ゴールデンウィークって、年中 日曜日の私には ほとんど関係ないんですが、TV番組は、良いのが目白押しでしたね。
その録画を一通り見終えてしまったので、過去の心に残ったものを また見直しました。
『心の傷を癒すということ』この<3><4>です。
精神疾患で、心の中に複数の人格が同居している女性。
「私が弱いからですよね…」と言うと、
「ちがうよ! とても耐えられへんような苦しさと悲しさの中で、それでも生きのびる方法を見つけようとしたんや。生きる力が強いんや」
――も、感動してゾクゾクッときました。
また、父親が事業に失敗し、「情けない…」と。
すると、
「一生けん命働いて、うまいこといかへんかった。それをボクは情けないとは思わへんよ」
――そうです。まったく適確に表現してくれた、って思いました。
ほかにも、心にグッとくる言葉がいくつも。
この安 克昌さんの、目。
辛い思いをしている人、それぞれ一人一人に寄り添い、心から受けとめていく優しいまなざしは、とても深い――