ちょこっと東京旅を楽しんでいるミモロ。目黒駅西口のそばの「とんかつ とんき」で夕食をとった後、東急目黒線と大井町線を乗り継いで、自由が丘に向かいました。
前にも言ったように、自由が丘はミモロの馴染みの場所。
昔、やはり夏にここで盆踊りに参加してことがありました。
ちょうど東京に戻った時に、盆踊りが開催されると知り、ミモロは、喜び勇んで出かけました。
自由が丘は、東京の城南地区、目黒区にあり、東急東横線で渋谷駅から、6つ目です。
ミモロが、到着したころ、駅の北側のロータリーは、車両通行止めになり、中央に盆踊りの櫓が設置されて、盆踊りムードは満点。3日間に渡り開催された盆踊りは、この日が最終日です。
自由が丘駅を通る東急東横線は、近いうちに、副都心線と接続して、横浜中華街と埼玉県まで通じる、長ーい路線になります。現在、渋谷駅は、大規模なリニューアルの真っ最中。
さて、自由が丘のシンボルは、ロータリーにある女神像。
自由が丘という場所は、東京の郊外のファッションタウンで、おしゃれな雑貨店や洋菓子店、ファッションブティックなどが、多数ある人気の町。よく東京で住みたい町の上位にランクされる場所です。よく他府県からも、若い女性たちが大勢、町を楽しみにやってきます。
その昔、ここは、農村で、現在のようなオシャレな町になったのは、昭和2年に現在の東京急行電鉄が東横線、当時は、渋谷と横浜間を結ぶ電車が開通してからのこと。自由が丘の名は、トットちゃん、黒柳徹子さんが通った自由ヶ丘学園の名に由来するそう。昔は、自由ヶ丘と書いたそうですが、昭和40年の住居表示施行時に自由が丘になったとか…。
「えーずっと『自由ヶ丘』だと思ってたー」とミモロ。きっと住民の多くもそう思っているかも。
さて、話を、盆踊りに戻しましょう。まだ、夜が始まらない頃から、踊りの輪が、櫓のまわりに。ミモロも輪に加わって踊ります。
東京の盆踊りは、関西、京都の盆踊りと選曲が異なり、京都は、1曲の時間がかなり長い感じです。この日、自由が丘では、ロンドンオリンピックに因んで、かつて東京オリンピックで踊られた東京五輪音頭、自由が丘のオリジナルの盆踊り曲、炭坑節、北海盆歌などが掛けられていました。
「エンヤーコーラサ ハドッコイジャンジャンコーラヤ…」という音が流れます。
「あ!これ、『ドリフターズの8時だよ、全員集合』のオープニングテーマでしょ…」
あのーミモロは、幾つなの?それを知ってる人って、かなりの年齢…
このメロディーは、北海盆歌で、その番組で一躍有名になったそうです。
ミモロの得意は、炭坑節。
「月が出た出た月が出たーアヨイヨ…」前の人のマネをしながら、なかなか上手に踊ります。
この曲は、福岡県の三井田川炭坑の労働者が歌っていた曲を、編曲したもので、昭和7年にレコードとなり、その後、昭和23年に赤坂小梅さんという芸者さんの歌手が歌って、大流行したもの。
現在、盆踊りで掛る曲は、歌詞がなくメロディーだけのものが多いよう、オリジナルの曲の内容は、恋がテーマになってます。
ひと踊りしたミモロは、駅前のテントを覗きます。
「うちわチャリテイー基金だって、よくわからないけど、かわいい団扇がもらえるらしいから、募金しよう…」と、10円以上と書かれた箱に、100円入れ、団扇をいただくことに。
「どれにしようかな?」と、ここでも悩むミモロです。
やっと選んだ団扇を持って、満足そうな顔。
この日、自由が丘駅前は、夜が更けるまで、大勢の人が、夏の夜を楽しみました。
たまに、帰る東京を、楽しんだミモロです。
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