1月8日に、ミモロは、北大路通と川端通の交差点近くのショッピングモール「洛北阪急スクウエア」で開催中(1月11日まで)の「京の職人マルシェ」に出かけました。そこには、体験プログラムがあって、ミモロは、竹籠編みに初挑戦することに…。
「え~と、こことここを重ねて…」ミモロは、用意された竹ひごを組合わせてゆきます。
教えてくださるのは、「京もの認定工芸士会 響」の「竹工房 喜節」の細川秀章さんです。
すでに何度もお目にかかったことがある方…でも、竹籠編みを教えていただくのは初めて…。
今回編むのは、直径10センチほどの小さな竹籠で、まずは竹籠編みの基本の編み方「六目編み」からスタートです。
まず、竹ひご6本を、星型に置きます。
それを中心に、順番に1本ずつ竹ひごを置いてゆく、「蜘蛛の巣編み」を行います。
「え~と、ここを通して…」と、ミモロは、細川さんに教わった通り、丁寧に竹ひごを組み合わせます。
「ミモロちゃん、小さいから全身でやってる感じですね~がんばって~」と、真剣に取り組むミモロをやさしく見守る細川さん。
「こんな感じでいいのかな~」と、中心の周りに5本の竹ひごを置いてゆきます。
「どれどれ…」と時々細川さんにチェックしてもらいながら…「はい、大丈夫ですね~その調子で…」
「もう少し…」作業に集中するミモロ。一度やりだすと、夢中になる性格…。
「できた~!」やっと5本の竹ひごを通し終わりました。
次は、籠の側面部分を編んでゆきます。その前に中心部がずれないように、輪ゴムで仮止めをします。
側面になる部分の編み方は、指で、5本の竹ひごをきれいに束ね、曲げて、横へと差し込んでゆきます。
「なるほど~そこの部分に入れるのね…」と、作業を見つめます。
しかし、これがなかなか初心者には難しい作業で、弾力のある竹ひごを適度に曲げるのには、コツが必要。
「う~なんかずれちゃう…」と、思うようにできないミモロです。
細川さんに手伝ってもらいながら、作業を進めます。
「あれ~なんかおかしい~ずれてる感じ…」と。
「どれどれ、あ、ここの部分、竹ひごが重なっちゃってますね~」と細川さんは、ミモロができない部分を修正してくれました。
なんとか作業すすめ、側面が、少し盛り上がってきました。でも、出来上がったものに比べると、まだ平らです。
「大きな籠でもいいけど、やっぱりもう少し丸い感じにしたいなぁ~」とミモロは、籠の側面になる竹ひごを押すようにしながら形を整えます。
初めてながら完成度にこだわるミモロ。どうも職人さん気質も少しあるようです。
「こんな感じでいいかなぁ~」と、やっと納得の形になったよう。
「なかなかよくできたんじゃないですか~」と細川さん。「そう…よかった~」と籠を裏返すと、そこには、竹ひごが飛び出しています。
「飛び出した余分な部分をハサミで切ってください」と言われ、最終の仕上げに入ります。
「できた~これでいいかなぁ~」
「どれどれ見せてください~はい、よくできました!」と細川さんの最終チェックもパス。
「キャ~ミモロの竹籠だよ~何入れようかな?」と、完成した竹籠を嬉しそうに見つめます。
作業は、約1時間ほどかかりました。でもとても楽しい体験に…。
残念ながら、この竹籠編み体験は、8日の1日だけでした。ほかの日には、別の職人さんが、楽しい体験プログラムを用意してくださいます。
また、「京もの認定工芸士会 響」は、1月14日から西陣会館の2階で展示会を開催します。そこでも実演などが行われ、職人さんの技を見ることができます。
今回、マスクをすると表情が出ないので、ミモロはマスクなしで撮影しました。あしからず…。
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