ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

[明治天皇御陵」。いつ訪れても、圧倒的なスケールに感激する御陵。

2022-09-18 | 歴史・史跡

「わ~」と言葉の次に、何も続かないお友達。ミモロは、ある日、東京のお友達を京都伏見桃山の「明治天皇御陵」に案内しました。


駐車場から、林の中の道を進むと、御陵の正面の石段が目の前に現れます。

230段の石段は、青い空に続くよう・・・その姿は、ピラミッドを思わせます。
御陵があるのは、約400年前、豊臣秀吉が隠居屋敷として築いた伏見城があった場所。

「明治天皇御陵って、行ったことある?」とお友達に聞くと、「ううん、ない…」とあまり興味がない様子。京都市内には、いくつも歴代天皇の御陵があり、そのイメージがあるのでしょう…「あのね~他の天皇御陵とスケールが違うんだよ」とミモロ。

ここに車で、あまり興味がなさそうだったお友達ですが、この石段を見た時、言葉を失うほど驚いたのでした。
「ね?すごいでしょ」とミモロ。「うん、すごい~」とお友達。

「さぁ、上るよ~」と、すでに4回目となるミモロは、ドンドン石段を上がります。

「え~ここ上がるんだ~」と躊躇するお友達…。「あのね。思ってるより、ずっと上りやすいんだよ」とミモロ。
そう、この石段は、20段くらいごとに、踊り場があり、石段の幅も十分あって、長い割に上りやすいのです。

「ちょっと前に、滋賀県の立木観音に行ったけど、そっちの方が大変だった~すごく長いんだもの…。また、東山の「豊国廟」の最後の部分の石段より、怖くないよ~」と、いろいろな石段を上がった経験があるミモロです。

「さぁ、着いた!」石段の上からは、西山方向の景色が一望できます。


ミモロ達が石段をゆっくり上がっているそばで、地元の方がトレーニングをしているのでしょう2往復目の石段登りをなさっていました。

堂々とした風格と威厳を漂わす「明治天皇御陵」

明治という、いろいろな面で勢いがあった日本。そのトップにいらした天皇の絶大がパワーを象徴する御陵です。

ミモロが御陵が好きなのは、どこを訪れても、いつも美しく整えられているから…。「さすが宮内庁…」常に掃き清められている景色は、日本らしさを感じさせます。

「参拝しようね~」とお友達と首を垂れるミモロ。


「どうぞ日本に暮らす民が、平和で、安らかな暮らしができますように、お力を貸してください」と祈ります。

参拝後、ミモロはお友達を「桃山陵墓監区事務所」へ案内します。そこには、以前、ミモロが集めた御陵印があるのです。

「へぇ、こういうのあるんだ~」とお友達。
木箱の中に、ずらりと並ぶ御陵印。ここには、第26代継体天皇をはじめ、桓武天皇、安徳天皇、醍醐天皇など、全29印が揃っています。

御陵印があるのは、京都は他に、「泉涌寺」に隣接する「月輪陵墓監区事務所」、大阪の「古市陵墓監区事務所」、奈良の「畝傍陵墓監区事務所」、そして東京の「多摩陵墓監区事務所」で、そこを回れば、神武天皇から昭和天皇まで124代の天皇の御陵印が揃います。

「ミモロが押してあげる~ブチュー」と全身の力を込めて明治天皇の御陵印を押印。


「さぁ、つぎは、明治天皇の后の昭憲皇太后の陵墓へ参拝しようね」と。

明治天皇の御陵の前を過ぎて、南へと向かいます。

さまざまな季節の木々が植わる昭憲皇太后の陵墓。


広大な陵墓エリア…さらに奥に進めば、桓武天皇の陵墓へと至ります。


「観光客って、ここにはあんまり来ないんだよね」といつも人の姿が少ない陵墓です。

*「桃山陵墓監区事務所」京都市伏見区桃山町古城山 8:30~17:00 日曜・祝日休み


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