ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

雪の京都ー感動的な「平安神宮」の美しい雪景色。ミモロも感激の一面の銀世界。清らかさもいっそう

2012-02-19 | パワースポット

2月18日の朝、ミモロが目覚めると、外は一面の雪景色。今シーズン初めて京都の町に大量の雪が積もりました。

ミモロにとっては、初めての京都での雪。もう嬉しくて、さっそく帽子と手袋、マフラーを着て、近所の平安神宮に出かけます。

「大勢人が来る前に、きれいな雪景色を見なくっちゃ!」
ミモロは、8時すぎに境内に到着。まだ、人影もまばらです。

「ホントに、すごく積もったねぇ」
松の枝にも雪がたっぷり。枝を重そうに垂らしていました。

「わーまるでスキー場に来たみたい…」広々した境内は、一面雪に覆われて、まだ誰も踏んでいないフワフワした雪の上を、足を半分ぐらい埋めながら、雪をかきかき歩きます。


蒼龍の顔も雪に包まれて「まるで雪帽子を被っているみたい」。

「あ、おみくじも雪だらけ…」

大極殿の前の左近の桜も、まるで白い花を咲かせたよう。「白い桜みたいで、キレイだね」

春のピンクの色も素敵ですが、枝に雪を積もらせた姿も、本当にキレイ。

雪が深いので、神職の方も袴の裾を縛って歩いています。

広い境内には、縦横に道が…。

職員の方が、竹ぼうきで、雪をかき、訪れる人のためにつくった道です。
フワフワした雪を、サッサッサと竹ぼうきで掃き、見る間に道が伸びて行きます。さすが馴れた手つきです。

平安神宮の神苑は、8:30から入苑が可能。ミモロは、少し前に入口にスタンバイして、開苑すると神苑に一番乗りを。「まだ誰も来てないみたい…」シーンと静まり返った神苑には、時折、枝から落ちる雪の音が。

枝垂れ桜で有名な南神苑の紅枝垂れ桜も、まるで白枝垂れ桜のよう。

ふんわりとした雪は、建物や木に降り積もり、まるで丸い綿帽子をかぶせたように。


ミモロは、雪の道をトコトコ歩き、池の畔に。池のまわりと囲む竹垣もごらんの通り、雪がいっぱい。


東神苑の栖鳳池から望む、雪の泰平閣。

「こんな景色が見られて、感激!なんて美しいんだろ」しばらくその景色に見惚れるミモロです。
純白の世界は、清らかな空気に満たされ、朝日に輝く屋根は、まばゆい輝きを放ち、神々しさを漂わせます。

屋根の鳳凰も、白い羽を広げます。

「あれ、こんなところにも雪が…」
バケツの中の水は凍り、淵には雪の縁取りが。ミモロの関心は、いろいろな場所に。

「冬の京都は、すごく寒いけど、こういう景色が見られるのはいいよねぇー」と。


平安神宮を雪景色を楽しんだミモロは、さらに雪の町のお散歩をつづけます。


ひと言…
今年、初めての大量の雪。やはり京都には、雪が似合います。きっとどこのお寺や神社も、それなりの趣があることでしょう。雪の京都で、人気のナンバーワンの場所は、やはり「金閣寺」。金色の建物の雪の姿に、大勢の人がカメラを向けます。雪景色で、写真が映えるのは、やはり金色や朱塗りの建物では、と「平安神宮」を見てつくづくと…。

また「平安神宮」の神苑は、開苑時には、すでに観光客のための道が、苑内にできていました。朝から職員の方たちが、竹ぼうきで作った道。きっと大変な作業だったのではと思われます。

「平安神宮」の広い境内一面の白銀の世界は、いつもにも増して、清らかな気が流れているような感じがします。

「これほど多い雪は珍しいですね」と神職の方。「こんな美しい景色が見られて感激です」というと、「それはよかったですね」と微笑まれました。

寒いけれど、訪れてよかった…なにか心がホッと温かくなりました。



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コメント (4)
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