ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

猛暑の京都…バスツアーで行く伝統行事の「六地蔵めぐり」。東海道の「山科地蔵」と奈良街道の「伏見六地蔵」へ

2024-08-26 | 寺社仏閣
「天井に龍がいる~お地蔵様、守ってるんだね~」

ミモロが4番目に訪れたのは、「六地蔵めぐり」第6番札所の山科区の「徳林庵」の「山科地蔵」です。

「ここ前にも来たことあるよ~でも、その時は、お地蔵様に参拝した記憶がない…」というミモロ。

そう通常は、地蔵堂の扉の越しにしか参拝できないのです。

山科駅からほど近い場所にある臨済宗南禅寺派「徳林庵」は、四ノ宮という地にあり、その地名は、ここに山荘を営んだ第54代仁明天皇の皇子の四之宮人康親王からと…。琵琶の名手と言われ、百人一首の歌人 蝉丸と同一人物とも…。
「地蔵堂」のそばには、親王を慰霊する塔があります。
 

普段は、扉が閉じている「地蔵堂」も、「六地蔵めぐり」の2日間は開かれています。


「わ~結構大きなお地蔵様…」

りっぱなお姿で、参拝者をやさしく見守ってくださいます。

御開帳されたお堂の後ろ側からは、山科地蔵の大きな背中も拝むことができました。


「お幡頂かないと…」

「はい、どうぞ~よく参拝されましたね~」と、やさしい笑顔でお幡を渡してくださいました。

「これで4枚目…」

お幡を集めるのが、楽しくなっているミモロでした。

バスが停車したのは、お寺から徒歩5分ほど離れた場所…早めに到着したミモロたち
「まだバス来てない…」そこで、そばのコンビニで飲み物を求めます。「やっぱりすごく暑いから、水分補給欠かせないね~」

やがてバスが到着…参加者全員早めに到着していたので、バスも予定より早く次の場所へ出発しました。

*「徳林庵」京都市山科区四ノ宮泉水町16

バスは、京都の町を南下…到着したのは、伏見区の奈良街道の浄土宗の「大善寺」です。


お寺の入口には、六地蔵尊発祥の地の標示が…。ここは、小野篁が刻んだ6体の地蔵尊を、後白河天皇が平清盛に命じ、各街道に祀らせた最初の場所で、「六地蔵めぐり」の第1番札所に当たります。


境内に入り、お堂に向かうミモロに…


「ちょっと待ってね~」とお友達。かばんから取り出したのは、6枚のお幡です。

「なにするの?」とミモロ。「このお幡は、以前、『六地蔵めぐり』をした時に集めたもの。もうしばらく経ってしまったから、お納めしたくて…」と。

お札を指定場所に納めます。


「前は、朝から2日間かけて6カ所を巡ったの…その時は、こんなに暑くなかったから、バスや電車を乗り継いで…」とお友達。
「え~そうなんだ~」と、自力で巡ることに自信のないミモロ。「でも、今年は、ものすごい暑さだから、バスツアーでよかった~」と。

改めてお堂に向かい、地蔵尊に参拝。

お堂の奥に鎮座なさるお地蔵様は、風格を漂わせるお姿です。


参拝を終えて、「お幡、1枚お願いします」と。


頂いたのは、白いお幡で、他のお幡より、ひとまわり大きなサイズ。

「へぇ~ここだけサイズ違うんだ~」

*「大善寺」京都市伏見区桃山町西町24

さぁ、いよいよ最後の目的地、南区の西国街道にある「浄禅寺」の「鳥羽地蔵」へと向かいます。

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京都伝統行事「京の六地蔵めぐり」のバスツアー。周山街道、源光寺の「常盤地蔵」と丹波・山陰街道、地蔵寺の「桂地蔵」へ。

2024-08-25 | 寺社仏閣
「わ~美しいお地蔵様~」とミモロは、うっとり。

8月22日と23日に京都では伝統行事の「六地蔵めぐり」が行われます。

京都への街道沿いの6カ所にあるお寺に祀られた地蔵菩薩。通常は、非公開で拝むことができないお姿を、この日だけは、お堂が御開帳され、目にすることができます。

ミモロは、お友達と共に京都駅発のバスツアーに参加。
「あまりに暑すぎて、歩いて巡るの無理…」と、6カ所を効率よく巡れ、しかも道中、クラーの効いた車内で過ごせるバスツアーを選んだ 軟弱な??ミモロでした。

毎年、参拝する方も多い「六地蔵めぐり」ですが、さすがの猛暑にバスツアーを利用する人も増加。この日は、3台の大型バスが、時間と巡るコースを変えて運行されたのです。

ミモロが乗車する3号車の最初の参拝先は、北区の鞍馬街道にある「六地蔵めぐり」5番札所の「上善寺」の「鞍馬口地蔵」。次は、右京区の周山街道にある4番札所の「源光寺」の「常盤地蔵」に向かいます。
  
大型バスのため、お寺の前に駐車できず、少し離れた場所で下車し、トコトコ陽ざしの中をお寺まで歩かなくてはなりません。「でも、市バスや電車で行ったら、やっぱり駅やバス停から歩かなくてはならないし…それに比べたら、歩く距離短いよね~」と、高齢者の参加者も多く、拝観時間にはかなり余裕が設けられています。

臨済宗天龍寺派の「源光寺」は、平安時代に嵯峨天皇の皇子の左大臣 源常が創建したとも、また源義経の母の常盤御前が結んだ庵を起源としているとも言われます。

ミモロ達は、地蔵堂へ向かいます。


「ここのお地蔵様も白いお顔で優美な雰囲気…」

小野篁作と言われる地蔵菩薩像は、後白河法皇が祀られたと伝えられます。

参拝を終えたミモロは、「あの~お幡1枚お願いします~」とお堂にいらしゃる僧侶の方に…


「ここは、紫色のお幡なんだ~」それぞれの場所で異なる色と言葉が書かれたお札です。


さて、境内には、常盤御前のお墓があり、遠くから手を合わせました。


*「源光寺」京都市右京区常盤馬塚町1 

「ふ~暑かった~」と参拝を終えたミモロは汗びっしょり…「もうバスに戻ろう…」と、バスを降りた場所に戻ります。
「よかった~バス到着してる~」道路に長い時間は、駐車ができない大型バスは、出発時刻になると、離れた場所から現れて、参加を乗せていくのです。「涼しい~」と水を飲みながら汗を拭います。

出発時間の前には、参加者全員がバスに戻っていて、予定時間が遅れることはありません。さすが~

3番目の参拝先は、丹波・山陰街道の「六地蔵めぐり」3番目の札所で浄土宗「地蔵寺」の「桂地蔵」です。
 
桂川にほど近く、「桂離宮」にも近いここは、その昔、歌人の伊勢の住まいがあり、桂大納言と言われた源経信の別邸があり、その後、寺になり、「地蔵寺」としては室町時代に創建されたとか。

まだ新しさが感じられるお堂には、こちらも美しいお姿の地蔵菩薩像が祀られています。

「こちらのお地蔵様も美しいねぇ~」と、思わずじっと見惚れるミモロでした。

ここでも参拝が終わると…「あの~お幡1枚ください~」とお願いします。

「はい、ようこそお詣りに…」とご住職。

ここでは、緑色のお幡を頂きました。


*「地蔵寺」京都市西京区桂春日町9

これで前半の3カ所のお地蔵様を巡り、「ここで、ランチだって~」と、ミモロ達を乗せたバスは、京都の西側から東側へ移動。
七条通の「智積院」へ。ここにある宿坊と食事処がある「智積院会館」の駐車場にバスは入ってゆきました。


お昼付きのバスツアー…「どんなお弁当かな?」と…

用意されたのは、京都らしい食材を使ったお膳です。「お造りや天ぷらもある~デザートの水菓子もあるね~なかなかいい感じのお昼だね~」と。

「ねぇ、ここでの時間、結構あるから…急いで食べて、「京の夏の旅」の特別拝観に行かない?」とミモロ。
「いいわね~」と、お友達。そこでミモロとしては、急いで食事を済ませて、「智積院」の宸殿と名園を拝見に行きました。
それが、前にご紹介したもの…。

無事に、バスの集合時間に戻った二人…再び涼しいバスに乗って、次の目的地、東海道の「徳林庵」で「山科地蔵」に参拝します。

お腹がいっぱいのミモロは、バスの座席でトロン…眠くなってしまったよう…でも、バスツアーなので、目覚める頃には、目的地に到着していることでしょう。はい、ちょっとお昼寝ね…

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京都の夏の伝統行事「六地蔵めぐり」。罪障消滅、家内安全、無病息災などを祈願しめぐるお地蔵様。

2024-08-24 | 祭事・神事・風習
「一度、やってみたかったんだ~」と長年の思いを8月22日に果たすミモロ。それは…

「京の六地蔵めぐり」です。

六地蔵とは、地獄、飢餓、畜生、修羅、人間、天上の六道に迷い苦しむ人々を救済するため発願した仏様。その起源は、文徳天皇の仁寿2年(852)に、あの小野篁作の像からと伝えられます。大病をした小野篁が地蔵菩薩のお力で、救われ、そのお力に感激し、菩薩の御心を多くの人に広めようと、桜の大木から6体の地蔵尊像を刻んだそう。その後白河天皇も深く信仰、多くの人にそのお力をもたらすと共に、京都を訪れる旅人たちの安全を願い、平清盛に命じ、都街道の入口6カ所に六角堂を建て、地蔵菩薩像を1体ずつお祀りしました。江戸時代になり、地蔵信仰は庶民の間に高まり、「六地蔵めぐり」の風習が起こったと言われます。
8月22日と23日の2日間、今も多くの人が、地蔵菩薩のお力に感謝し、参拝をしているのです。

「一度、行かなくちゃね~」と以前から思っていたミモロですが…そのきっかけが見つからなかったところ、「ミモロちゃん、六地蔵めぐりしない?」と今年、お友達に誘われました。「行く!行く!」と二つ返事でOkしたミモロですが、具体的に調べると…
「わ~いろんなところに行くんだ~でも、それぞれ離れているから、交通手段選ぶの大変だね~」と思ってしまいました。


「暑いしね~バス停で待つの辛いね~う~」猛暑の京都、日中の外出に恐怖を感じているミモロなのです。でも、そこでいろいろ調べたところ、「あ、バスツアーがある。でも、バスツアーで回っていいのかな?」とお友達に相談。「わ!それいいんじゃない!参拝することが大切だから、どういうスタイルで行っても…」とお友達もバスツアーに賛成してくれました。

そこで二人は、「京都新聞旅行センター」の「京の六地蔵めぐり 巡拝バスツアー」に参加することに。
 

8月22日9時半に京都駅から出発。参加費は、ひとり8980円でお昼ご飯付です。南口の乗り場には、3台の大型バスが…。ミモロたちは、3号車。車内には、45人の参加者がいて、どのバスも満席状態です。「すごく人気あるツアーなんだ~」
でも、ミモロたちは2週間前に申し込みました。

「出発!」6カ所を巡るバス。ミモロたちの3号車は、鞍馬街道、周山街道、丹波、山陰街道の京都の西側から巡ります。


鞍馬街道にある「鞍馬口地蔵」は、浄土宗「上善寺」にあります。
 
バスから降りた人たちは、地蔵堂へと進みます。

「六地蔵めぐりって、どうするの?」と初体験のミモロは、以前、経験しているお友達に教わりながら参拝。

通常堂内は非公開で、「六地蔵めぐり」の時だけ、お堂と観音堂の御開帳が行われます。

この日は、「地蔵堂」に人が集中。

お堂の奥には、白いお顔のお地蔵さまのお姿が…

「わ~お地蔵様って、大きい~それにすごくキレイ~」と、ミモロが町角で拝むお地蔵様とは雰囲気が異なります。

「ミモロちゃん、お幡(おはた)頂いて~」とお友達。「なぁにそれ~?」とよくわからぬまま、授与される場所へ。
「あの~お幡1枚お願いします」「はい、300円お納めください~」とお寺の方から、赤いヒラヒラしたお札を頂きました。


「これ、参拝した場所で頂くんだって~そして玄関などにお祀りするんだって~」と初めての体験にワクワク。


*「上善寺」京都市北区鞍馬口通寺町東入る上善寺門前町338 境内内自由参拝、堂内非公開

「はい、参拝を終えた方は、バスに戻ってください~」と、バスガイドさんに促され、お寺から少し離れた場所で待っているバスへろ向かいます。


「わ~涼しい~やっぱりバスツアーっていいね~すぐに涼しいバスで寛げるもの…」と、お水や持参したお菓子を食べるミモロです。



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なんか空いてて、ゆっくり過ごせるね~「京の夏の旅」で行った「智積院」。名勝庭園や堂本印象の襖絵など

2024-08-23 | 寺社仏閣
「今年は、まだ2か所め~」とミモロがこの日訪れたのは真言宗智山派総本山の「智積院」です。

毎年、夏の観光客が少なくなる時期を底上げするために企画される文化財特別公開「京の夏の旅」。
今年で49回を迎え、7月1日~9月30日まで、京都8カ所で行われています。


春や秋の行楽シーズンに比べ、観光客の数は少なく、ゆっくり貴重な文化財が拝見できる魅力的な企画で、この時期を目指して訪れる観光客多いのです。でも…今年は、7月からの連日の猛暑に見舞われている京都。「熱中症警告」が出て「不要不急の外出」を控えるように言われています。「う~行きたいけど…やっぱり暑いね~」とミモロも、猛烈な暑さで訪れる足が進みません。

七条通の「京都国立博物館」のそばに行く機会があったため、「せっかくだから拝見しよう」とお友達を誘って訪れました。

「う~暑い…日影がこの時間ないから、早く建物の中に行こうね~」
「京の夏の旅」の拝観受付時間は、10時から16時。一日のうちでも、最も気温が上がる時間帯なのでした。

「智積院」で名勝庭園と迎賓施設にある堂本印書の襖絵が、「京の夏の旅」では、初公開されます。


「ここは、何度も来てるんだ~」と、拝観受付を済ませ、サッサと奥へと進みます。


「緑のお山の景色もいいね~」

夏らしい空をバックに目の前に広がる景色は、中国の廬山を象った石組や植え込みが織りなす雄大さを感じさせるもの。

利休好みと言われる池泉鑑賞式庭園です。
「へぇ~利休さんって、こういう景色が好きだったんだ~知らんけど…」と、じっと眺めるミモロですが、「あ、鳥の声…なんの鳥だろ?」「御池に鯉いるかな?」「あの雲、まだ夏らしい感じだね~」と。関心を抱くのは、、どうも他の人とは異なるよう。

庭に面する大書院には、長谷川等伯一門による豪華な桜図などの障壁画が拝見できます。

「これ、見たかったんだ~」というお友達。「うん、すごく立派だよね~これ、レプリカだから撮影もできるんだよ~オリジナルは、国宝で、宝物館に収蔵されているの~そっちは、撮影禁止。でもやっぱりオリジナルって迫力が違う気がする…」というミモロ。「京の夏の旅」では、「宝物館」に割引で入館できます。

「今日は、ここで拝見しようね~」とミモロは、障壁画を近くで鑑賞。


今回の夏の旅では、宸殿という迎賓施設を飾る堂本印象の襖絵が公開されています。
そちらは、撮影禁止ですから、実際にご覧ください。

「どこ歩いているのか、わかんなくなっちゃった~」というミモロ。途中、さまざまなお部屋で、見事な襖絵を拝見しました。


「襖絵や障壁画って、大きなキャンバスなんだよね~まるでその世界にいるみたい…ここで寝たら、屋外にいるみたいな感じになるかもね~」とミモロ。


その部屋で、どういう心地で過ごして欲しいか…を、静かに語り掛けるような襖絵や障壁画。なぜ、そこにあるのかを考えるのも面白いかもしれません。

「なんかすごく静かにのんびり過ごせるね~だって観光客少ないもの…」


本当には、もっとゆっくり鑑賞したい二人ですが、この日は、急いで回りました。
「あ、もうバスの時間迫ってる…急いで戻らなくちゃ…」と、足に自信があるお友達と境内を横断するように、バスがやって来る「智積院会館」へと走ります。

実は、この日、ミモロは「六地蔵めぐり」の途中なのです。その様子は明日からリポートします。

*「智積院」の詳しい情報はホームページから

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京都東山茶道家の吉田常茗さんの「鶴栖居」での夏のお茶会に…美味しいお茶とお菓子を堪能

2024-08-22 | 体験
「ミモロちゃん、ようこそ~」と笑顔で迎えてくださるのは、薮内流の茶道家の吉田常茗さん。

京都の各所で茶会をなさ吉田さん。この日は、毎月、ご自宅の茶室で開催される「月釜」にミモロは、初めて参加させていただきました。

東山の永観堂…涼やかな風が緑の木立から吹き抜けます。

その近くに位置する吉田さんの茶室「鶴栖居」。

「本当は、夏のお着物で…と思ったけど、とても暑くて…」と、ミモロは、この日浴衣でお邪魔することに。

すでに同席する方々が控えの間で茶室に入る準備をなさっていました。しばらくして、ミモロも、身じまいをただし、お茶室に続きます。
まずは、床の間へ。7月中旬のこの日は、夏らしい設えと共に、祇園祭の厄除け粽が…


席に着くと、いよいよお茶会が始まります。「なんか久しぶりで、ちょっと緊張しちゃう…」というミモロです。


お点前が始まると共に、お菓子が前に…

夏らしい涼やかな琥珀の和菓子です。

「どうしよう~上手につかめるかなぁ~」と、滑りやすいお菓子なので、慎重にひとつ懐紙に取りました。

最初は、お濃茶…

「お濃茶って、コロナ前に飲んだけど、ずっと飲んでない…どうするんだっけ~」茶碗を前に、しばし悩むミモロ。
「ミモロちゃん、全部飲んじゃダメですよ~」と、知り合いの方から声が…。
ミモロのお隣には、2人が控えています。「このくらいかな?」と2口ほど飲んで、茶碗の縁を懐紙拭い、隣りへ渡します。


そして茶器などのお道具を拝見。

参加なさる方々は、みな、とても茶道に通じていらして、「なるほど~これは興味深い…」など、お道具を目を輝かせて見つめます。
ミモロも…「なるほど~」と、全くわかっていませんが、熱心に拝見しました。
 

月釜では、続いてお薄も頂きます。一度、茶室から出て、再び入ると、床の間の設えが変わっています。


美しいお点前を拝見…


そして席の前には、桃のコンポートが…「美味しそう…」と、ミモロの目はこちらに釘付け。


美味しい桃とお茶を頂戴…


「本日は、ようこそいらしてくださいました。お楽しみいただけましたでしょうか?また、来月の月釜にも、ぜひいらしてくださいね~」と吉田さんはご挨拶。


「今日は、ご一緒させていただき、ありがとうございました~」とお礼を言うミモロ。

みなさんの温かいお心で、ミモロもお茶会を楽しませていただきました。

「京都って、毎日、どこかでお茶会してるみたい…それぞれがいろいろな御趣向で、興味深いね~」とミモロ。
観光で京都を訪れる時、どこかのお茶会に参加するのもおすすめです。茶道を知らなくても、周りの方が教えて下さったり、大丈夫…という場合が殆どなので、ぜひ~(洋装の場合、白いソックスはご持参ください)

「もっと涼しくなったら、お着物で、参加したいね~」と秋を楽しみにするミモロです。

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