哲学の道を銀閣寺方向に進んだミモロは、「法然院」に行く手前で「あ、近くで秋の特別公開やってるから、行ってみたい~」と、お友達といっしょに向かったのは、「霊鑑寺」です。
さて「霊鑑寺」は、臨済宗南禅寺派の尼門跡寺院です。承応3年(1654)に後水尾上皇の皇女の多利宮が天台宗の寺院として創建。その後、臨済宗に改宗し、明治時代まで皇女が住職を継承した尼門跡寺院です。
「尼門跡寺院だから、どことなく雅な雰囲気が漂うね~」とミモロ。
現在、紅葉が彩るお庭には、楓のほかに多くの椿が植えられ、春は椿のお寺として特別公開されています。
でも、今の主役は、色づいた楓です。
ご本尊として祀られるのは「如意輪観音」。
本堂の奥深く祀られている観音様。「多くの皇女さまたちがお祈りしたのかなぁ~」と想像するミモロです。
ここは、「谷御所」とも呼ばれ、そこに過ごした皇女たちが愛した御所人形なども展示されています。
「このお人形で遊ぶほど、幼い皇女様たちが、ここで生涯を過ごされたのかなぁ~」と、皇女さまたちの人生に思いを馳せるミモロです。
「りっぱな御殿のようなお住まいだけど、ここからおでかけしたり、お友達と遊んだりできなかったのかもね~」と、お金持ちではないけれど、自由に暮らせるネコであることを幸せに感じるミモロなのでした。
苔の美しいお庭。
雅な雰囲気を醸し出す水場など、敷地内には、心惹かれる場所がいろいろ。
「わ~落ち葉の絨毯だ~」と苔の上に散った楓といっしょに…
まだ山全体の紅葉は、もう少し…
「まだ、これからも、しばらく紅葉が楽しめるね~」
そう、特別公開が終わる12月1日まで、紅葉が美しい景色を見せてくれそうです。
*「霊鑑寺」京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町 拝観受付時間10時~16時 拝観料600円 12月1日まで公開
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