↑ 2020/03/30 撮影
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[ シソ科アキギリ属の多年草 ]
本州の紀伊半島、四国~九州にかけて、
山地の谷間に自生します。
草丈は、10~20cm。
茎は四角形で直立します。
根生葉は、ロゼット状をなし、1~2回羽状複葉です。
茎葉は、下のものには長い柄があり、長さ3~5cmの長卵形または長楕円形で、
羽状に2~3対の小葉に分かれます。
小葉は卵形、楕円形または倒卵形で、縁には鋸歯があり、対生します。
表面にはまばらに毛があります。
花期は、4~6月。
茎の頂に長さ3~6㎝の花穂を付け、小さい白色の唇形花を数段輪生します。
花冠は長さ約8㎜で、短い筒部の先は上唇と下唇に分かれます。
上唇は2裂、下唇は平らに開いて3裂して、中央裂片は大きく先が浅く2裂します。
雄しべは2本、花糸の先はТ字形となり、片方の先に細長い葯を付けます。
柱頭の先は2裂します。
花筒内に毛が散生します。
萼は長さ5~6㎜の唇形で、脈には細かい腺毛があります。
果実は、4個の分果で長さ約2㎜の楕円形です。
名は、なつアキノタムラソウに比べ春に咲くことから付いたそうです。
ナツノタムラソウ・アキノタムラソウがあることを、
山野草の会の方から聞いて知りましたが、
まだ出会っていません。
図鑑によるとハルノタムラソウはその中でも小形です。
目立たなく地味な花ですが、味のある花で、
長い間楽しめました。
2020/03/13 撮影
2020/03/30 撮影
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2020/04/04 撮影
〃…別のb鉢
2020/04/05 撮影
2020/04/14 撮影
2020/04/17 撮影
〃…別のb鉢
2020/04/22 撮影
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2020/05/17 撮影
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< 2019 年 >
2019/05/05 撮影
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2019/07/20 撮影
2019/08/13 撮影
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