8月4日、酒蔵の町伏見の濠川には、いくつもの灯篭を流し、明治元年(1868)の鳥羽伏見の戦いで命を落とした人たちを慰霊し、またご先祖さまへ供養、平穏な暮らしなどを祈る「伏見万灯流し」が夜18:30から行われます。
「一度見たかったの~」というミモロは、お友達を誘って出かけました。
伏見は、多くの日本酒の蔵元が並ぶ町。また大きな商店街があることでも知られます。
「伏見万灯流し」の会場となる濠川は、坂本龍馬が襲撃を受けた「寺田屋」のそば。
「ここで龍馬さん、襲われて、薩摩藩邸に逃げたんだよね~」とミモロ。
歴女にも人気が高い幕末に活躍した坂本龍馬。伏見は龍馬が京都で活躍する拠点になった場所でもあります。
伏見には、「龍馬通」という道もあり、町のあちこちに龍馬に因むものを見つけることができます。
また、伏見は、町の中を濠という運河が流れ、酒をはじめ、いろいろな産品を京都から大阪へ輸送する拠点でもありました。
今は、観光船が運行され、伏見の町の風情が楽しめ、伏見に来たら、ぜひ、運河から町を眺めることもおすすめです。
「前に船に乗ったの~。すごく楽しかったよね~」と、そのときのことを思い出すミモロです。
「ここで万灯流しするんだ~」
まだ明るい18:30.河畔には、奉納される灯篭が準備され、また「長建寺」の僧侶の読経が響きます。
ご本尊に弁財天をお祀りする「長建寺」。春の桜でも有名なお寺。「前にお詣りしたよね~」とミモロ。
この日ももちろん参拝しました。
「あ、そろそろ灯ろう流し始まるみたい~」
係の人が、水の中に入り、灯ろうをひとつひとつ丁寧に流れに乗せてゆきます。
17時を過ぎるころから、夜の闇が忍び寄り、辺りは暗くなりました。
流される灯ろうの数も増え、川の上に静かな光が灯ります。
「なんか静かだね~」とミモロ。水辺には、観光客や地元の人の姿はありますが、すごく混雑しているという感じではありません。
「心が落ち着いてくる感じ~」と、じっと光を見つめるミモロです。
風もなく、また流れも緩やかな濠川。いくつもの灯ろうがゆっくりと水面を進む景色は、なんとも情緒あるものでした。
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