今年初めて、たくさんの雪が積もった京都の町。ミモロは、朝、はりきって雪の町のお散歩に出かけます。

いつも見慣れたお散歩コースである岡崎の疎水周辺の景色も、雪をかぶって、全く違った雰囲気です。

「あそこ、どうなったるかなぁ?」とミモロが向かったのは、岡崎神社。

ミモロが、楽しみにしたのは、神社の狛ウサギ。

「やっぱり雪ウサギになってるー」顔に雪をかぶったウサギになっていました。
「あれ、これは大変そうー」途中みつけた童の像。

こちらは、雪をかぶって、ちょっと苦しそうですね。
道の傍らの南天も赤い実に雪が積もって、いっそうきれいに。

岡崎の動物園近くの並木道も、白い幻想的な世界に。

「ルルルルー、ルルルルールル」と何か口ずさむミモロ。もしかして、「冬ソナ」のメロディー?
どうも気分は、ヨンさまのよう。
ミモロは、サクサクサクと雪をかき分け進みます。

誰も踏んでいない雪は、フワフワ。
「キャー」と、突然ミモロの悲鳴。

調子に乗って歩いていたら、雪に足を取られて、顔から雪の中へ。ミモロ、大丈夫?

京都市美術館の敷地の中の公園で、ミモロは、なにか始めます。

しばらくすると「できたー!」とミモロの横には小さな雪だるまが。ミモロのマフラーも結んでいます。

なんかミモロとそっくりな顔。「カワイイ?ミモロのお友達なのー」と。

「もっと一緒にいたいのにー。ちょっと待ててね。後でまた来るからねー」と、雪だるまに伝えます。

「またねー」と雪だるまも、言っているみたい。
ミモロは、雪だるまを公園に残し、おうちへと戻ります。

家に戻ったミモロ、「あ、大変…手袋が片方なくなってるー」

「ワーン、また落し物しちゃったー」

夏、祇園祭でも、大切な団扇をなくしてしまったミモロは、悲しくて、悲しくて…。
きっとさっき転んだ時に、落としたのかも…後でもう一度、行ってみましょう。
「うん、あるといいなぁークスン」と、やっと泣きやみ、涙をぬぐうミモロです。
お昼過ぎに、再び、さっきの公園へ。
「雪だるまさんも待ってるから、早くー早くー」と、足早に向かいます。
太陽も照り、気温も上昇した午後。周囲の雪も、かなり解けてしまいました。
公園に到着したミモロ、「あれ?雪がないー」と、さっき遊んだ場所をあちこち歩き回ります。
「雪だるまさんがいないー。どこ行っちゃたのー」もちろん、雪だるまの姿はどこにもありません。
「あ、手袋…」

雪だるまがいたベンチの上には、小さな赤いミモロの手袋がポツンと置かれています。
「きっと雪だるまさんが、ミモロの手袋、拾っておいてくれたんだねー」と。

小さな雪だるまの顔を思い浮かべるミモロです。
「手袋、拾ってくれて、どうもありがとう…」手袋を握りしめながら、涙がポロリ…。
なくしたと思った手袋が見つかった嬉しさと、消えてしまった雪だるまを思い、ちょっと淋しいミモロです。
京都の雪…ミモロには、心に残るいろいろな思い出が…。

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