昨日の大雨から一転し、まばゆい日差しと暑さが戻った7月20日。いよいよ「祇園祭」の「後祭」が始まりました。
山鉾巡行のしんがりを務める「大船鉾」では、祭りの無事を祈る剣鉾の奉納が13時から行われました。
剣鉾は、神輿渡御するときに、町を清めるために差し上げられるもので、約6mほどの竿の上に金色に輝く剣と鈴がついていて、その鈴の音が町を清めると言われるもの。
「祇園祭」で華やかな巡行を行う山鉾のルーツともいわれます。京都では、神輿渡御の前に、剣鉾巡行をする神社が目立ちます。
13時、ミモロが四条新町の「大船鉾」の町会所に到着したとき、すでに差し上げの準備が整っていました。
「祇園祭」では、「大船鉾」だけが、剣鉾の奉納を行います。差し上げをするのは、「瀧尾神社剣鉾奉賛会」の皆さん。
「瀧尾神社」は、「大船鉾」の復興に深く関わった神社で、鉾の船首を飾る龍頭は、この神社の龍をモデルに製作されたもの。「瀧尾神社」は、剣鉾を差し上げる神社で、そこの差し手のみなさんは、ミモロがよくお邪魔する東山の「粟田神社」の剣鉾や「吉田神社」などの差し手でもあり、昔からの顔見知りなのです。「ミモロちゃん、見に来てくれたんだ~」と歓迎してくださる皆さんに「はい、ミモロ、剣鉾大好きだから~」と答えます。京都に暮らしてから、すっかり剣鉾の魅力にはまり、今までいろいろな神社の祭りで剣鉾を見てきたミモロでした。
さてミモロ同様、剣鉾の差し手の方と深い繋がりがある前原誠司さんも来賓としていらしていました。
「ミモロちゃんも来たんですね~」と、参議院選挙の応援などですっかり日焼けしたお顔。
まずは、町会所で、出陣の神事が行われました。
「瀧尾神社」の佐々貴宮司様が、剣鉾を清めます。
そして始まった、差し上げ。
カーン、カーンと涼やかな鈴(リン)の音が、新町通に響きます。
「がんばってね~」と、知り合いの差し手の方々に声援を送るミモロ。
剣鉾は、「大船鉾」の周りを3周し、鉾町を清めます。
沿道で見守っていたミモロ…「そうだ、あそこから見守ろう…」と向かったのは、なんと「大船鉾」の上。
金色の龍頭の後ろから、じっと見つめるミモロです。
龍頭のすぐそばで響く鈴の音…「きっと龍さんも喜んでるね~」と感じたミモロです。
ミモロは、「大船鉾」でお手伝いをしているので、特別に鉾に上がることができました。
鉾の上から、剣鉾の差し上げを見つめます。
町会所の2階には、江戸時代の大きな金幣が置かれています。1年ごとに、龍頭と交代で、鉾の船首を飾るもの。「来年の出番を待ってるんだね」
剣鉾の差し上げも3年ぶり。それが終わると、いよいよ「大船鉾」の弾き初めが間もなく始まります。
差し手のみなさんお疲れさまでした。最後は、みんなで近年撮影…。
「やっぱり剣鉾っていいね~」ますます祭りの雰囲気が高まってゆきます。さぁ、15時からは弾き初めが行われます。
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