michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『置かれた場所で咲きなさい』半分まで読んで

2013-04-12 09:58:32 | 

こないだ、地元の「村の図書館」といったような小さな図書館へ。

それなりに充実・拡張してきて、スタッフの方々の意気込みが感じられます。

  ありがとうございます。

 

あるかなぁ、、あの本。 あったら嬉しいんだけど。。

と新刊書の棚を探してみると、

  あった~

 『置かれた場所で咲きなさい』

ちょっと前に、NHK「夕どきネットワーク」に、著者の渡辺和子さんが出演されてたんです。

信頼・尊敬できるような、しかも親しみの持てる穏やかなお人柄、という印象でした。

 

さっそく読み始めた。

一つ一つ、うんうん、という感じだったんですが、ある章で

ページをめくる手が止まり、ちょっと考えてしまった。

「一人格として生きるために」 という章で

「まず考え、次に感じ、その後に行動する」とあるんです。

これは、犯罪を繰返す少年の例で出てきた言葉。

全ての人に当てはまるかどうか・・・。

 

 

自分は、

  「丸ごと(一旦)受けとめる」のが正しい。

  「他には求めない(要求しない)。」「主張しない。」のが本当の生き方。

といったようなことを周りから教えられてきたように思います。

自分でも そう思えてくる。いや、少なくともずっとそう思ってきた。

でも、それは もしかして

「一応 人として成熟した人間なら」、ということなのかな? みたいな風に思えてきたんです。

 

自分の場合は、それとは程遠い実態。

そんな「丸ごと受けとめる」といったようなのが無意識の底に常にあるようで、

実際には、涌いてきた想いを飲み込んでしまうことがよくあるみたい。

例えば、

「もっと大きな声で、ゆっくり、ハッキリ言ってほしい」とか思ったとしても、

相手が忙しそうだったり、普段からそういう話し方の人だったりしたら、

とにかく自分が努力しちゃう。

「そんな小さい声でボソボソ言われても、聴こえるワケないでしょ?」

とか笑って言えば良かったのかも。 なぁんて

後で心でつぶやくこともあるけれど、

言ったことは無い。

五感フル回転で、グッと集中して勘もはたらかせて話を把握しようとする。

それでナントカ聴き取れることも多いけれど、すごく疲れる…。

 

またある時は、

「なに、ソレ…」とか心の中で思ったとしても、口からは出てこない。 

あとで一人になってから、

事柄の事実を整理し、自分の心の中も整理し、ポイントを浮き出させる。

そして(無意識のうちに)なるべく自分の中で納めようとしちゃう。    

それで結果 良かった、正解だった、ということも多いんだけれど、 

そんな日常の積み重ねで、

なんとなく自分の中で ゆがみ、みたいなのが出てきてるように思うんですよ。 

 

なんかその辺り、どんな風に考えていったら良いのやら・・・。

そんなことを自分の宿題として頭の隅においておきながら

この本、引き続き読み進めていこうと思うんです。

 

 

 

 

コメント
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