ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

ご利益3倍?熊野神社、満足稲荷神社、御辰稲荷神社をめぐる「三社巡拝」で、厄祓いと福招き。

2012-02-05 | パワースポット

京都に暮らし始めて、初めての節分を迎えたミモロ。

観光客とは、ちょっと違う地元の節分の楽しさを体験。
それは、近所のお友達からいただいた「節分祭 三社巡拝券」というもの。


「これを持って、3つの神社に参拝すると、厄が払われて、福が来るのよ。それに福豆なんかも頂けるの」と。ミモロは、さっそく喜び勇んで、ご近所の3つの神社を巡ります。
節分は、いろいろな地元の神社で福豆を配ったり、甘茶などの接待が。
節分ならではの、お札やお飾りがあり、観光客でも楽しめます。

3つの神社とは、東大路通の「満足稲荷神社」と丸太町通の「御辰稲荷神社」。そして2つの通りの交差点にある「熊野神社」(ここは前に女子駅伝を見たところです)。


まずは、東大路通にある「満足稲荷神社」へ。「なんか幸せあふれる名前だねー」とミモロ。本当にいいお名前。

雪が舞い散る中、訪れた神社。参拝をして、いただいた券を見せると、
小さな袋に入った福豆と厄払いのお札、福銭が渡されました。体が温まる生姜の風味の甘いお茶も接待され、
思わずニッコリ。

*「満足稲荷神社」は、祭神は倉稲魂命。文禄年間に豊臣秀吉が伏見桃山城内で守護神としてお祀りしていた神様をここにお移ししたとか。秀吉の天下統一の夢を叶えたことから「満足」と名付けられたそう。すごくご利益がありそうなお名前です。開運、商売繁盛、出世運にご利益が。境内には、樹齢400年のご神木の「モチの木」が聳えています。
所在地:京都市左京区東大路仁王門下ル東門前町527 境内自由 6:00~20:00 地下鉄東西線「東山駅」徒歩3分

次に向かったのは、東大路を北に上り、丸太町の交差点にある「熊野神社」です。

しっかり参拝をして、またあの券を渡します。
するとまた福豆とお札を頂戴しました。

「福引ができますよ。いい賞品当ててくださいねー」と節分のお手伝いをなさっている地元の方に。
「あ、賞品に、自転車がある!欲しいなぁ。どうぞ当たりますように…自転車、自転車」と念じながら、福引をするミモロです。


「はい、八つ橋5箱が当たりました!おめでとうございまーす」と。

「本家八つ橋 西尾老舗」のつぶ餡入りの八つ橋2個入りが、5箱。
「自転車じゃなかったけど、これも嬉しい!どうもありがとう」と嬉しそうなミモロです。

境内では、福豆も売られていました。なかなかパッケージが素敵。

3つの神社を全部巡ると、最後に「福袋」がもらえます。「これ、もらえるの?あと一つ頑張らなくちゃ!」と、次に向かうミモロです。

*「熊野神社」は、京都熊野三山(ほかに新熊野神社、熊野若王子神社)のひとつで、その創建は、弘仁2年(811)に紀州熊野大神を勧請したことに始まるそう。その後、聖護院の鎮守社として崇められ、応仁の乱で社殿は焼失。現在の社殿は、下鴨神社から移築されたもの。ご祭神は、イザナギノミコト、イザナミノミコトの夫婦神。縁結び、安産、病気平癒などにご利益が。八咫烏も祀られ、サッカー少年の参拝も。
所在地:京都市左京区聖護院山王町43 京阪電車「神宮丸太町駅」徒歩5分。市バス「熊野神社前」すぐ
最後は、丸太町通に面した「御辰稲荷神社」。(ここは以前ブログでアップした神社)お琴の上手な狐のお話があるところです。今年は辰年で、参拝者も多いとか。

さっそくミモロも参拝を。
社務所では、節分の柊飾り
お多福とキツネの土鈴が付いた絵馬などが。


*「御辰稲荷神社」は、ご祭神に宇迦之御魂神(うかのみたまかみ)猿田彦神、天宇受賣神(あめのうずめのかみ)をお祀り。商売芸能の発展、上達にご利益が。
所在地:京都市左京区聖護院円頓美町29-1 熊野神社から徒歩3分。平安神宮北側。

ここでも福豆とお札をいただきました。ついに3社全部の福豆とお札を集めました。
ミモロが頂いた福豆とお札。


そして、ついに3社巡ると最後にいただける福袋もGET。中には、お豆が入ったお煎餅が3つ。

「やったー!3つの神社をお参りしたから、ご利益も3倍かも…」と満足そうなミモロ。
きっと今年はいい年ね。

祭りは、その地域の氏子たちが、日頃の感謝をこめて行うもの。京都では、祭事も多く、地域の人も忙しそう。また各地で、昔の祭事の復活も行われるようになり、戦後、失われた文化が蘇る兆しが。

こういう地元の神社にも、ぜひ観光で京都を訪れたら、足を伸ばして見てください。
ガイドブックに載っていない神社でも、その歴史や由緒など、興味深いものが。

また、その際は、ぜひお賽銭を多めに…。そういう神社は、参拝客も少なく、したがってお賽銭も少なめ。だから、維持するのが大変です。訪れて、お賽銭を多めにすると、神様もお喜びになって「よーし、もっとご利益を授けてしんぜよー」と思われるかも…。


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コメント (4)
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