michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

聴覚障害=手話 じゃないんですよね

2024-06-26 07:25:38 | 聴こえ

私は朝、オールブランを頂きます(繊維がたっぷりとか)。プレーンヨーグルトと、野菜&果物ジュースをかけて。そしてTVをつける。

その時間は最近、都知事 立候補者の政見放送をやってる。(私は神奈川県民。何気なく見てる)

 

いろんな人がいますね。

ずーーーっと下むいて原稿読んでる人。

まるで明治時代の政治運動家みたいな風貌や態度の人。

(字幕も無く、私には何も聴き取れないので、そういう見た目の情報だけ。)

手話がついている人もいるけど、私は

手話 初心者。すごい速くて とても読み取れない。。

 

 

手話が出来て、日常的に使っている人って、どのくらいおられるのか、ちょっと調べてみました。複数のサイトで。

  すると――

『生まれつき音が聞こえない人のほとんどは 手話を学びますが、

途中で聴覚を失った中途失聴者の多くは 手話ができません。

その割合は中途失聴者の 80%を超えます。』

 

『日本人の 0.06パーセントという手話 話者』

 

手話が使える人って、やはり少ないんですね。

 

 

手話講座の番組を この10数年、欠かさず視聴していますが、なかなか実用には……。

高齢になると なかなか覚えられない。って言い訳でしょうけど。

その番組としては「ふつうに聴こえる人が手話を学ぶ場」としていて、文法や

決まり事など、キッチリ教えていますけど、

聴こえなくて必要に迫られ、とりあえず手話を勉強、という人も結構いるのでは?

 

 

母は90代後半に入ると、かなり聴こえづらくなった。それで、互いに

手話でもない ジェスチャーに近い ? 、二人だけに通じるような 

‘手のサイン’ が自然に生まれました。

こういうの、高齢者施設などで、結構あるそうですね。

超高齢や認知症の人は、正確な手話など、とても覚えられませんから。

「お風呂ですよ」 「ハミガキに行きましょう」

「ご飯、美味しい?」などなど、

毎日のように話すこと。着実に伝えたい。

 

なんかー、意思疎通。コミュニケーション。

何とか考えて生み出していきたいです。

 

 

 

 

 

 

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胸打たれます 証言・朗読

2024-06-24 07:59:54 | 活動

きのう、沖縄慰霊の日。TVで参加。

高校生の朗読が一番印象に残りました。強く。

砂浜で遊ぶ子どもを見て気付いた 「平和の詩」に込めた高校生の願い [沖縄県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

申し訳ないようだけど、トップの人の挨拶などよりも、はるかに心に響いた。

 

       *** ***

 

先日の、Eテレ『ピアノと先生と私』の中のおばあ様たちの証言も、すごかった――。

心にしっかりと訴えかけてくる。

 

         

 

何年か前の、広島原爆の平和記念式典。被爆者代表は聾のおばあ様でした。

ご自身の実体験を、手話で熱く語りかける。

それはもう胸打たれました。(もちろん、内容は聴覚者用字幕で)

 

いつだって市民の言葉や表現が心に響いてくるんです。

 

 

 

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おお、植物たちの生命力☆

2024-06-20 14:48:51 | 自然

ちょくちょく拝見しているblog があります。『にゃんころりんのすっとんとん

とってもおもしろい。

6/19に興味深い記事が。「植物の力・大根の花」

大根の花は畑でよく見てきましたが、こんなこともあるんですねー。

 

 

 

それで思い出したことが。数年前のことです。

友だちにオキザリスの球根をいくつか頂き、植えるのに良い季節まで しばらく紙の箱に入れて押し入れで保管。

ふと気づくと、そのフタが持ち上がってる エエッ!?!? どういうこと

恐る恐るフタを開けてみると、なんとなんと 球根から芽が出て、フタを押し上げてる!!

ま、紙のフタだから軽いけれど、それにしても、それを持ち上げるほどの力に感動 敬服いたしました。

フタしてあっても、わずかな光が入っていたのでしょうか。

 本当にビックリ。

 

すぐに土に植えてやったら、スクスクと育ち花咲かせてくれました。

「ああ、やれやれ、やっとのびのび成長出来たね 」なんて口々に言ってたかもね。

 

 

 

 

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『それでも人生には意味がある』 フランクル

2024-06-17 10:36:40 | TV

Eテレの『こころの時代』ってたまに視聴するくらいですが、先日視聴したのは とっても良かったです。

“フランクル それでも人生には意味がある 豊かさの中の「空虚」”

「空虚感」それは「過剰自己観察」からくる。

常に鏡の前に立って自分の姿を映したり、自分の気分や体調について必要以上に観察したり、暇さえあれば自分の過去の出来事や現在の悩みに思いをはせているような状態。

  ――これ、私 よくよく わかります。

 

視点を自己の内側から外へ「人生が自分に何をしてくれるかではなく、自分が人生のために何ができるかを考えよ」と説く。

あなたが人生に絶望しようとも人生があなたに絶望することはない。誰かや何かのためにできることがきっとあります。その時があなたを待っている。

 

心ひかれ、深く知りたくなってネット検索してみました。

フランクルの名言の一つ ↓

自分を忘れたとき、本当の自分を発見する。本当の自分を表現するとき、自分はいなくなる。

  ――う、う~ん、私ここまでたどり着けるかなぁ。

 

 

           

 

母がいた頃は、自分が居る意味がハッキリあった。母がおしまいまで なるべく心おだやかに過ごせるよう、私なりにやれることをやっていく。

そういうのが2か月半前になくなってしまった。

もちろん、手続き諸々(も、タイヘン!!)、家の片付け(これ大仕事☆)などなどあるけれど、そういうのがひとまず済んだら・・・?

なんとなく心に靄か霧がたちこめているような…空しさ…のようなものが私の中に漂ってて、この番組タイトルに目がいったようです。

録画して良かった。 繰り返し見てます。

 

 

 

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押入れ一つ、整理 出来たよ☆

2024-06-12 22:10:02 | 暮らし

遺品をぼちぼちと片付けてます。

最初は何からどうしたら良いものやらと…途方に暮れてました。

やれるところから ちまちまと始めて数日。ついに今日は 一つの押し入れ全体をカラに出来た。

それを写真に撮って、にんまり自己満足

 

昔の人は、たいていマメでしたね。

ちょっと手直しして、使いやすいように、とか。

家族の洋裁もやっていたので、型紙やら生地・ハギレやらいっぱい出てくる。

ここ数十年の、母の足跡をたどるようで、これ 貴重な味わいかも。

 

 

母は、その時その時の自分の思い。つぶやきや、今後こうするゾ!みたいなものをあちこちに書き残してる。

当然ながら主観的で一方的なのも見受けられる。

それでも、母なりに一生けん命に 乗り越えたり やり過ごしたりしようとしていたのが 手に取るように伝わってくるんです。

 

 

 

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むくみ軽減☆

2024-06-09 16:29:12 | 健康・身体

『テレビ体操』をやってます。後半は再生スピードを遅め、0.9にして。

(他の番組でも、ゆったり視聴したい時は0.9にします。

今は皆さん、喋るの速いですねー。せかせか急いでるように見える。

こちらは字幕が頼りなので、出てくる字を必死で追いかけるんです。

昔は番組の司会の方など「それでは 皆さん、ごきげんよう~」なんてゆったりやってましたよね。)

 

 

体操をしていると、ラジオ体操の歌が思い出されてきます。

  ♪新しい朝が来た 希望の朝だー

   喜びに胸を開け ……

昔は、なぁんて素敵な歌 って思ってました。

そんな時代もあったのねぇ。

 

今はもう…空しいばかり…。

齢を重ねて辛いこと,困ること、そんな体験を重ねてしまった…?

 

そういうことを近しい人に聞いてもらっても、そのままそっくり伝わるワケない。

誤解を招いたり、うまく伝わらなくてゴタゴタしたり。。

ああ、人 ってムズカシイ。 またそう思ってしまった。

こんなblog などで ひっそり ぼやいた方がマシかも、なんて。

 

ちょっぴり嬉しかったことは ある。

足がむくんで、それは降圧剤の副作用のようだった。

けど、血圧かなり下がってきたのは、その薬のお陰らしい。

 両面あるんですねぇ。

 

と思って、主体的に取り組んでみた。

座っている時も寝ている間も、足を台に乗せ、高めにあげるようにした。

マッサージなど適度な刺激も。

  すると、かなり むくみ軽減。

 

そんな、チョット嬉しかったことなど、よく味わって心の支えにしてやってったら良いのかな。

 

 

 

 

 

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『パフェ』の本、抜き書きしたけど

2024-05-26 08:31:23 | 

24日に、本の抜き書きしましたけど、

あの本の「優しい言葉を習慣に」というは、
なるべく、とか、時々思い出して、とか
 私はそんな風に思ったんです。
 

 
 
グチを言いたかったり、弱音を吐きたかったり、
そんな時は、出したら良いのでは?
(もちろん、TPOなどわきまえて)
 
そういう言葉って、どうしたって涌いてきますよね。
それを自分の中でなんとか納めたりしていても、
いつか、別の形で噴出してしまったり…。
 
‘出来た人’は、どうか知らないけれど、
私みたいなニンゲンはね。
 
 
この介護の8年間だって、‘なんでも’聞いてくれる人が周りに居てくれたから
ナントカやれたんです。
 

 

 

 

 

 

 

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『今ごろパフェとか食ってるよ』

2024-05-24 11:30:11 | 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ』jam

 ――今の自分にピッタリの本でした。

2回読みました。

 とっても良かった。

 

 

その中で、自分の心に特に響いたメッセージです。↓

 

<17> 嫌な人や苦手な人がいる
――いい人悪い人は「今の自分にとって」都合のいい人悪い人――
 
<19> 理不尽な目にあって、忘れられない
「多分そいつ 今ごろパフェとか食ってるよ」
なぜか心がスッとする魔法の言葉。
 
<20> 嫌な人への怒りがおさまらない
嫌なやつのために、自分を傷つけたり、同じように嫌なやつになる必要はありません。
――嫌な人のことは、自分のために忘れる――
 
<21> 嫌な人のことをずっと考えてしまう
――嫌な人のことを考えるのは、一緒に住んで家賃を払ってあげてるのと同じ――
 
<26> どうしても許せない人がいる
自分を守る手段の一つとして「あえて許す」ことで楽になれることもあります。
――自分が楽になるために 外の声より、自分の本音――

 

 

<38> 人への思いやりをつい忘れてしまう
一人でいる時も、できるだけ優しい言葉を選んでいく。誰が聞いていなくても、自分の声を毎日聞いている人がいる。それは自分です。お気に入りのカップに「好き」と言ってみる。
優しい言葉を使うことが習慣になれば、別の誰かに対しても自然と優しい言葉をかけられるかもしれません
友だちからもらった優しい言葉を、バトンを渡すように、また別の人に渡す…。
そのバトンがつながって、優しい人が増えていったら、素敵ですよね。
 
  素敵ですよね
 
 

 

 

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賞状の要る部分だけ切り取ってありました

2024-05-21 08:29:26 | 暮らし

無事に四十九日が済みました。

あちらで父は 母と再会して、どんな言葉をかけたでしょう。

「お前、遅かったな」とか? ちょっとニッコリして…。

 

 

茶箪笥の引き出しの整理を、ぼちぼちと一つずつ進めています。
きのうは、母が何でもスッと入れていた、最後の難関です。
 
ほんっとに何でも!
何かの紙、白い部分だけ切って、メモにしようとしていた紙。
それを糸で綴じて、手帳のようにしたもの。
届いたハガキ。faxのやりとり。
父の名刺、一箱。 等など。。
封筒に入った五千円もあった!!
 
そして、賞状を切ったものもあったのです。
父が戦後もらったもので『正八位に叙す』という、要る部分だけ切り取って、キチンと畳んであった☆
確かに賞状そのままでは かさばって保管しにくい。
けど、ここまでするのは、やっぱり‘母’だな、と
   苦笑しつつ頷いた次第。
 
 
 
 
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動作の一瞬一瞬に気を入れて、丁寧に運動すれば

2024-05-15 16:58:55 | 健康・身体

紫蘭(シラン)、そこここでよく見かける花ですが、うつむき加減の上品な姿かたちや、美しい紫の色、とても惹かれます。 

 

母が居た頃は、どうしても介助などで動き回ったり、わたしは不自然な姿勢でも 母にとって必要なことを、となることが多かったと思います。

母が階段を昇る時には、私は下側から母のお尻を押し上げたりとか。

下の世話の…、ま、こういう話は いっか。。

 

とにかく この頃は、すごくラク。ただ、運動不足を感じる。

近所の買い物や通院など、歩いていくのが辛くなったらタイヘン

そこで、長続きする運動をと、まずはNHKの“みんなの体操”をやることに。

‘毎日録画’にして、やったら消す。これで忘れることは無い。

“テレビ体操”よりも簡単で超軽い運動。それでも こういうのだって、伸び伸びと なめらかに 丁寧に と心がけると、結構 効果的だそう。

たとえば踵を上げるところは、チャンと上げて、ふらつかないようにバランスに気を入れる。重心の位置を考える等など。

見本、お手本になるくらいのつもりで一瞬一瞬の動作に気を入れて。

本気でやると気持ちが良い~

 

今んとこ、何週間か続いてますね。

そろそろ“テレビ体操”も取り入れようかしらん。

 

 

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楽しかった気持ちを思い出せるんです

2024-05-10 15:50:22 | 手芸

5/7にエコたわしのことつぶやいて、ちょっと見直してみました。

このblogにアップしたのは、

 2013年6月3日のブログ記事一覧-michi のひとりごと (goo.ne.jp)

 2015年1月6日のブログ記事一覧-michi のひとりごと (goo.ne.jp)

                          などなど。

 

 

 

じつは最近、心がつぶれそうになったり…

 も、カンベンして…

なんてなることが よくあるんですが、

こういうの見ると、楽しかった気持ちが チョッピリ 蘇ってくるんです。

 

 

 

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少しずつでも新しく上塗り

2024-05-09 09:06:08 | TV

ある小さな滝へ通じる石段。苔にまとわれて。

しぶきがすごいんですよ。髪がしっとり濡れてくるほど。

 イオンシャワーです。

 

“虎に翼”の穂高先生、とても素敵で、その人間性に惹かれます。そのモデルは渋沢栄一の初孫だそうですね。

先日、放映の冒頭、穂高先生の卒業生への祝辞に胸打たれました。

 

『長年にわたって染みついたものを変えるというのは容易ではない。

当たり前だと思っていた法律が、習慣・価値観が間違っていると分かっていても受け入れられない。 変えられないのが人間だ。

それでも それを我々は引きはがし、溶かし、少しずつでも新しく上塗りしていくしかない。』

 

それに続いて、

『君たちは、世の中を変えることが出来る若人だと、私は知っている。』だったかと。

 

そう。 世の中だけでなく、職場や地域など小さな組織や集団、すべてに当てはまるように思えてきました。

先人たちは、そうやって変えてきた。良くしてきてくれたんですね。

そして、これからも

  変えていけるんですよね。

 

 

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大好きなものがあったら 動き出せる♪

2024-05-07 07:43:39 | つぶやき

先日観た番組で、歴史家の礒田さんのお話が興味深かった。

もう小学生の頃からの歴史オタクで、「両親は もう 諦めてましたねー」と苦笑されてました。

それが、日本を代表する歴史学者になられたのですから――。

 

 

 ‘ 好き ’ というのは、本当に強い。

さっき聴いた森山直太朗さんの歌の中にも『大好きなものがあったら動き出せる~』みたいなのがあって、頷いている自分に気づきました。

 

         

ひと月前までは、大きな役割があった。母が最期まで できるだけ心おだやかに過ごせるように、自分のやれることをやっていく、という大事なお役目。

それが、消えた。無くなってしまった。

 

今は諸手続きに取り組んで、というか 追われて悪戦苦闘だったり。

それがナントカ終わり、四十九日が済んだら、

家の片付け、整理。これ、大仕事…。

全部整理できたら、どんなにスッキリすることでしょう。でも、そこまで出来なくても、大まかに大体片付いてきたら、平行して――、

アクリル毛糸で、エコたわしを編みたいんです。そういうの、好き。

 

ひと頃 熱中しましたねぇ。

あちこちで編み方を調べ、自分なりにアレンジしたりして、毎晩 夢中になって編んでた。

より使いやすく、より 見た目に心地良くとか 目指して。

(エコたわしって、「カラフルに♪」というのが多いようですが、私は同系色で2色くらいが好き。目立たず、そこに有ってその空間にしっとり馴染んでるようなのがいいかな。)

それを、身近な人にプレゼント、というか、

もらってもらって(人によっては、有難迷惑だったかも?)感想とか、そういう交流が楽しかった。

そんなことから、仕事など やっていく原動力を生み出していけたっけ。

 

  ああ、じっくり落ち着いて、好きなだけ編みたい。

 そんなことが描けてきたら、

    ちょっぴり元気が出てきたような――。

 

 

 

 

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私のふるさとって、どこ?

2024-05-06 15:21:14 | つぶやき

こちらも伊賀上野城。桜、たくさんあって、これは ほとんど白に近い清楚な桜でしたね。 ↓

 

ある番組で、ふと、五木ひろしの『♪誰にも ふるさとが ある~♪』という歌を聴きました。とても良い歌だと思った。

ただ、「私のふるさとって、どこかしら…?」と思いました。

 

私は家の都合で、何度も引っ越した。

兵庫県の同じ市の中で、家族で何度も何度も。

自分の生まれた家を知らない。知っているのは「〇〇町の家」という名前だけ。

4~5番目あたりの家の光景は、記憶があるけど、おぼろげ。そのどちらなのかは…。

 

その後、父は奮闘してやっと家を建ててくれた。あこがれのマイホーム。

なのに、

父の転勤のため、それは2年で終わってしまった。

そして、東京の狭いアパートにひしめき合って暮らすことになりました。

 

10代の多感な時代、8年間。それぞれの敷布団の端を重ねないと敷けなかった。

そんな生活でしたが、母は生活力を発揮し、工夫を重ねてくれました。

たった2つの部屋を、少しでも広く使おうと、家具を移動して何度も模様替え。

部屋の上部。天井までの空間に棚をぐるりと取り付けて、ギッシリと物を納め、目隠しにきれいなカーテンを下げた。(全てミシンで縫って)

ある夏には、猫の額ほどの庭にテーブルを出し、蚊帳を吊って、勉強できるようにしてくれましたね。

 

私のふるさとって、どこ??って時々思うんですが、

母は、私たち子どものことを愛してくれて、今いる ‘ここ’ を 心のふるさとにしようと努力してくれたのかな、って思ったりします。

いや、それとも単に、好きで 趣味的なものだったかも?

 

その後、横浜に越して、子どもたちは それぞれ独立。

母を見送って この家を見渡すと 随所に、母らしいチョットした工夫が見られるんです――。

 

 

 

 

 

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富弘さんが逝ってしまわれた!

2024-05-01 08:27:55 | ふれあい

何年か前の5/1の写真を見ていたら、こんなのが。

伊賀上野城の公園いっぱい、新緑シャワーでした。 ↓

 

 

星野富弘さんが天国へ旅立たれてしまった。

(こちらの記事の方が良いかも。星野富弘さん)

すごいショック…。とても残念でなりません。

富弘さんは、最初の本を出された頃から惹きつけられていました。

出された本や詩画集、その頃は たぶん全て読み、カレンダーは毎年いただいた。

初期の頃は、奇跡というくらい とてもとてもご立派な方で、自分とは遠くかけ離れているけど、憧れのような存在でした。

それが、時と共に、柔らかく丸くなられた感じで、ユーモアがあったりして、より身近な存在に。ウチらにも少し近づいてくださったみたいな。

つい めげそうになる弱い私の、心を支えてくださいました。

 

終わったカレンダーは、とても捨てられなくて とってあります。

あれをまた飾って、毎日 眺めて心の支えにさせてもらおうかしら。

 

富弘さん、本当にありがとうございました。

 お疲れ様でした。

どうぞ天国で

  のびのびと 走り回ってください。

 

 

 

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