「ミモロちゃん、二条城のアジサイすごくキレイだったわよ~」とお友達に言われたミモロは、さっそく出かけました。
閉門まであと1時間。さすがに参観者の姿もありません。「まだ入れますか?」とミモロ。「はい、まだ大丈夫ですよ~」
ミモロは、まず二の丸御殿を見学し、そこから二の丸庭園へと移動しました。
今日の目的は、アジサイです。「わ~アジサイ咲いてるの、敷地内の西南方向なんだ~ここから、結構距離あるね~」と、すでに30分経過。
「どっちだっけ~」とミモロは、修復工事中の本丸御殿の脇を過ぎて、内堀を渡るために、一生懸命歩きます。
「こっちだっけ~キョロキョロ」周りには、道を尋ねられる人の姿もありません。
やっと内堀にかかる西橋に到着。そこでちょっとひと休み。「鯉いるかな?」と堀を覗くミモロ。
のんびりしちゃダメ~
「そうだった…」と、また足早に進み始めました。がんばれミモロ。
時間にゆとりがあるときは、のんびり散策が楽しい城内。でも急ぐと、その広さがきつく感じます。
「わ~すごいよ~」と、西南隅櫓を背景に、その前に一面アジサイが…
「よかった~間に合って…」そう、花の時期にもギリギリで間に合いました。
「ここにこんなにアジサイが咲くって知らなかった~」とミモロ。二条城には、いつも梅や桜の時期は訪れたものの、アジサイの時期は初めてです。
アジサイの間を巡るように小径が続きます。
ミモロはあちこちの小径を歩き回り、花を楽しみます。ミモロ、どこにいるの?「ここだよ~」
アジサイの花より小さなミモロでした。
さぁ、そろそろ出ないと…閉門の時間が迫ります。
そこから内堀沿いに進み、反対側の東大手門まで歩かなければなりません。
途中、芝生広場を通ります。芝生の手入れをなさっている係の方もミモロが横断するのを見つめています。
芝生の上を弾むように歩きます。
「う~まだ門までかなりあるね~」急いで~
「自転車あるといいのに~」と弱音を吐きながら、息を切らせて歩くミモロです。
ふ~なんとか閉門時間に間に合いました、すでに大門を閉じられて、脇の小さな扉から外へ。
「ホントにお城って大きいんだから~フーフー」と。先日訪れた「姫路城」に比べたら、かなり小さなお城になりますが、それでも外周は2キロあり、アジサイ園から東大手門まで、約600mありました。
三代将軍家光以来、ここに入城したのは、14代の家茂です。その家茂が大坂城で病に倒れ、満20歳で急逝してしまいます。その後を継いで慶喜がここ二条城で15代目の将軍職を継ぐことになり、その翌年には、二の丸御殿で大政奉還が行われるのです。
ミモロの頭には、慶喜の顔が浮かびます。それは草彅剛さん。「また大河ドラマで二条城舞台になるね~」と。
ちなみにミモロにとって、会津藩の松平容保は、綾野剛さんだそうです。
*「二条城」の詳しい情報はホームページで
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