「昔の女工さんは、こうやってお仕事したんだって~」とミモロがマネをするのは生糸を繭から摘みだす作業です。
京都府の北西に位置する綾部市。そこの観光名所になっているのが「あやべグンゼスクエア」です。
ここは、日本を代表する繊維メーカー「グンゼ」創業の地。
明治29年(1896)の創業からの歴史を物語るさまざまな資料が展示されている「グンゼ記念館」。そして敷地の通り越しに「あやべグンゼスクエア」があり、その一角にやはりグンゼの歴史を展示した「グンゼ博物苑」があります。
3つの蔵スタイルの展示館で、歴史資料展示の「創業蔵」近年から現在の企業の姿を知ることができる「現代蔵」、そして未来への挑戦をする「未来蔵」です。
昨日ご紹介した「グンゼ記念館」は、金曜日のみの開館。他の日に(火曜日を除く)訪れても、グンゼの歩みがわかるように、同じような資料が展示されているのが「創業蔵」です。
「養蚕って、こうやってやるんだ~」と、日本の産業を支えてきた絹。それがよくわかるような資料が豊富に…。
「いろんな繭があるんだ~」
「こうやって蚕は繭作るんだって~」と興味津々。
和装から洋装へ、日本人の服装の変化は、人々、特に女性たちの生き方に大きな影響をもたらしました。
活動的になり、社会への進出も増えた女性たち…また、女子教育の推進で、女学校へ通う女子も急増。
グンゼは、多くの学生服なども手掛けたのです。
「絶対にグンゼの製品、誰か着てたよね~」と、ママから聞いていたミモロ。
良質の肌着やストッキングなどは、グンゼを代表する品々。「グンゼのものは安心…」という高い信頼性を獲得。
赤ちゃんから高齢者まで、まさに日本人の暮らしに寄り添ってきたのです。
そんな歩みがよくわかる展示蔵です。
「現代蔵と未来蔵は、撮影禁止…実際に行ってみてね~懐かしい広告などもたくさん展示されてるよ~」とミモロ。
さて、ミモロが訪れた時は、秋のバラがまだ咲いていました。
「あやべグンゼスクエア」には、平和の願いを込めて植えられたさまざなバラが…
「なんかいい香りがするね~」クンクン…と鼻を動かすミモロでした。
「あやべグンゼスクエア」は、綾部市の観光スポット。
「ここで、ゆっくりするのっていいよね~」とミモロ。綾部ICからも近く、またJRでも来れる場所。
「ショップやカフェもあるんだよね~」
綾部の物産なども豊富に揃っています。
「あ、グンゼの製品も売ってる~」これから厳しくなる冬の寒さに欲しくなる肌着も…
カフェやレストランも充実…「ここで半日過ごせるね~」
「グンゼってすごい企業なんだね~」と改めて知ったミモロです。
「これも知らなかった~」
「結構漢字もカッコいいかも…今となっては…」
ぜひ、京都からJRでも行ける綾部。足を延ばしてはいかがでしょうか?
*「あやべグンゼスクエア」の詳しい情報はホームページで
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