のブナ林や落葉樹林の下に自生します。
草丈は、30~50cm。
偽球形は球状です。
葉は、長さ20~30㎝の倒披針形で縦にひだがあって、下部は鞘状になり、数個束生します。
地上部は冬枯れます。
花期は、4~5月。
葉の中から花茎を直立し、その上部に総状に径4㎝内外の花を7~15個少しまばらに、
やや俯きかげんに付けます。
唇弁は紫褐色を帯び、縁は縮れ、中央に3個のとさか状の突起があります。
萼片や側花弁黄緑色で、距はありません。
日本では著しく減少しています。
名は、赤く皺のある 唇弁 を サル の 顔 に見立たことから付いたそうです。
・絶滅危惧種・
サルメンエビネは冷涼な気候を好むから、
暖地での栽培は難しいようです。
花を見ることは出来ましたが、花茎が真っ直ぐに立たず、
栽培しない方がいい種のように思いました。
2011/04/24 撮影
2011/04/26 撮影
2011/04/27 撮影
〃
2011/04/30 撮影
2011/05/04 撮影