国民投票で欧州連合(EU)離脱を決めた英国で、争点となった移民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が急増しているそうです。
分断される社会に懸念が高まり、警察は取り締まりの強化に乗り出しました。
英国メディアによると、結果が判明した二十四日以降、ロンドンのポーランド社会文化協会の入り口で差別的な落書きが見つかったほか、英中部の街では「EU離脱 ポーランドのダニどもはいらない」と書かれたカードが家や学校にばらまかれたとのことです。
ツイッター上では、他のEU加盟国出身者らが街で「いつ国に帰るんだ」とののしられたり、学校のトイレに「ルーマニアに帰れ」の落書きがあったりするなど悪質な事例が多数挙がっています。
本当に憂慮すべきことです。
米国でトランプが大統領になったら、同じことが起こるでしょうね。
ヘイトクライムは、民族、宗教間の憎しみを増大させ、世界は一挙に不安定な社会になります。
今、私達は、戦争に向かうのか、平和な世界を築くのか、岐路に立たされています。
賢明な判断をしないといけません。
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