「これお茶の葉っぱだよ~」とミモロが指さすのは、京都栂尾「高山寺」の「茶園」に育つ茶葉。
「高山寺」にある「茶園」は、日本最古の茶園と言われます。
高山寺の中興の祖である明恵上人は、中国へ渡り、持ち帰った茶の種を臨済宗の開祖の栄西禅師からプレゼントされて、それをこの地に植えて、育てました。その後、ここで育った茶は、宇治に移植され、それが宇治茶の始まりです。
「よく育ったよね~。植物育てるの上手だったんだね~もし下手で、枯れちゃったら、日本のお茶の歴史は変わっていたかも…」と、茶園を眺めながら思うミモロでした。
山に広がる境内を、ミモロはトコトコと歩きます。そして立ち止まったのは…
「開山堂」の前。
明恵上人が晩年を過ごし、亡くなった場所です。現在の建物は、江戸時代に再建されたもので、中には、明恵上人坐像が安置されています。
ちなみに、明恵上人は、親鸞聖人と同い年。
「ということは、京都のどこかで二人は、出会っていたのかなぁ~」と想像するミモロですが、お互いの存在は知っていても、実際に会ったかどうかは不明です。たぶん会ったことはなかったのではと、言われています。
さらに奥へと進みます。「ヨイショ~」
向かったのは、「明恵上人 御廟」です。
「なんか特別な雰囲気が漂ってる…」と感じたミモロです。
そして仏足石のそばを通り、「金堂」に至ります。
最初に建てられたものは、室町時代に焼失。その後、江戸時代に「仁和寺」の御堂を移築したものだそう。「中には、釈迦如来像が本尊としてお祀りされてるんだって~ということは、ここがこのお寺の本堂なんだ~」
そう、先ほど過ごした「石水院」は、後鳥羽上皇から学問所として賜った建物。訪れる人の多くは、「書院」と「石水院」で帰ってしまいますが、ぜひ「金堂」にも参拝したいもの。
境内では、一番奥に当たる「金堂」からは、長い石段が続いていて…
「ここ降りるの、緊張しちゃう~」と、石段下る方が苦手なミモロ。
慎重に一段一段降りてゆきます。
「金堂」から続く一直線に道は、「金堂道」と言われ、お寺の表参道。
お寺の外へと続きます。バス停に近い道は、実は裏参道なのです。
山には、ちらほらと紅葉した楓が…
ミモロが歩く道も、もうすぐ鮮やかな紅葉に彩られることでしょう。
「また、来なくっちゃね~」
*「高山寺」の詳しい情報はホームページで
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