ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都古門前通に昨年オープンした米店の「おにぎり き喜」。精米したてのお米で作るご飯が格別のおにぎり専門店

2024-09-01 | グルメ

「ワ~美味しそうなおにぎり…どれにしようかな?」とカウンターで悩むミモロ。

ふっくらとしたご飯の上に、シャケや明太子、おかか、ツナマヨネーズなどがのっているおにぎりです。

ある日、ミモロは、祇園を目指し、三条大橋から南へ、古門前通に入り、東方向に進んでいました。
「あれ?おにぎりだって…」

白いのぼり旗がヒラヒラ風に揺れているのに、つい足が止まります。

白い暖簾が下がるモダンな雰囲気のお店です。

「あれ?こんなお店、前からあったかな?」と首をかしげるミモロ。「う~確かここには、お米屋さんがあったはず…」

そう、ここは、「かじわら米穀」というお米屋さん。昨年11月におにぎり専門店をオープンさせたのでした。


「わ~素敵なお店~」とミモロは、店内を見て回ります。


「いろんな種類のお米が並んでる~」もちろんここは、祇園の料理店や旅館などにお品をおさめるお米屋さん。
全国から選ばれたお米の種類も豊富です。

「ここ、お米たくさんある~今、お米が不足してるってニュースで言ってたけど、さすがお米屋さんだね~」とミモロ。

お店の奥では、ご主人が精米作業をなさっています。

「精米したてのお米って美味しんだよね~」とご飯好きのミモロ。

棚には、さまざまな種類のお米が並び、中でも、ミモロが目を止めたのは、黒や赤、黄色の古代米です。


「うちのお店は、日本で初めて古代米を販売したんですよ」と奥様。

なんでも、今から40年ほど前、ここの氏神である「八坂神社」の宮司さんから、神様に奉納するために古代米を取り寄せて欲しいというリクエストを頂いたそう。それに応え、取り寄せた古代米。それまで、古代米は、一般にはあまり食べられていないものでしたが、それを機会に販売することに…。


「へぇ~そうなんだ~ミモロ、いろいろなところで古代米食べるよ~ここが始まりだったんだ~」と感激するミモロ。

「おにぎりのお店は、私が、以前からやりたかったんです。それで、改装を機会にオープンしました。おにぎりの中身は、自家製のものや明太子など取り寄せたもの…。白米のおにぎりは、毎月、異なったブランドのお米を精米して、炊いているんですよ~今は、北海道産の『ゆめぴりか』です」と奥様。
「え~毎月、お米違うの?味わかるかな?」とミモロ。「きっとわかりますよ~お米によって、味わいが異なりますから」と。
精米したてのお米で炊いたご飯の味わいに期待が膨らむミモロです。

おにぎりは、白米の他に、古代米を使ったものもいろいろ。


「う~どれにしようかな?」と迷うミモロです。

やっと選んだのは、大好きなシャケがのった白米おにぎりと明太子の古代米のおにぎり。

買ったおにぎりには、有明産のパリパリの焼きのりが1枚付いてきます。

「また、来ま~す~」とお昼に頂くおにぎりを抱えて、手を振ってお別れ…


観光客も多いエリア…ここでおにぎりを買って、白川沿いで食べたりする外国人観光客も…。
唐揚げや卵焼きなどがセットされたおかずも販売されています。

「ちょっとお腹空いたときに、1こだけでも買えるから、いいね~」とミモロ。

厳選されたお米のおにぎり…海苔を巻いて、パクリ…「美味しかった~」とあっという間に食べたミモロでした。

*「おにぎり き喜」の詳しい情報はホームページから
営業時間 9:00~売り切れ次第販売終了 不定休


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