地下鉄東西線「東山駅」から東大路通を南へ。郵便局の角をちょっと入ったところに「田中漬物舗」があります。
最近、ミモロは、ここのトマトとアスパラの漬物がお気に入り。

「ぷるぷるトマト」という丸ごとのトマトを柚と甘酢のジュレに漬けたものと、シイタケでとったダシ汁に漬けこんだアスパラ。いずれも春から夏に登場するお漬物です。
「ジュレがまるで氷みたい・・・すごく涼し気で夏にピッタリ~。この甘酸っぱい味たまんない~。アスパラも味が沁みてて美味しいね~」と、気づくと、トマトやアスパラをひとりで全部食べてしまいます。
さて、ここ「田中漬物舗」は、明治44年創業のお店。


大きな通りからちょっと入った場所なので、観光客もあまり気がつかないよう。でも、そういうところにも美味しい漬物屋さんがあるのです。
京都には、たくさんのお漬物屋さんがあり、それぞれ独自の味を守り、それぞれにファンがいます。ここも地元の人を中心に、知る人ぞ知るお店で、全国からここの味を求めてやってくる贔屓の方も多いそう。
現在五代目となる店主の義人さんは、「野菜ソムリエ」で、また「醤油名匠」でもある方。

昔ながらの味と共に、季節ごとに旬の野菜を今の食卓にあった味に開発したものもいろいろ。


トマトやアスパラも、ご店主が作り上げた味です。
お店はここだけ。「え~ここに来ないと買えないの?」と、ミモロ。「店の奥の工場で作っているので、作れる量にも限りがあるんで~」とご店主。JR京都伊勢丹地下と「知恩院」の売店にも、お品を置いているそうですが、種類の多さは、やはりここに来ないと~。
ミモロは、お店の中をあちこち見て回ります。「いろんなお漬物があるね~」とミモロ。


名物の「なにこれ漬」は、昆布を焚いた醤油の中に、干し大根を漬けこんだ佃煮風のお漬物。ご飯がすすむ昔ながらの味わい。
「これなんだろ?」


「あ、筍もある…」ケースには、通年の味と季節限定のものがあります。


ミモロは、店の冷蔵ケースにある品を試食させてもらいます。
「いいの~いろいろ食べて~」「はい、どうぞ~」お店の方にすすめられ、遠慮なく・・・


小さなお皿に試食のお漬物をのせて、椅子でゆっくり味わうミモロでした。
実は、ミモロは、あまり漬物が得意ではありません。「でも、ここのお漬物美味しい~」と笑顔に。
いろいろ試食して、特に気に入ったのが、このトマトとアスパラなのでした。

「それ、クール便で送れますよ~」とお店の方。インターネットでも注文可能です。
「京都だけでしか買えない味って、お土産や贈答品にいいんだよね~」と、いつも東京などのお友達にプレゼントするとき、他では買えないものを探すミモロです。
お店では、いつも忙しそうに、品の包んだり、配送の手配をしています。
「人気なんだ~」そう、一度食べると、また食べたくなる・・・そんなお漬物なのです。
*「田中漬物舗」京都市東山区東大路通三条下ル南木之元町 075-561-2928 10:00~18:00 日曜休み
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