ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

滋賀県の箱館山の「コキアパーク」。たくさんの百合の花と琵琶湖を望む絶景。27日まで

2017-08-26 | 国内旅行

「もう咲き終わっちゃったかな~」と、ミモロが心配しながら出かけたのは、滋賀県の湖北エリア、近江今津にある箱館山の「コキアパーク」です。
 
ここは、冬場はスキー場になるゲレンデです。雪がない季節は、山一面がお花畑になります。夏は、そこに250万輪の百合の花がさくのです。

駐車場からは、ゴンドラで標高627メートルを登ります。「わ~すご~い。琵琶湖が一望できるよ~。あれ、竹生島かな?」
ミモロは、ゴンドラの窓に仁王立ち。山を上るたびに、景色がドンドン開けてゆきます。

ゴンドラが到着した場所は、色とりどりの花が咲く花壇。
 
「ここって、すごく広いんだ~」さすがスキー場、見渡す限り草原が広がっています。


「わ~百合のお花まだ咲いてた~よかった~」すでに早咲きの百合の盛りは過ぎていますが、まだまだ花が残っています。


「わ~い」と広々した草原を走り回るミモロ。広い所に行くと、ネコとしての野性が目覚めるよう。


「こっちにも百合園があるみたい~行ってみようよ~」
8月下旬は、「森のゆり園」が見ごろだそう。この「夏のゆり園」の公開は、8月27日まで。今週末で終了で、9月16日~10月15日までは、真紅に色づくコキアとダリア、すすきなどが楽しめる「秋のコキア園」が始まります。

 
「ホント、森の中だ~」木々が茂る中に、百合の花が咲いています。
「ほら、ここにも~珍しい百合~」

「なんかいい香りがする~」風に漂う甘い香りは、そう百合の花から…。ミモロの鼻がピクピクと動きます。
 

ミモロは、森の中に咲く百合に見惚れながら、ゆっくり森を進みます。

そして時々立ち止まって、その美しさにボ~

「ミモロちゃん、こっち来てごらん~」とお友達の声。「なあに~?」とお友達のそばへ。
「ほら、すごくキレイね~」「うん、ホント、キレイ~」と二人は、目の前に広がる琵琶湖の景色にうっとり。


しばらく百合の咲く森で夢のような時間を過ごしたミモロとお友達。「なんかお腹空いた~」というミモロの言葉で、現実に戻ります。

パーク内には、レストランも。そこでミモロは、ユリ根の入った夏野菜カレーを食べることに。
「この野菜、滋賀県産の野菜なんだよ~」滋賀県は、日本屈指の農業県。京都をはじめ、近畿や中京地域に、さまざまな野菜やくだものを出荷しているのです。
「美味しいね~」と言いながらパクパク。

「あのね~まだ百合が咲いてるエリアあるんだって~」とミモロ。ランチの後は、そこに行くことに。

*「コキアパーク」の詳しい情報はホームページで



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厄病退散のご利益の「今宮神社」。参道に向かい合うあぶり餅を食べ比べ

2017-08-25 | グルメ

猛烈な暑さの京都。「連日36度は、超えてるんじゃないの~」と、全身毛皮のミモロは、もう汗びっしょり。でも、東京から来たお友達の京都案内に出かけます。
向かったのは、京都の北部、大徳寺から徒歩5分ほどにある「今宮神社」です。以前、ミモロは、何度か訪れている場所。「縁結び・・・特に玉の輿のご利益があるんだって~」とミモロ。今でいうセレブ婚でしょうか。

神社に向かう参道は、さすがに観光客も少な目です。
さて、今回お友達がここに来たかったのは、参道の両側にある名物の「あぶり餅」が食べたかったから。

2軒向かい合わせに暖簾が下がる「あぶり餅」のお店は、北側が「いち和」南側は「かざりや」です。
「いち和」は、1000年以上も前に創業されたという日本で最も古い和菓子店ともいわれる老舗。応仁の乱の時や、飢餓が蔓延したとき、人々にふるまったと伝えられます。

そして南側の「かざりや」は、江戸時代の創業です。

「ミモロちゃん、どっちのお店に入るの?」とお友達。「どうしようかな~」とミモロは、参道の真ん中で悩んでいます。

「いらしゃいませ~。わ~かわいい~」と声をかけられたのは「いち和」さん。
「どうしよう~・・・あの~前にそちらに伺ってレポートしたことあるんです」とミモロ。「あ、そうなの?」

「あの~今回は、こっちのお店にしますね~。ごめんなさい」とミモロ。「なら、分かれて座りましょ」とお友達。「うん、それいいアイディア」と。

ミモロは、「かざりや」さんの軒下へ。

「あぶり餅」は、お餅を小さくちぎって、竹串にさし、そこにきな粉をまぶして、炭火であぶり、最後に白みそのたれを付けます。
店先では、手慣れた手つきで、手際よく、竹串にお餅がつけられていきます。
「速い~」
ミモロは、そばで見学させてもらいました。

そのお餅を炭火であぶります。

真夏の作業は、暑くて大変。でも「すごい香ばしい~おいしそう」クンクンとミモロの鼻が動きます。

「お待ちどうさま~」とミモロの前に、お茶と出来立ての「あぶり餅」が。
10本で500円。向かい側の「いち和」さんにいるお友達が、2本持って、参道を横断。「わ~両方の味が楽しめる~」と大喜びのミモロです。

「う~味の違い?」白みそのたれがそれぞれ工夫をしているのでしょうが・・・「両方とも美味しい!」というのがミモロの結論でした。

水曜日が、両方のお店の定休日。その日に行くと、食べられないので要注意!


さて、「あぶり餅」を食べたミモロたちは、「今宮神社」の境内へ。
まずは、本殿に参拝します。
 
「今宮神社」は、大己貴命(おおなむちのみこと)などをご祭神に、約1200年前に、厄病退散の神社として創建。参道の「あぶり餅」もこれを食べると厄病退散のすると言われていたそう。

西陣の氏神でもあるこの神社の境内には、「織姫社」という織物の巧みさで知られるご祭神を祀り、技芸の上達を願う人の崇敬を集めています。


「あ、あそこ行かなくちゃ~」
ミモロが、社に参拝の後、訪れたのは、占い石といわれる「阿呆賢(あほかし)さん」。
「願い事を念じて、石を持ち上げるの。叶うときは、石が軽く感じるんだって~」とミモロ。
さっそくお友達が挑戦。「あ、持ち上がった~」と嬉しそう。次はミモロが持ち上げます。
「う~上がらない~」やはりミモロの体重より重い石を持ち上げるのは無理。でも諦めないで~。「うん、神様見ててくれるもんね~」と、石をやさしく撫でました。

「ここって、玉の輿のお守りもあるんだよ~」と社務所へ。
 
社務所には、いろいろなお守りが揃っています。ここが「玉の輿」にご利益があるのは、西陣の八百屋娘、お玉が、五代将軍徳川綱吉の母、桂昌院に大出世したといわれることに由来します。桂昌院になってから、この神社をはじめ、さまざまな神社仏閣の修復や造営に尽力。京都や奈良には、そんな神社やお寺が多く見られます。

「きっと自分が、将軍のお母さんになれたのは、神様や仏様のご加護って感謝したんだよね~。感謝の心を忘れないようにしなくちゃね~」とミモロ。でもただ神様や仏様にお願いだけしては、願いは叶わぬもの。それに向かって行動することが大切なんですよね。その姿を見て、「じゃ、願い叶えてあげよう~」と神様や仏様は思われるのだと…。


まだまだ暑い日がつづく京都。「あぶり餅も食べたし、元気で、夏がこせると思うよ~」と、暑さにもかかわらず、食欲は衰えることがないミモロでした。

*「今宮神社」の詳しい情報はホームページで



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ミモロ宝塚歌劇を観賞。華麗な別世界に、感激。

2017-08-24 | 国内旅行

今年の春、ミモロは、初めて兵庫県の宝塚に出かけました。「スミレのお花キレイだったね~」
 
京都からは、阪急電車で「十三」か「梅田」で乗り換え、約1時間半で到着します。
「なんか外国に来たみたい~。すごくおしゃれな街だね~」駅前から宝塚大劇場までは、「花の道」という常に美しい花々が彩る散歩道を進みます。宝塚といえば、もちろん「宝塚歌劇」。でも前回は、チケットが取れず見ることができませんでした。
今回は、宝塚ファンのお友達に予約してもらいました。「なかなかチケット取れないんだって~」と、根強い人気を誇ります。

念願かなって、ミモロは、初の歌劇観賞へ
「ドキドキしちゃう~」

前は、入口やエントランス付近しか入れなかった「宝塚大劇場」。「今日は中に入れるんだもんね~」
 
ミモロが観賞するのは、「宙組」の公演。「ちゅうぐみ?」とミモロ。「そらぐみって読むの!」と宝塚ファンのお友達ににらまれます。「宙組は、一番新しい組で、演目も斬新なものが多いのよ」とお友達。「花」「月」「雪」「星」「宙」の5つの組と専科の公演が年間を通じ行われます。「東京の宝塚劇場でも公演してるでしょ。ミモロちゃん行ったことないの?」「うん、行ったことない…テレビで見たことあるけど…」と全くど素人のミモロなのです。

今回は、革命直前のロシアが舞台に繰り広げられるストーリー。「トップスターの朝夏まなとさまが素敵なのよ~」と、目に星が輝くお友達。「あ、そうなんだ~。うん、確かにすごくキレイな人だね~」とミモロ。

さて、劇場内に入ります。ミモロが興味を示したのは、ベビーカステラのようなカスタード入りのカステラ。
「おいしそう~」

また、宝塚劇場だけで買えるお土産の品々です。
 

「男役のスターさんってすごい人気なんだね~」可愛いイラストの品々も並びます。それと宝塚クマ。
 
男役と女役のクマの間で記念撮影。クマに挟まれるとネコだとわかるミモロです。

開演までの時間に、ちょこっと腹ごしらえ。「宝塚のたこ焼きだって~」
 
「明石焼」と「たこ焼き」各500円をお友達とシェアしました。

さぁ、お腹もいっぱい。いよいよ劇場へ。「ここからは、チケット持ってないと入れないんだよ~」とミモロ。
 
赤い絨毯が敷き詰められたホールは、華やかな雰囲気。壁には、公演に出演者の写真が並びます。

あれ、ミモロがいない・・・「ここだよ~」と気づくと、ミモロは、階段の一番上・
「なんかスターになったみたい~」
手を振りながら降りてきます。すっかりスターになり切っているミモロです。

「公演の前にトイレ行かなくていい?」とお友達。「うん、行く~」と女子トイレへ。
「わ~広い」
両側にズラリと並ぶトイレは、全部で48.さすが女子の多い劇場だけに、その数の多さにビックリ。男子トイレは、三分の一以下の大きさです。そして鏡もなんかラブリー。

さぁ、席に着きましょう。「もうすぐ幕が上がるの~」とドキドキしながら舞台を見つめるミモロです。
 
この日は、平日ながら、立ち見のでる人気ぶり。宝塚ファンの熱気があふれる客席です。

「なんかすごくキレイなステージだね~さすが宝塚・・・」パリッとした制服姿のスターや出演者・・・その姿にファンは見惚れています。ステージでミモロが感激したのは、すべての曲がオーケストラの生演奏なこと。舞台と客席の間には、オーケストラボックスがあるのです。「いい音楽で、音響も素晴らしいね~」とミモロ。

愛とロマンをテーマにしたストーリーが進むと、涙ぐむ観客も…。踊り、歌、お芝居が盛り込まれたステージ。「みんなキレイだね~」とミモロ。おそらく同じ演目を男優が演じたら、おそらくかなり泥臭くなったことでしょ。「なんかステージからいい香りがするような気がする」とミモロ。そう、そこは男性匂さが全くない世界なのです。

1部が終わり、インターミッションに、ミモロたちは、特製デザートを食べにレストランへ。
 
そこで公演特製のドリンクやデザートなどをいただきました。
 さて、いよいよ2部のレビューが始まります。今回は、「宝石の輝き」をテーマにした華やかできらびやかなレビューです。

「キャ~」と客席から声が…ピカピカのスーツと大きな羽をつけたスターの登場です。「すごい~」とただ目を丸くするミモロ。次々に場面が替わり、そのまばゆさは本当に別世界。「なんかこの景色見たことある」とミモロ。「そうだ、西本願寺・・・」京都暮らしをするミモロにとって、黄金のきらびやかさは、お寺の本堂を彷彿とさせたよう。「ミモロちゃん、声が大きい~」とお友達に注意されたミモロでした。

みんなが楽しみにするのは、ラインダンス。羽をつけた出演者が一列に並び、足を高く上るラインダンスは、宝塚歌劇の見どころのひとつです。

さらにピカピカの大階段を降りてくるトップスター。そこには割れんばかりの拍手が。
男役の出演者による群舞の見事さ美しさは、宝塚歌劇ならでは。もし男性が同じことをしても、これだけ体形が揃うことは不可能です。背の高さも、肩幅もほぼ同じなのは、女性が演じているから…。

ブロードウェーなどのステージは、体形や背の高さもいろいろ。でも宝塚歌劇は、男役の人は、多少背が高いのですが、今は、昔ほど、女役の人との背の高さに差が少なく感じます。だから、いっそう揃った感じがするのです。
「ミモロちゃん、ほかのステージと宝塚歌劇は別もんなの・・・比べちゃだめ~」とお友達。「そうなんだ~」とミモロ。

夢のような華やかさに圧倒された感じのミモロ。
しばし、幕が下りても、客席で呆然。

さぁ、もう行きましょ。
劇場には、記念写真を撮影できるブースもあります。
「あ、その前で撮影してる~」スターのように背中に大きな羽をつけた写真が撮影できました。
「ミモロもスターになる~」
う~もっと目が大きくないと~。

「なんかホント、別世界だったね~」と何度もいいながら、劇場を後にしたミモロでした。


*「宝塚歌劇」に関する詳しい情報はホームページで






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「大覚寺」の「宵弘法」。先祖を敬い霊を送る。「護摩祈願」と「送り火法要」など

2017-08-23 | 京都

嵯峨の大沢池の畔にある「大覚寺」は、弘法大師を宗狙と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山です。
ミモロは、お友達に誘われて、8月20日の夜に大沢池を舞台に行われる「宵弘法」という弘法大師が除災招福を祈願する法会に参加することになりました。
「はじめて参加するの~」
夕方、6時近くに到着したミモロたちは、燈篭が並ぶ参道を歩き、大沢池へと進みます。

「わ~久しぶり~気持ちいいね~」大沢池を眺め、その広々した景色に思わず見惚れるミモロです。

大覚寺は、嵯峨天皇の離宮だったところ。正式には、「旧嵯峨御所大本山大覚寺」というのです。
「あ、嵯峨天皇って、弘法大師に高野山の開創を許可なさった天皇でしょ」と、つい1週間前に、高野山に行っていたミモロ。「ここも弘法大師さまのお寺でしょ。なんかご縁を感じちゃう~。弘法大師さまのお導きかな~」と。嵯峨天皇は、弘法大師の勧めで、般若心経を浄書され、その宸筆は、60年に1度しか開封できない勅封心経として今も大覚寺に大切に奉安されているのです。「だからここは、般若心経の写経で有名なんだって~。嵯峨天皇も弘法大師もすごく字がお上手なんだよね~。ミモロも今度写経しに来よう~」と。

さて、この日、大沢池には、特設の舞台が池に設けられています。
 「あそこで法会するんだね」
大沢池には、蓮の花がまだ咲いています。
「キレイ~ 通常の拝観時間なら、すぐそばで蓮の花を見られますが、この日は、通常の拝観時間を過ぎているので、池のまわりを歩くことはできません。なので柵に上って、眺めます。
「ミモロちゃん、お護摩祈願が始まるみたいよ~」とお友達に言われ、「あ、そう?今行く~」と柵から飛び降り、お友達の後に続きます。

池のそばに立つお堂には、僧侶が次々にやってきました。
「ホント~」
そして、間もなくお堂では、僧侶の読経が響き、参拝者の願いを書いた護符を火にくべ祈願する「お護摩祈願」が始まりました。
ミモロは、その傍らでじっと見つめています。

30分後、「お護摩祈願」が納められ、送り火法要まで、ミモロは、ほかの場所を見に行くことに。
ミモロが気になっていたのは、池に浮かぶ船。船頭さんたちが、灯篭流しの準備をしています。
「ミモロもご先祖様の燈篭流したい…」と、受付へ急ぎます。「あの~灯篭流し間に合いますか?」「はい、まだ大丈夫ですよ」2000円を納め、灯籠を奉納します。
 「側面にお名前書いてくださいるんだって…五山の送り火でご先祖様お見送りしたけど・・・気持ちだから」と。

灯籠流しをお願いして、「あれ?なんか素敵な音楽が聞こえてくる~」と本堂のそばに進みます。
「なんかいいね~」学生さんたちが演奏するクラシック音楽やポップな曲が、夕暮れの境内に響きます。
「宵弘法コンサート」です。

夕暮れが刻々と迫り、境内は、いっそうしっとりとした雰囲気に…。「こんな時間にお寺に入ってことない…素敵~」

万灯会のご献灯が、しだいに輝き始めました。
「なんてキレイなんだろ…」とその美しさに立ち尽くすミモロです。


気づくと、周囲は、夜の闇に包まれ始めました。
夜7時、いよいよ「送り法要」の始まりです。
ミモロは、建物に張り出した板張りの場所で、法要を見守ります。
大きな火が、立ち上り、池の面を照らします。

般若心経などの読経の声に、思わず手を合わせるミモロでした。

法要が終わると、お寺の中を拝見します。「こんな夜に拝見できるなんて…」とミモロたちは感激。
 
かつて嵯峨御所だったお寺は、まるで宮中のような雅さを備えています。
「夜、金の襖絵見ると、昼間より豪華に見えるね~」と、夜ならではの景色です。

「ご先祖様、もうお帰りになったかな~。どうぞいつもミモロを見守ってくださいね」
池には、灯籠流しで浮かべた燈火が光っています。


「五山の送り火だけじゃなく、京都にはいろいろな送り火の法要があるんだね~」と、改めて京都の奥深さを感じたミモロでした。

*「大覚寺」の詳しい情報はホームページで




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鷹峯の住宅地にあるフランス料理店「ボルドー」。本格フレンチを存分に味わう贅沢な時間

2017-08-22 | グルメ

京都で5か月暮らしたミモロのお友達。その最後の夜・・・東京から迎えに来たパパとママといっしょに、記念のディナーをすることに。「ねぇ、ミモロちゃん、どこがいいかしら…」と相談されたミモロ。「う~ん、特別な日だから、素敵なところに行きたいよね~。あ、それならピッタリのところがある」と、頭に浮かんだのは、京都に住むお友達から教えてもらった鷹峯にあるフレンチ「ボルドー」です。

 
京都の北部、光悦寺にほど近い住宅地の中にあるお店は、まるでフランスの郊外にあるような雰囲気。
京都の町の喧噪とはかけ離れた閑静なエリアです。
「こんばんは~。あの~予約したミモロです」
「はい、お待ちいたしておりました。どうぞこちらへ~」と店の奥へと進みます。
「なんかすごくゴージャスな雰囲気・・・ちょっと緊張しちゃう~」レッドカーペットが敷き詰められた廊下。
その奥には、白いテーブルクロスが掛かったメインダイニングが広がります。
「わ~いっぱい~」
テーブルの上には、たくさんのフォークやナイフなど、ピカピカのカトラリーが並んでいます。「いつもお箸しか使ってない…」とその数の多さに驚くと共に、料理の品数の多さに期待も膨らみます。

このフレンチレストラン「ボルドー」は、1978年に開業。オーナーシェフは、日本のフレンチを牽引する大溝隆夫さん。
 
本場フランスで長らく腕を磨き、帰国後、ご実家のある洛北の鷹峯にお店を構えました。フランスの農事功労賞 シュヴァリエを受勲。京都府の「現代の名工」をはじめ、厚生労働省の「国の現代の名工」にも名を連ねます。さらに平成27年には、「黄綬褒章」が授与されました。

現在は、フランスの3つ星レストランで修行をなさった息子さんの隆智さんと、訪れるゲストに、本場の味を披露しています。
「ここって、実は、国内外のVIPもお忍びでいらっしゃるらしいよ~」とミモロ。郊外のレストランだけに、静かにお食事を楽しむことができるのかもしれません。

「わ~すごいレストランなのね~」と、フランスに住んだ経験のあるお友達は大感激。

さて、この夜、ミモロが予約したのは、6000円のおまかせディナーコース。予約するとき電話で、「あの~8000円や1万円のコースとどこが違うんですか?」と質問。「お料理の数は同じですが、食材に違いがあります」とお店の方。コースは、6000円から2万円まで。「あの~6000円でお願いします」とお返事を。

いよいよお料理が運ばれます。銀色のプレートには、ミモロの顔も映ります。
 
「カンパ~イ!」お友達の京都暮らしの無事終了を祝って、家族みんなで乾杯。「ミモロちゃん、いろいろお世話になりました~」とお友達のパパとママ。「いいえ~そんな~」とお友達が京都から東京に戻るのがちょっと寂しいミモロです。でも、お友達は、9月からロンドンに留学。「これから、もっといろいろ経験できるね~がんばってね~」とお祝いします。

ミモロたちのテーブルには、次々に料理が運ばれます。
   
スープが出るまで、なんと4品もさまざまな前菜が…。「これどのフォークとナイフで食べるの?」と次々にテーブルのカトラリーを手にするミモロ。「う~美味しい~」と感激の声がみんなからこぼれます。
スープは、冷たい夏らしいもの。「すごい…美味しい~さすがだね~」
「これからメインのお料理でしょ?」
まずは、お魚のお料理が…。
今にも涎がこぼれそうなミモロです。
次は、お肉料理です。
 
「この中に入ってるの?」ドキドキ。中にはステーキが…。

「お料理は、以上ですが、チーズいかがですか?」
「う~ワインが飲めれば、チーズ美味しいのに~」と車のミモロは、我慢です。

最後は、デザート。でもまずは、シャーベットなどが。

それからケーキが登場です。「あの~全部食べてもいいの?」「はい、どうぞ~」
 
さすがに全部は・・・ということで3種類いただきました。

「ミモロちゃん、ホント、美味しかった。感激しちゃう~」とお友達家族。
「これだけ本格的なのは、東京でもめったに味わえない…さすが京都」とフレンチが大好きなお友達家族。
「6000円のコースだけど、よかったかなぁ~」とミモロ。「うん、もう大満足。これで6000円って、かなりリーズナブルじゃない?」と。確かに、お店の雰囲気や素晴らしいサービス、そして本当に美味しいお料理の数々などを考えると、価値あるもの。

「お腹いっぱい~動けない~」とソファに座ったミモロ。


「さすがミモロちゃん、素敵なお店よく知ってるのね~」とお友達家族。「うん、まあね~」と鼻をピクピク。

お誕生日やいろいろな記念日をはじめ、特別な日に相応しいレストランです。

「結婚式もできるんだって…」そう、個室もあるので、婚約のご両家ご挨拶などにも。

ランチは、5000円のコースで。
「一度、2万円のコースって食べてみたい~いったい何が出てくるのかな?」とミモロの夢が広がります。


お友達との最後の夜。思い出になる素敵なディナーになりました。

*「ボルドー」の詳しい情報はホームページで


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