↑ 2014/04/15 撮影
2014/04/16 撮影
[ スミレ科スミレ属の多年草 ]
スミレ科スミレ属の総称として使われる場合と、単にこの種を指す場合があります。
スミレ属の総称と区別するため、
愛好家の間ではこの1種をマンジュリカ(満洲産)と呼ぶことがあります。
日本では、
北海道~九州にかけて、
耕作地の周辺から丘陵などの日当たりの良いところに自生します。
草丈は、5~15cm。
無茎種で、根茎は短く、根は太く黄赤褐色をしていて、根で増えます。
長い葉柄には左右に広い翼があり、
毛は変化が多く、無毛のものから全体が微毛におおわれるものまであります。
葉は、すべて根生し、
長楕円状披針形で先がまるいへら形、長さ3~8cm、幅1~2.5cm、
斜め上に展開し、
縁には低平な鋸歯があります。
葉の表面は緑色、裏側は白を帯びた緑色のものが普通ですが、
紫色を帯びるものもあります。
花期は、3月下旬~6月。
花(開放花)は、花茎の先端に径1~2.5cm、濃紫色の花を1つ横向きに付けますが、
白花品もあります。
唇弁の中央部は白地に紫色の筋が入り、
側弁の基部には白い突起毛があります。
距はふつう細長い円柱形で、長さ5~8mmです。
果実は、長楕円体のさく果で、成熟すると上を向き、やがて縦に3つに裂けて、
しばらくそのままに種子をのせた状態でいます。
閉鎖花(へいさか)は、硬く閉ざされた蕾のようなままで、
自花受粉により結実して種子を作りますが、
季節によってはガク片のなかに
小さな花弁が付いていることもあります。
果実は、蒴果で実が熟すと上を向き、種子を弾き飛ばします。
名は、花の形が墨壺に似ていることから、
スミイレがスミレになったと言われていまが、異論もあるそうです。
別名 ; スモウトリグサ(相撲取草)・キンキンサイ(菫々菜)
2014/04/14 撮影
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2014/04/15 撮影
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2014/04/16 撮影
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2014/04/17 撮影
2014/04/18 撮影
2014/04/20 撮影
2014/04/23 撮影
2014/04/26 撮影
2014/04/27 撮影
2014/04/29 撮影
2014/04/13 撮影…神代植物公園
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