ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

9月30日で終了するこの夏の「京の夏の旅」。22年ぶりの夏旅公開の「八坂神社 本殿」へ

2024-08-29 | 寺社仏閣
7月1日~9月30日まで開催している「京都の文化財特別公開」の「京の夏の旅」。

この日、ミモロは、四条通の東の突き当りにある「八坂神社」へ行きました。


「ここは、よく来てる場所だよね~」と馴れた足取りのミモロ。東山から四条河原町などにお買い物に行くとき、よく立ち寄って、参拝しています。

「八坂神社」と言えば、「祇園祭」の神社。7月上旬には、境内に3基神輿が姿を現し、多くの人が訪れていました。

「さすがに8月も下旬になると、参拝者少ないかな?」と境内に入ると、猛暑の中ながら、結構多くの外国人観光客の姿がそこに。

本殿にいつものように参拝して、この日は、本殿の裏側に向かいます。
「普段は、本殿の中って、一般の人は、入れないんだ~だからミモロも初めて…」


今回の「京の夏の旅」では、22年ぶりに特別公開された本殿の奥です。

「う!靴下必須アイテムなんだ~」

お寺や神社の建物に入るとき、必ず靴下を履くのが参拝の常識になっている京都。
どうぞお忘れなく…。

さて、「八坂神社」は、そもそも都に流行る疫病や災害を鎮めることを願い斉明天皇2年(656)に素戔嗚尊をご祭神に、他にも牛頭天王や龍神などいろいろな神様や仏様を集合しお祀りする「祇園感神院」として、創始されたのが始まりとか。明治の神仏分離により、ご祭神は、素戔嗚尊と奥様の櫛稲田姫命、そしてお子様たちの八柱御子神となり、名前も「八坂神社」に改められました。
「それまで、感神院や祇園社って呼ばれてたんだって…」と資料を読みながら説明するミモロ。

「京の夏の旅」では、かつての神仏習合の名残りの神宝などが拝見できます。
(写真撮影禁止なので、実際に見てくださいね)

昔、祀られていた牛頭天王や龍神は、表舞台に現れなくなりましたが、なんと本殿の下には、龍神が棲まう深い「龍穴」があり、今は、封印されているそう。
「へぇ~ここに龍神さま住んでるんだ~でも、今は、その龍穴、見れないんだって…」と言いながらも、手を合わせるミモロです。

拝観を終えて、外に出ると、今度は、本殿の裏側へ。「ここで参拝もできるんだよね!」

そこは、本殿北礼拝所。以前は、鐘を鳴らすことができたのですが、今はできません。

京都の神社では、コロナの時から、鐘を鳴らすことができないところが増えました。その後も外国人観光客の増加と共に、やはり鐘は取り外されています。「つまんないね~鐘ならせないの…」というミモロですが、コロナの時は、できるだけ触れるものを避けること。そして今は、参拝の仕方がわからない外国人観光客が、無茶な鐘のつき方をするのを避けるためとも言われています。

エアコンのない本殿は、思ったより暑く、汗でぐっしょりに…。

「ふ~外の方が涼しいねぇ~」と、拝観を終えたミモロの毛並みは汗で濡れています。


境内の一角には、祇園祭の山鉾を保管する倉庫が並びます。その前で立ち止まったミモロ。

「ここら辺、猫ちゃん多いのかな?」餌を与えないようにという標示が…。
さすがに暑い日中…ミモロ以外、ネコの姿はありませんでした。

「さぁ、次は、近くの「長楽館」を見学しよう~」と、この日、東山エリアの「京の夏の旅」を巡ります。


*「八坂神社」の詳しい情報はホームページから

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