熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

口述試験

2011-09-18 20:07:49 | Weblog
弁理士論文試験の発表が今週木曜日にあります。
論文試験受験者の皆さんは、口述試験の勉強に精を出していることと思います。

私の口述試験の思い出、勉強方法等を何回かに分けてご紹介します。

私が弁理士試験に合格したのが平成18年です。
前年の平成17年論文試験の自己採点が高く、論文試験合格を確信していたので、論文試験終了から口述試験の勉強を始めていました。

ところが、予想に反して論文試験が不合格となり、翌年の平成18年は短答試験、論文試験の勉強に力が入らず、短答試験は合格基準点を僅かに上回って何とか通過。

論文試験の勉強もそれほど熱心には行わなかったため、自己採点は低く、今年の合格はないだろうと考えて、ニュージーランド旅行に出かけて、論文試験合格発表日の1週間前に帰国するという、半ば諦めの状態でした。

論文試験合格発表当日も知財教育テキストの作成後に開発部門との会議に出席していて、午後3時頃に知財部の受験仲間から「論文試験の結果はどうでしたか?」と聞かれるまで、合格発表のことを忘れていました。

「今年はダメだね」と言いながら、特許庁のHPにアクセスして合格者の受験番号を見ていると、私の受験番号がありました。

ビックリしてもう一度見直し、念のため合格者番号リストをプリントアウトして調べてみると、間違いなく私の番号がありました。

これは大変と、急いで受験機関の口述模試に申込みをしました。
Wは何とか受け入れてもらいましたが、Lは抽選でハズレ、私ゼミの口述模試に潜り込ませてもらい、模試の回数2回を確保しました。

論文試験合格発表から口述試験の勉強を始めることになるわけですが、勉強開始が遅すぎたので、口述試験本番に間に合わせるのが大変でした。

前年の口述試験勉強の貯金と企業における種々の面接での面接官としての経験が役に立ち運良く口述試験に合格しましたが、冷や汗ものでした。

私の経験から言えることは、論文試験の自己採点は当てにならないので、論文試験受験者は早めに口述試験の勉強を始めた方が良いということです。

論文試験に合格しなくとも、口述試験勉強の成果は、翌年の短答試験、論文試験に役立ちますので、決して無駄になることはありません。

明日は、論文試験の具体的な勉強方法をお話します。





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