五条大橋そばにある元禄2年創業の「半兵衛麩」は、宮中の大膳亮で麩の作り方を学んだ初代玉置半兵衛が始めた京麩一筋のお店です。


趣ある石造りの洋館と格子が美しい町家が連なった構造のお店です。
「なんか落ち着く雰囲気のお店だね~」とミモロ。ゆったりとした店内には、品格ある空気が漂いっています。

奥の石造りのお店には、ガラスケースが置かれ、そこにさまざまな品が整然と並んでます。
「どれにしようかな~みんな美味しそう~」

そしてその周囲の棚には、ここ自慢の品々が並びます。


麩は、小麦粉から抽出したたんぱく質グルテン。それにもち粉を加えて蒸す「生麩」と再び小麦粉を加え焼いた「焼麩」があります。京都は、かつて「生麩屋さん」と「焼麩屋さん」分かれて商いがされていたそう。でもここ「半兵衛麩」は、その両方を昔から商う「京麩」の名称を与えられたお店です。
「生麩大好き~」と試食するミモロ。


「もち粉が入っているからモチモチしてたんだ~」と初めて知ったミモロでした。
生麩も焼麩も、京料理そして精進料理には欠かせない食材のひとつ。生麩の独特のモチモチした食感は、ミモロだけでなく多くの人の愛するところ。
生麩は、季節を彩る食材として京料理を飾ります。「春は、桜の形、秋はもみじの形ってかわいいね~」

お吸い物などにも愛らしい小さな麩が欠かせません。

「ミモロ、麩まんじゅうも大好き~」笹の葉に包まれた麩まんじゅうは、懐石料理などのデザートにも。

ここ本店だけの品も魅力的。「山椒の香りが食欲をそそる~」とミモロ。


五条大橋のところに店を構えたのは、豊かな水に恵まれた場所だから…。麩の製造には、たくさんの水が必要なのです。
敷地内には、井戸があり、今も大切に守られています。店内には、中庭に面したスペースがあり、買い物の途中に寛ぐことも。
「なんかお腹空いちゃった~」とミモロ。店の奥には、茶房があって、そこで「むし養い」という麩を堪能できる料理が3500円税別でいただけます。(要予約)
「ミモロ、予約したの~」といつの間に・・・。さっそく店の奥の茶房に進みます。


中庭を望みながら味わう麩の料理。「京都らしいでしょ~」とミモロ。
ゆったりとしたスペースが訪れるゲストを迎えます。

茶房でいただける料理は、「むし養い」という生麩とゆばづくしの料理のみ。
「わ~すごい~いろんな種類が並んでる~」と大喜び。

なま麩田楽、季節の炊き合わせ、揚げ物、白みそ汁などいろいろな料理です。

「お麩だから、足りないかと思ってたけど、結構ボリュームある~。麩はタンパク質だからパワー出るね~」とミモロ。
脂質の少ない麩は、ヘルシーな食材としても注目されるもの。
最後にお菓子も頂きます。

「ふ~美味しかった~。今度、東京のお友達も案内しよう~きっと喜ぶと思う。だってすごく京都らしいもの~」とミモロ。
「ここのお店のスタッフの方々、すごく丁寧な対応で気持ちいいの~」とミモロ。さすが老舗のスタッフです。
ぜひ、京都を訪れたら、ぜひ…「お辨當箱博物館」もお見逃しなく。
*「半兵衛麩」の詳しい情報はホームページで
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