michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

聴覚障害=手話 じゃないんですよね

2024-06-26 07:25:38 | 聴こえ

私は朝、オールブランを頂きます(繊維がたっぷりとか)。プレーンヨーグルトと、野菜&果物ジュースをかけて。そしてTVをつける。

その時間は最近、都知事 立候補者の政見放送をやってる。(私は神奈川県民。何気なく見てる)

 

いろんな人がいますね。

ずーーーっと下むいて原稿読んでる人。

まるで明治時代の政治運動家みたいな風貌や態度の人。

(字幕も無く、私には何も聴き取れないので、そういう見た目の情報だけ。)

手話がついている人もいるけど、私は

手話 初心者。すごい速くて とても読み取れない。。

 

 

手話が出来て、日常的に使っている人って、どのくらいおられるのか、ちょっと調べてみました。複数のサイトで。

  すると――

『生まれつき音が聞こえない人のほとんどは 手話を学びますが、

途中で聴覚を失った中途失聴者の多くは 手話ができません。

その割合は中途失聴者の 80%を超えます。』

 

『日本人の 0.06パーセントという手話 話者』

 

手話が使える人って、やはり少ないんですね。

 

 

手話講座の番組を この10数年、欠かさず視聴していますが、なかなか実用には……。

高齢になると なかなか覚えられない。って言い訳でしょうけど。

その番組としては「ふつうに聴こえる人が手話を学ぶ場」としていて、文法や

決まり事など、キッチリ教えていますけど、

聴こえなくて必要に迫られ、とりあえず手話を勉強、という人も結構いるのでは?

 

 

母は90代後半に入ると、かなり聴こえづらくなった。それで、互いに

手話でもない ジェスチャーに近い ? 、二人だけに通じるような 

‘手のサイン’ が自然に生まれました。

こういうの、高齢者施設などで、結構あるそうですね。

超高齢や認知症の人は、正確な手話など、とても覚えられませんから。

「お風呂ですよ」 「ハミガキに行きましょう」

「ご飯、美味しい?」などなど、

毎日のように話すこと。着実に伝えたい。

 

なんかー、意思疎通。コミュニケーション。

何とか考えて生み出していきたいです。

 

 

 

 

 

 

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くせ者です、文字変換アプリ

2024-04-22 08:59:22 | 聴こえ

 

 

母を見送って、福祉サービスなど時間時間で決められたものなどは無くなりました。

けど、

自由な “独身貴族” “おひとり様” みたいな生活…には ほど遠い。

手続き。 嗚呼、手続き。。

覚悟はしていたけれど、予想以上。

耳がほとんど聴こえないので、筆談。書いてもらう。 書くのは、喋るよりもずっと時間がかかる。 そしてこちらは、少々目も悪いので、書いてもらってから、こちらに向けて、距離など調節しながら読み込むことが多いです。

 

又は文字化アプリ。これがくせ者。 

話す人は「アプリで文字にしてくれてる♪」という認識で、ふつうにペラペラ喋る。ところが、誤変換・誤認識で、かなりメチャクチャなのです。特に早口や、くぐもった話し方の場合。

私は、懸命に推測しようと頑張るけれど、頭パンパンになってくる。

 

訪問看護の方は、毎回かなり配慮してくだった。

ゆっくり、ハッキリ言ってくださったので、誤変換など少なかった。

そして、一緒にアプリの画面を見て確認してくださったのです。

これが、一番良い方法だと思う。

 

つまり、理想としては、

〇なるべくゆっくり、ハッキリ話してもらう

〇一緒にアプリ画面を見てもらう

〇誤変換などで、私が推測しきれないようだったら、別の表現で言い直す。又はその単語だけ書く。

 

ああ、みんな こんな風にしてもらえたら…って思うけど、

  ムリっぽいですよね……。

 

 

 

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筆談+ゼスチャーで バッチリ的確☆

2023-11-13 00:05:52 | 聴こえ

 

 

お風呂の給湯器がやっと直った。付け替え工事です。

最初に筆談をお願いしておいたら、快諾してくださった。

筆談――人によって色々ですね。咄嗟にやっぱり声で言ってしまう人。ひと言ひと言 キッチリ全て書いてくれちゃう人etc..

今回の工事の方は、誠意がありそして上手かった。紙ばさみの紙をこちらにも見える格好にして、ササッと書いてくれるので、即 読めるんです。

ゼスチャーも出てくる。壁のリモコンの説明などは、指さしながら説明を簡潔に書いてくださる。

そんなことで、こちらが聴こえなくても、余分な時間はかからなかったと思う。とても適切・的確で、完璧と言っても良いくらい。とても有りがたかった。

何か修理とか必要な時は、またあの人にお願いしたいね。

 

 

 

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素晴らしかった☆『迫力のマルチ画面』

2023-11-12 06:22:08 | 聴こえ

きのう、たまたまTVをつけたら、オーケストラ コンサート

体感!迫力のマルチ画面 〜華麗なる吹奏楽の世界〜 - NHK

以前は音楽大好きで、コンサートにもよく行ったけど、徐々に難聴が進み、もうこの頃は ぼんやり微かに聴こえるだけで 音楽としては楽しめない。そういう番組も諦めてる。

けど、きのうのは様子が違う。画面が分割されて、指揮者や各演奏者がアップ! すごいリアル あわてて録画しました。

特に打楽器や弦楽器は、アップの映像から音などかなり推測、想像できるんです。頭の中いっぱいに、わたしの体じゅうに音楽の味わいが広がる

指揮者はもうノリノリ☆ 楽しくってしょうがない♪という風。

曲名は よくよく知っていても、耳からはメロディが掴めないし 思い出せない。ヘッドホンでボリウム最大にしているけど。

それでも ‘それなりに’ 楽しめたんです。私なりに。この耳なりに。 

こんな番組、またやって下さいね。是非ぜひ

 

 

 

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気にし過ぎ? 聴こえなくったって?

2023-09-16 06:04:12 | 聴こえ

ずいぶん間が空いてしまいました。

日々、あれこれイロイロあって…。

今日は、自分の日記をつけたい――ちょっと つぶやきながら心の中を整理したい感じかな。

 

 

母の介護認定の更新時期。役所から認定の方が見える。(もちろん筆談をお願いする)

その場にケアマネさんが「私も同席しましょうか?」と。

ちょっと考えて、こうお答えした。

「あの、、人が増えると、どうしても聴こえる方同士で話して、私は聴こえなくて分からないという状況に。そういうことが多いんですよね。。」

それで、ケアマネさんは同席しないことになった。

このこと、これで良かったのかな…とチョット気になってる。

私は聴こえないことを気にしすぎるのかな、って。

 

ふつうのおしゃべりなら、他の人がペラペラ話してても「楽しそうねぇ♪」って感じなんだけど、
福祉関係の話し合いの場では、
「何の話かしら? なんてことない話なら良いけど。。
毎日介護するのは、私な訳で。
私、聴こえないけど良いのでしょうか?って、そんな風に訊いた方が良いかな……」
とあれこれ考えてしまうことが、これまで何度か。

これまで、そういうことが何度もあって、心がゴチャゴチャした。

 なので、この先もきっと、と思ってしまう。

けど、過去は過去。今後のことは、わからない。 そう認識してる。認識してるつもりだけど、、過去の数々が忘れられなくて、積み重なってしまってる。

 

          

NHKの『パパとしずかちゃん』、すっごく良かった。

町の人たちとの話し合いで、パパ(聴こえない)が町の人たちと話し合う様子は、通訳が居なくても、互いに気持ちがあれば通じ合える。そんなことをあの番組では言いたかったのでしょう。

 う、うんー、、

ま、パパとは違って私は喋ることは出来るとか、状況は違うけど

  あんな風には出来ないナ、わたしは。

 

        

聴こえなくてもナントカなった経験も多々ある。

また、「なんとなく、こういうようなことかな…」程度に分かってそれなりの反応を示し、その場はそれなりに収まった。ということも数知れない。

けど「あんな感じで良かったんだろうか…」と、チョット後に残ることも。

 

こんなこと書いたり考えたりしてると、生活していくことが しんどくなりがち。 生活するというのは、この社会の中で、人と触れ合ってやってくことだから。

人によっては「細かいこと、気~にしない~♪」とサバサバとやれちゃうみたいね。

 はぁ、、この話、どう締めたら良いのかな。。

 

 

 

 

 

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ありがたい☆ 字幕と映像がほぼ同時

2023-08-19 11:51:00 | 聴こえ

 

 

ルーターの契約プランを変えたら、ものすごく快適に

お陰で NHK+ をまたスムーズに見れるようになりました。

 

私は聴覚障碍者用の字幕が頼りなんですが、

ニュースって必ず ‘生’ で、リアル放映や録画だと字幕は映像よりもかなり遅れる。

天気予報も、字幕が出る頃には説明の映像は次のに移ってしまってる。

 

それが、放映よりも2時間くらいとか経ってから NHK+ で見ると、ほぼ同時にしてくれてあるんです。

今回の台風の情報なども、説明の映像と、字幕がほぼ同時なので、とてもとても分かりやすくて助かりました。

 

きのうの『あさイチ』で、『らんまん』のことやってたようで、もしかしたら…と期待しながら 今日、NHK+ で見てみたら、映像と字幕ほぼ同時でした

これはありがたい

 

リアルの放映や録画では、ズレてて、頭の中で調整しなくちゃいけないんです。

字幕が出ても、誰がしゃべったのやら、字幕を色分けしてくれてあっても、この色は誰かしら?とか。。

 

何度か、オリンピック関連の番組で、

‘生’なんだけど、2分だけ遅れて放映してて、2分あればズレを修正することが出来るとアナウンサの方が言ってらした。

他のふだんの番組も、そんな風にしてもらえないかしら…って常々思ってたけど、

これからは、この手でいけるかも。

関係者の方々、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いしますね。

 

 

 

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聴こえない人も音楽会を楽しめる

2023-08-02 23:32:24 | 聴こえ

ドラマ大好きおばさんです。

『しずかちゃんとパパ』第一回から惹き込まれました。(以下、ネタばれ)

お店番を放り出してパチンコに行ってたパパに「罰として、毎食ピーマンだけにするからね!」「いややー」「ピーマンの○〇・ピーマンの▼▼・ピーマンのジュース!」と、手話で漫才みたいな大ケンカ。

それを見ている近所のおっちゃん達は「今日もあの二人、元気やなぁ~」とニコニコ笑って見てる。そんな雰囲気、良いな~。

 

  

 

第二回は、――深かった。

「配慮しているつもりが、差別だったのでしょうか…」

うん、、そんな風にしっかりと相手のこと想って考えてくれるのって、素晴らしいと思います。

 

聴こえない人も音楽会を楽しめるようにと、バルーン、大きな風船を用意してきた。

これ、これ☆ そうなんですよね。

以前、あるイベントに参加。色々ある中で、バルーンアートもあって、私は小さなリンゴを作ってもらいました。かわいい~♪と両手に持っていると、司会の二人が話し始めた。

すると、その風船(りんご)が細かく振動するのです。そして、男性の司会者と女性の司会者では、振動の様子が違うのです

 

――聴こえなくなって不便で困ること、理解に苦しんだりとか、いっぱいあるけど、こういう楽しみや味わいなど、聴こえないからこそ、ってこともあるよねー、って思ったことでした。――

 

きっと、音楽会だったら、楽器によって振動の具合が違うと思います。

大きな風船だったら、きっと手だけじゃなくって体で感じるんじゃないかしら。

 

 

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心配事にばかり目を向けないことだよ、って?

2023-03-07 11:11:12 | 聴こえ

 

いま、訪問サービスは、訪問看護だけ。

さらに、訪問診療を受けた方が、ということになってきました。色々な面から。

月2回の訪問診療の時も、全て筆談対応をお願いし、連絡はメールでOKと言っていただけて、ひとまず安心。

近々、その契約に来てくださる。訪問看護の時間に合わせて。

で、姉も同席した方が、ということになった。私が 言葉は ほとんど聴き取れないからだと思うのです。(さらに、こんな頼りないヤツだから?――自認してます

 

で、その契約の場面を描くと、

クリニックの方・訪問看護の方・姉・私ということで4人。(母はたぶんベッドで眺めてる)

訪問診療の説明などすべて筆談。その間、他の方は待ってて頂く?適当に話してる?

もし、待っててくださるとしたら、やっぱり申し訳ないという気持ちが出てくるんです。私ひとりのために、と。

でも、事実実際、当事者は私一人。毎日介護するのは私で、訪問診療は私一人で対応するわけで。

 

なんか、、契約の場は、どんな風になるんだろう?と心配になってきちゃった。。

文字変換アプリなど使うとしても、誤認識がチョクチョクあったり、ふつうに話し合うようなペースでは いかないのでは…?

 

でもね、「そういうことには目を向けないようにすることだよ」、ってどこからか声がしたように思ったんです。

そこばかり見ない。

もう気持ちを切り替えて、

  どうなっても良し。 何でもアリ。 全部すべてOK

 そんな心持ちでいたら良いのかな 

 

 

 

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もう観ない? 紅白、そして ニューイヤーコンサート

2022-12-26 05:11:53 | 聴こえ

はぁ、今年もこの週でおわるのね。

例年なら、大晦日は紅白、お正月は『ニューイヤーコンサート』を

録画して、少しずつ観てた。紅白は、飛ばしながら観たい部分だけ。

それが、何年か前から、『ニューイヤーコンサート』は やめにした。

そして、もう紅白もやめようかな。

どちらも ‘生’ で、『ニューイヤーコンサート』のお話 部分は字幕がないし(最近は知りませんが)

紅白のトークは、字幕と映像がズレて、楽しむことに支障が。楽しそうなトークも、字幕はかなり遅れるので、誰が何と言ってあんなに笑ってるのか、わからなかったり…。

そして聴力低下で、音楽そのものを楽しむのも難しくなってきた。

 さらに、

紅白は、知らない人が多いんです。

歌手名も、曲名も、読み方がわからなかったり。。

元々、激しい感じの曲など、好きになれないし。

 

‘生’で、あれだけ長時間、あれだけの規模で、ということで、スケジュールは秒刻み、舞台裏は まるで戦場、と聞いたことがある。

そう聞いただけで、ゆったり落ち着いて楽しむというのからは遠ざかってしまう。

などなど、まったくこちらの事情なんですが、

いつも思うのは、若い人向けと、分けたらどうなんだろう?ということ。

番組を2つか3つにわけて、

少なくともジイジ・バアバ向けのは、録画とか、数分~数10分遅れの放映にし、字幕と映像を一致させてもらえたら・・・。(これが一番の希望☆)

 

音楽も、なんとなく聴いて味わうというのは、まだ出来る。

 音楽、ほんとうは好きなんです。

 

   こんな人ってわたしだけでしょうか――。

 

 

 

 

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美しい手話、楽しい手話は 好き

2022-09-26 05:41:04 | 聴こえ

ある番組で。アメリカで、歌に手話ダンス(?)をつけている人を紹介していました。ヒップホップで、見事に手話通訳。ノッて体全体で表現。すごく上手い。

ああいうのは聴こえない人も、聴こえる人も、共に楽しめる。

 も、最高!って感じ。

 

そういうのとは別の。以前『手話ダンス』コンサートに行ったことがあります。

それは、バレーリーナとして活躍していた きれいな娘さんが、病気になってしまい、バレーは続けられないけれど、ゆったりと手話ダンスならやれると、始めたそうです。

歌詞に手話を当てはめるダンスとはちょっと違い、意訳みたいな…。見て味わって楽しめるダンス。とっても美しく、ため息が出るほどステキでした。

 

 

手話って、話が出来てすごく便利なんですが、個人的にはあまり好きになれない表現もいくつかある。「ホッとした」とか。「疲れた」とか。

手話全体的に、顔の表情を大切にっていうか、すごくオーバーに表現するし。

「キライ!」とか「困った…」とか。顔で。

 

それでも、美しい手話でお話しする方もおられますね。

見ていて心地よい手話表現とか。

そういうのを拝見すると、やっぱり勉強して覚えていきたいな。やっていけたら良いなって、気持ちを新たにするんですが。

 

手話での『人魚姫』今年も放映してましたね。2度見てしまいました。

ろうの娘さんの一人芝居です、手話の。

表現はとても美しく、それでいて魔女や王子様の場面ではそれらしく、見事でした。

最後、人魚姫は泡になって消えてしまうんですが、

それでも「王子様の幸せは 私の幸せ

「王子様と出会えて、(たくさんステキな想い出ができて)私は幸せでした」と満足するんです。

 切ないけど、う~ん、そうよねー、って共感しました。

 

もちろん、私の場合は、字幕を見て、手話表現を見て、ああ、なるほど――という感じですが、

ああいうのだったら、聴こえる人も聴こえない人も、聴こえづらい人も、

そして手話をほとんど知らない方も、

みんな一緒に楽しめるんじゃないでしょうか。

 

           

 

毎日職場で仕事してた頃、私は「一緒に笑いたいんだけどな…」なんて時々思ってました。その時に共有して顔見合わせ 笑い合いたい。

話し合いなど、要約筆記してもらっても、

書いてもらって、私がそれを読み、理解してそのことについて考え、発言しようと思った頃には、もう次の話題に進んでいたり…。

みんながドッと笑って、「え?なに??」って思って、書いてもらったのを読んで「ああ、そういうことで笑ってたのか」と分かっても、その頃にはもう話は次に進んでる。

それでも、メンバーの皆は、

「michi さんも 話し合いに、ちゃんと参加できてる」と思ってしまう。

そのギャップがなんとも・・・。

 そういうことがね――。

 

ま、こういう話をしだすとキリがない。

書いてもらえただけ ありがたいと思ってます。ほんと。

 

 

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手助けしてあげる、してもらう、って関係じゃなくってね、

2022-09-25 05:52:48 | 聴こえ

最近、かめおかゆみこさん のメルマガが、とっても深くて面白い。

また、手話や聴覚障害についての番組をいくつか視聴しているうちに、

改めて思えてきたことがあります。

それは、援助や支援する側、してもらう側の関係。

 

 

して頂く、ありがとう、すみませんね、でもなく――。

また、

よくギブ&テイクとか言いますけど、そういうんでもなくって――。

 

‘ してあげた ’ と思っていたら、そのことで得られるものがあった。味わえた。気づいていけた。

あなたが喜んでくれると、それが同時に私の喜び。

自分のことで いっぱい いっぱい と思ってたけど、自分もお役に立てた。

してあげる自分が お陰で元気になれる。

そういうのを見聞きした人が、「あらまぁ~」って嬉しくなってきて、

響きあって、思いもよらぬ広がり方が――。

そんな話を時々見聞きし、そういうのがステキだな、って思うんです。

  人の心って、ふしぎですね。

 

現実・日常的には、自分のことでは やっぱり、

‘ 申し訳ないな ’ って気持ちが出てきたりしますけどね。

 

 

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難聴ならでは の 味わい?

2022-09-24 21:58:30 | 聴こえ

きのうの記事での、“手話で楽しむみんなのテレビ”って、

いくつも番組があったんですね。失礼しました。

 

なんとなく思ったんですが、

この社会は一般的に、聴こえるのが‘フツウ’で、当たり前。

聴こえないと、なんとかそれに合わせようと頑張る。取り組む。

そんな関係が多いように思うんです。

(聾の方は『ろう文化』とかいうことで、堂々と?毅然と?しておられますね。)

私は大人になってからドンドン聴力が落ち、苦労したし、何度泣きたくなったか。

それでもね、それなりの味わいもあったことは確か。

 

例えば、あるイベントで、バルーンアートが。

作る過程は見事で見るのも楽しく、私は子どもたちに交じって並び、小さなバルーンの ‘ リンゴ ’ をもらって、とっても嬉しかった。

イベントの間、その一個のリンゴを両手の間に入れて大事に持ってました。

すると、司会の方がマイクで話し出し、リンゴが細かく振動するのに気づいた。

さらに、男性の司会者と、女性の司会者では、振動の具合がちがうんです。

 これにはビックリでした。

音声って、ホント 振動なんですね。それが空気を伝って風船に届いた。

 

またある会合で。 みんなで季節の歌を。

私はなんとなくテーブルに手をついていたら、振動が。

隣りのテーブルの上にキーボードがあり、伴奏してるんです。

その振動が、床に伝わり、隣の私のテーブルに伝わり、私の手まで来たんですね。

 

この耳は なんとなく ぼんやりと聴こえる程度なので、簡単なよく知っている曲でも、いつも前奏が終わった歌い出しのタイミングは分からないことが多い。

それが、分かったんです。今、歌い出すんだ、って。 リズムもちゃんと掴めた。

 

なんだか楽しくなってきました。

それら、私がふつうに聴こえていたら、そういうような振動に気づいたかどうか。

ま、「難聴になって良かった」とまでは思いませんが、

それなりの味わいとか 気づきなど、いくつかありましたね。

 

そうそう。職場(事務)で、人の声や足音などはほとんど聴こえない。けど、誰かが後ろを通ると風を感じるんです。

それも、背の高い人か、低い人かで、風の感じがちがう。

勢いとかもあって「あ、きっとBさん」とか分かったし。

 

  (蓑虫クン)

 

 

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聴覚障害なら 即、手話 じゃないんです

2022-09-23 05:29:30 | 聴こえ

今日は『手話言語の国際デー』とか。

それでここのところ、NHKでは手話や聴覚障害をテーマにした番組がいくつか。

“手話で楽しむみんなのテレビ”は、今年は、怪談・奇談でしたね。

その制作裏話の番組は視聴し、なるほどと思いましたが、私は怪談とか苦手で、本編は観なかった。

去年だったか、童話はとても良かったんだけど――。(これって、全く私の好みの問題ですね)

 

「難聴です」「聴覚障害なので」とか伝えると、

「それでは手話を」となることが結構あって、困ります。中途失聴で、手話はまだ勉強中なので。こういう方、結構おられるようですけどね。

 

筆談をお願いすると、「大きめの声で言うから大丈夫」となるのも困惑。そんなレベルではないのです。また、補聴器のすぐそばで大声で言われると、声が割れてやっぱり聴き取れない。

 

昔、まだ軽度だった頃、ある同僚は「じゃ、どんな風にしたら聴こえる?」と尋ねてくれて、それはとても嬉しかった。

難聴とかいっても、百人百様。千人いたら千通り。それぞれなのです。

 

 

認知症の難聴者で、言葉では なかなかコミュニケーションがとれないケースでは、ジェスチャーのような ‘ ハンドサイン ’ で伝わるようになったという話を複数聞いたことがあります。

手話を覚えるというのは、とても大変。特に高齢者や認知症の人は。

なので、当人同士で分かり合えるようなサイン。「今から食事ですよ」「お風呂に行きましょう」とか。これ、良いと思うんです。

 

また、お店のレジや、病院窓口などでよく使う言葉も、覚えやすく分かりやすいハンドサインというか、共通のものがあると良いんじゃないかな、って時々思うんです。

「お箸要りますか?」「温めますか?」「ちょっとお待ちください」等など。

 

ちょっとした ひと言でも、こちらは聴き取れず、書いてもらわないといけない。

なにか ジェスチャーか ハンドサイン みたいなもので伝えてもらえれば、って思いますが、どうなんでしょうね…?

 

 

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なんて見やすい『ぴったり字幕』☆

2022-09-18 05:44:00 | 聴こえ

きのうの土スタは三宅健さん。『ぴったり字幕』ということもあって録画を視聴しました。

たった30秒の間に、字幕(聴覚障碍者用)と映像を同時に、タイミングを合わせてくれる。

なんと見やすいことでしょう。完璧によく分る 

去年のオリンピックの時もやっていただきましたね。

(それまではオリンピック番組ってほとんど‘生’で、私は観ませんでしたが、

去年は、ピッタリ字幕の番組だけは観ましたよ。)

 

‘ NHK+ ’ でも番組によっては、放映から数時間後には、合わせてもらってあるけれど、私のパソコンでは映像が鮮明でなくなったりするんです。(容量は充分にしたんですが)

スマホでは画面が小さいし。

 

この『ぴったり字幕』、もし可能なら他の番組でもやっていただけたら――。

30秒といわず、もう少し長い時間をかけても良いと思うのですが。

 

 

 

以前、ペシャワール会でDVDを購入。その際に、聴こえないことをお伝えすると、台本のようなものを印刷して同封してくださって驚きました。もう何十ページもあって、ドッサリです。

それを読みながらビデオ映像をみたら、全部わかる! もう感激でした。

 

かめおかゆみこさん のメルマガの、ある動画にはテキスト(データ)を添えてくださっています。音楽なども説明があって推測・想像できる。もう、詳しくて至れり尽くせり。感謝しつくせないほどです。

 

TV番組や、DVD映画で、視覚障碍者用に解説音声がついているのもありますね。こういうのを知ると、なんかホッと安心して嬉しくなります。

ユニバーサルデザイン。誰もが一緒に楽しめる。

  最高です

 

これら、どれだけの労力が必要で、どんなにタイヘンなことか、私にはよく分りません。本当にありがたく心が温かくなってきます。

ほかのことで自分にやれることがあったら、進んでやっていきたい、という気持ちが素直に涌いてくるというものです。

 

 

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歌えなくなった今も、私の中にはこの歌が

2022-05-06 21:49:24 | 聴こえ

  楽しや5月 草木は萌え

  小川の岸に すみれ匂う

5月の声をきくと、いつもこの歌が浮かんできて私の中を巡ってきます。

モーツアルトの子ども向け楽曲『春への憧れ』ですってね。 ↓

春への憧れ モーツァルト 歌詞の意味・和訳 (worldfolksong.com)

 

若かりし頃、コーラスでこの曲も歌いました。日本語に訳された『五月の歌』として。

コーラスメンバーの資格は「歌が好きなこと」だけ。素人ばかりの集団です。

指揮者も素人。この頃は、S子さん。まるで愉しく踊るように指揮してくれて、気持ちよく歌えました。

私はアルトで、ソプラノのメロディをずっと聴きながらハモっていくのが快感だった。

もちろん ウチら、ごくごく初級レベルって自覚してたけど、それなりに充実感みたいなのを感じてました。

 

聴こえなくなって、歌というものを歌えなくなり、残念というよりも、

楽しく皆で歌ったよね~という事実はあり、

  その記憶は 大切な想い出になってますね。

 

 

 

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