ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ミモロの金沢旅第1弾 美術館や記念館など巡りも金沢の旅の楽しみ「金沢21世紀美術館」「金沢蓄音器館」など

2021-02-11 | 国内旅行

昨年の12月にGOTOトラベルキャンペーンで京都から日帰りツアーで向かった金沢。
前田家の居城「金沢城」を中心に栄える城下町は、京都とは異なった趣があります。
金沢の旅の楽しみは、美術館や記念館、ギャラリーなどの文化芸術施設めぐりです。金沢城の周辺だけでも本当にたくさんあり、とても1日では周り切れません。まずは、お友達が「どうしても行きたい!」という「金沢21世紀美術館」へ、

「まちに開かれた公園のような美術館」を建築コンセプトに2004年に開館した現代美術を収蔵した金沢を代表する観光スポットに。
美術館は、見学無料エリア(交流ゾーン)と有料エリア(展示会エリア)があり、大人気のレアンドロ・エルリッヒ作の「スイミングプール」は、チケットが必要な有料エリアです。
「それが見たい~」というお友達。でも、コロナ対策のため、入場制限があり、チケット購入からその作品を見学するには、1時間以上かかることがわかりました。

そこで、無料エリアで楽しめる作品のひとつアメリカ人アーティスト、ジェームズ・タレルの「ブループラネットスカイ」(タレルの部屋)++という光と空の移り変わりを体感する作品を見学します。

正方形の部屋に入ると、そこには、何も飾られていません。

ここで見るのは、天井に切り取られた窓から見える空。

それが時間の経過で刻々とその表情を変え、注ぐ光の変化を感じる…という作品。
「見る時によって、感じ方が変わるね~。夕方や夜来たら、夕焼けやお星さまが見えるのかな~」と。

「無料で楽しめるスペースもいろいろあって、楽しいね~」とミモロ。ここは美術館であると同時に人々の交流の場であり、館内には、レストラン、ショップなどのほか、市民が利用できる施設も備わっています。

「金沢21世紀美術館」は、開館している時間が、他の美術館や記念館よりも長く、展示会ゾーンでも通常18時、金・土曜日は20時まで、さらに交流ゾーンは、22時まで楽しむことができます。そのため、17時には閉館する他の美術館や記念館を優先的に見学することをお勧め。時間があれば、昼間来て、再び夜に訪れるのもいいかもしれません。

「ここ写真撮影に人気なんだよね~」とミモロ。館内には、写真を撮りたくなる場所がいっぱい。

*「金沢21世紀美術館」の詳しい情報はホームページで

さて、金沢を代表する人物のひとりに明治から昭和に活躍した小説家 泉鏡花がいます。
彼の生家跡に建つのが「泉鏡花記念館」で、そこには、作品とその生涯を知ることができるさまざまな展示が行われています。

泉鏡花は、徳田秋声、室生犀星と共に金沢三文豪のひとりで、近代文学史に鮮烈な輝きを放った作家と言えましょう。
「金沢って、個性的な作家さんを育む文化があるのかもね~」と、記念館を見学したミモロ。

私個人的に「高野聖」「外科医」「義血侠血」などの作品に心惹かれます。
彼独特の美意識および幻想的なストーリーなど、その作品は、後世の多くの作家たちに大きな影響を与え、三島由紀夫も彼の作品に夢中になったとか。

展示の数も多く、泉鏡花ファンなら1時間以上過ごすのは簡単。

「時間の余裕をもって訪れたいね~」とミモロ。まぁ、ミモロには、ちょっと泉鏡花の世界はむずかしいかも…。

内部は撮影不可なので、ぜひ実際に訪れてみてください。

*「泉鏡花記念館」の詳しい情報はホームページで

「ミモロ、ここも行きたい~」と、あまり関心がなさそうなお友達にお願いして、「泉鏡花記念館」のすぐ近くにある「金沢蓄音器館」へ。
 

ここは、明治・大正・昭和に活躍した蓄音器の数々が多数展示され、レコードファンには、見逃せない場所。


1877年、エジソンが発明したという蓄音器。「メリーさんが子羊を飼っていた」という言葉と共に生まれたそう。
「え~そうなの?メリーさんの羊って歌、それに関係するのかな?メリーさん、ネコ飼ってなかったのかな~残念」とネコのミモロ。


歴史的な蓄音器がズラリと並ぶ館内。それを毎日3回、実際に聞き比べができるのです。

館内の方が、詳しく解説もしてくださいます。ちょうどミモロたちが到着した時間は、聞き比べの最終回16時でした。
「わ~よかった~貴重な音が聞けて~」とミモロは、大喜び。
「間にあってよかったですね~。今度は、ゆっくり展示も見てくださいね~」と

そう、すでに17時近くになって、金沢の美術館や記念館は閉館の時刻が迫っています。
「もっと見たい~」とミモロ。

なかなか見ごたえのある展示で、ぜひおすすめの場所。

*「金沢蓄音器館」の詳しい情報はホームページで

今回の金沢日帰りツアーで、ミモロがどうしても訪れたい場所が…それは、2020年に開館した「国立工芸館」です。
「あと少しで閉館時間になっちゃう~見れないかも…」と泣きべそ気味のミモロ。それを見た「金沢蓄音器館」の職員の方が、「電話してみたら…」とアドバイス。
急いで「国立工芸館」に電話すると、開館時間は、17時30分なので、それまでなら…ということで急遽タクシーで向かうことに…。


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