ブラジルの懐かしいEさんファミリーからクリスマスカードが届きました。
中にはE兄のお孫さんで、昨年突然礼拝に来てくれたMくんが丁寧に書いてくれた手紙と写真が入っていました。
写真にはE兄が息子さんや娘さん、お孫さん、ひ孫さんたちに囲まれて、90歳のお祝いを受けているところが写っていました。
ところが、手紙を読んでいくと、昨年12月にE兄が召されたとのこと。
あの元気なE兄が・・・
もう16,7年くらい前のことです。
すでに教会に来ていた日系ブラジル人のS兄に頼まれて、5,6人の方を教会に泊めたことがありました。
この教会を足がかりにして、住むところと仕事を探しました。
やがて見つかって、それぞれの仕事に就き、住まいも決まって落ち着きました。
その時の中心的なリーダーだったのがE兄で、何事にも一生懸命でした。
E兄はその後、奥さんと熱心に礼拝に集い、信仰の証しもよく話してくださいました。
奥さんはリュウマチを患っておられましたが、不自由なお体で、魂の奥底からの賛美を歌ってくださいました。
やがてその息子さん家族も日本に来られ、当時小学校の1、2年生くらいだったE兄のお孫さんMくんもご両親、おじいちゃん、おばあちゃんといっしょに礼拝に集うようになりました。
やがて皆さんはブラジルに帰っていかれましたが、毎年クリスマスカードをやりとりしています。
そのMくんが昨夏、突然礼拝にきてくれたのですから、ほんとにびっくりでした。
Mくんは塾で日本語の先生をしているということで、いつも手紙を書く役割を担っているようです。
E姉の方は数年前に召されたようでしたが、今度はE兄が。
信仰の先輩であり、よき足跡を残してくれたE兄。
なんとも残念で、さびしい気がしますが、この地上での働きを終えて、天に帰られたのですから、喜んでお送りしたいと思います。